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EVENT

2023.12.21

ゆかりの地で世界観を満喫!企画展「よきかな源氏物語」が嵯峨嵐山文華館にて開催

最古の長編小説『源氏物語』
企画展「よきかな源氏物語」が嵯峨嵐山文華館にて 2024 年 1 月 18 日(木)から 4 月
7 日(日)まで開催されます。
この記事では本展の見どころを紹介します。

日本文学史を語る上で欠かせない人物・紫式部

長谷川宗圜《百⼈一首手鑑 紫式部》/嵯峨嵐山文華館蔵 前期

10 世紀後半、藤原為時の末娘として生まれた紫式部は幼い頃から文学の才能を発
揮し、当時の女性としては異例だった学問に励み、儒教、歴史、漢詩など、様々な書
物を読破しました。
紫式部の才能は文学だけにとどまらず、歌や琴、琵琶の演奏などにも長けていたそう
です。
紫式部は結婚後に子宝に恵まれましたが、わずか 3 年で夫と死別します。
その後、太政大臣だった藤原道長の娘・中宮彰子のもとで宮仕えながら『源氏物語』
を執筆しました。

第 1 章 雅な世界へようこそ

中村⼤三郎《紫式部》 /京都市学校歴史博物館蔵 通期

第 1 章では、まず紫式部の肖像画を紹介。紫式部の人物像に触れていただきます。

藤原定家《小倉色紙 朝ほらけ》 /福田美術館蔵 後期

『源氏物語』の写本を比較・校訂した藤原定家の作品、『源氏物語』を題材とした屏風
絵などの作品を展示し、物語の内容も紹介します。
その中でも、狩野山楽が描いた晩年の秀作、《源氏物語押絵貼屏風》は圧巻です。

狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》左隻/福田美術館蔵 後期

第 2 章 よきかな、源氏物語

第 2 章では『源氏物語』の様々なシーンをモチーフにした日本画を解説付きで紹介し
ます。
江戸中期の狩野派の画家・山本素軒の《源氏物語図屏風》では主人公・光源氏が側
室だった明石の方との間に生まれた姫君に会いにきた様子が描かれているのです
が、明石の方と姫君は嵯峨嵐山文華館の周辺に居住したとされています。

山本素軒《源氏物語図屏風》右隻/福田美術館蔵 通期

また玉圓永信の《源氏五 十四帖図》では、「留守模様」という、人物は描かず、周りの
風景や持ち物・小道具のみで、場面を表現する技法が使われています。

千年の時を超え愛され続ける『源氏物語』

本展は前期・後期と展示替えをして、約 50 点の作品をご紹介します。
また嵯峨嵐山文華館の近くには光源氏のモデルとなったとされる源融の山荘跡「清
涼寺」や光源氏がお忍びで六条御息所を訪ねた「野宮神社」、光源氏が建てた御堂
の北側にあったという「大覚寺」が存在します。

狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》右隻/福田美術館蔵 前期

様々な場面、個性豊かな登場人物たちとの出会いのあとは、『源氏物語』ゆかりの地
を巡ってみてはいかがでしょうか?

展覧会概要

企画展「よきかな源氏物語」
会期:2024 年 1 月 18 日(木)〜4 月 7 日(日)
[前期 1 月 18 日(木)〜3 月 4 日(月)/ 後期 3 月 6 日(水)〜4 月 7 日(日)]
会場:嵯峨嵐山文華館
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 11
開館時間:10:00〜17:00
※2 月 17 日(月)は 15:00 閉館
※入館はいずれも閉館 30 分前まで
休館日:2 月 18 日(日)、3 月 5 日(火)休館、2 月 17 日は 15 時で閉館
入館料:一般・大学生 1,000 円(900 円)、高校生 600 円(500 円)、小・中学生 400
円(350 円)、幼児 無料
※障がい者および介添人 1 名まで 各 600 円(500 円)
※()内は 20 名以上の団体料金

【問い合わせ先】
嵯峨嵐山文華館
TEL:075-882-1111
公式サイト: rel="noopener" target="_blank">よきかな源氏物語

【写真7枚】ゆかりの地で世界観を満喫!企画展「よきかな源氏物語」が嵯峨嵐山文華館にて開催 を詳しく見る
イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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