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EVENT

2022.7.19

【あの名画の中に入り込む!?】没入体験型ミュージアム『Immersive Museum』で新しい美術体験

誰もが知るルノワールやモネ、ドガの名画を全身で体感できる『Immersive Museum』が東京都日本橋、コレド室町5F日本橋三井ホールにてはじまりました。内覧会にお邪魔してきたのでレポートいたします!

『Immersive Museum』とは?

『Immersive Museum』は日本初の没入体験型ミュージアム。最新のテクノロジーで広大な空間の壁面、床面すべてに映像を投影し、絵画の中に入り込むようなこれまでにない新しい美術体験を提供するというもの。第一回目である今回のテーマは“印象派”IMPRESSIONISMです。

『Immersive Museum』の魅力

内覧会では、公式アンバサダーを努める女優の杏さん、『Immersive Museum』監修の早稲田大学教授の坂上桂子さん、『13歳からのアート思考』著者の末永幸歩さんが登壇。トークセッションが行われました。

左から坂上桂子さん、杏さん、末永幸歩さん

監修を担当した坂上さんは「普通の美術館では味わえない空間となっています。通常の美術館とは違い映像技術を使いますので、細部が浮かび上がってきて、細かな部分、普段は気づかない部分に気づけると思います」と、印象派を知る人も知らない人も発見があると解説。

また、幼少期から絵を描くことが大好きで、モデルの仕事で海外に行った際は美術館にも足を運んでいたという杏さんは、「(海外の美術館で)印象派の絵画をはじめて肉眼で見た時に『なるほど』と思ったんですね。(作家が)こういう風景を描きたかったんだと納得することができたのですが、今回はさらに作家側の視点を感じることができた。没入感のある新しいアートだと思いました。

部屋の中にいるのに風さえ感じる、水も触れるような気がしました。筆の毛の一本一本を体験できるような感覚。ここに来ないと味わえない感覚なので、たくさんの方に来ていただきたいです」と魅力を語りました。

各地でアートと社会をつなぐ講義やセミナーを行なっている末永さんは、自分起点のものの見方や考え方を広げる『アート思考』の大切さについてふれ、「子どもは(アート思考を)できているが、大人は常識的なものの見方にしばられてしまう。そこを解放させる体験というのが必要なんだと思う。これは考え方をゆさぶるきっかけとなる展覧会になっていると思う。没入するというのは、ただ巨大な映像の中で過ごすだけではなくて、自分の心を動かす、能動的に対象に出会っていくことが大切だと思う」と話しました。

音と映像による絵画の世界へ

いよいよ体験! 映像は印象派の絵画や画家について様々な角度からアプローチした8つのシーンで構成されています。

シーン1『印象・日の出』から圧倒されました。

モネの名画『印象・日の出』のモネが見たであろう景色を、写真資料などをもとにCGで再現。

景色から絵画へ変化。肉眼の景色の「光」と「色」を画家がどうとらえ表現しようとしたのか、画家の目線になって体感できます。また360度どこを見ても絵画という空間は想像以上に美しく幻想的。床全体も絵画のタッチの水面となりゆらゆらして、まさに絵の中に立っているよう。

シーン3は『印象派の技法』。

まるで画家が筆でなぞっていくように会場を覆っていき、それが遠ざかるにつれ絵画が姿を表します。

印象派の特徴である、絵の具をまぜずキャンバスに色を並べ重ねていくことで色調を表現する技法「筆触分割(ひっしょくぶんかつ)」が体感できる面白い映像です。映像で観るとわかりやすい!

筆者のお気に入りは、シーン5の『絵画の中へ』。

額に飾られた絵画がどんどん近づいてきて、一筆一筆が分解され、眼前に迫ってきます。

二次元だった絵画は奥行きのある三次元に展開され、自分が絵画の中に浮遊して吸い込まれていくような感覚。ずっと観ていたくなるような非日常感を感じました。

その他にも19世紀の印象派展に参加しているようなシーンや、連作絵画の光の移ろいに着眼したシーンなど、約30分の映像は変化し続け目が離せませんでした。印象派の歴史や技法、画家について感覚的に学べるので「絵画って難しい…」と思う方にもおすすめです。

小学生以下には絵本キット(VERYコラボ)のプレゼント

『Immersive Museum』は小学生以下は無料。子どもたちにもっと身近にアートを感じてもらいたいという思いから自由に動き、おしゃべりしてもいい空間となっています。ベビーカーでの入場も可能。

また小学生以下全ての入場者に、雑誌『VERY』コラボの絵本キットが無料配布されます。

自由に物語を作るキットとなっており、付属する印象派絵画のシールを貼ることで、自分だけの絵本をつくることができます。家に帰ってから親子一緒に思い出しながらつくったら会話も弾みそう。

カフェもオープン 「たべる印象派。」も楽しめる

会場の同フロアに併設したオリジナルCafé&Bar「Immersive Museum Cafe」では印象派の作品郡からインスパイアされたドリンクやかき氷、アルコールが提供されます。

こちらはモネの睡蓮をイメージしたゼリードリンク。暑い夏にぴったりの涼やかな色合いは光に透かすととてもきれいです。この色はどう描けば表現できるかな? などと印象派の画家気分で楽しみましょう。

印象派の世界を落とし込んだオリジナルグッズも販売

オリジナルグッズを取りそろえたショップも帰りがけにのぞいてみてはいかが。

おすすめは、モネの『日の出』『睡蓮』『睡蓮の池と日本の橋』をテーマとした琥珀糖。幻想的な色合いが美しいです。その他にもトートバッグやミニタオル、クッキーなど種類も豊富。

これからの暑い季節、屋内なのでお子様連れも安心です。大人も子どもも楽しめる『Immersive Museum』でぜひ新しい美術体験をしてみてください。

『Immersive Museum(イマーシブミュージアム)』
https://immersive-museum.jp/

期間:2022年7月8日(金)~2022年10月29日(土)
場所:東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 5F
日本橋三井ホール
アクセス: 銀座線・半蔵門線「三越前」駅直結
東京メトロ「日本橋」駅から徒歩7分/山手線・中央線・東海道線「東京」駅 日本橋口から徒歩9分
開館時間:開館時間 10:00~21:00(20:20 最終入場)
料金:入場券:大人2,500円(税込)/中学生・高校生・専門学生・大学生1,500円(税込)/小学生以下 無料

※1 小学生以下のお子様のみでの入場は不可。必ず保護者の方の同伴が必要です。
※2 保護者お1人様に対して小学生以下のお子様は最大3名様までご同伴可。 必ずお子様の本人確認書類をお持ちください(健康保険証など)。
※3会場内が暗い空間の為、安全管理の観点で保護者の方お1人につき小学生以下のお子様は3名まで。
例:小学生以下のお子様を5名お連れの場合は、保護者が2名、小学生以下のお子様を7名お連れの場合は、保護者が3名必要。

moca

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絵本やインスタレーションアート系の展示が好きなデザイナーです。趣味は街中の銅像探し。
藤子・F・不二雄先生を大尊敬しています。その他好きなアーティストはミヒャエル・ゾーヴァさん、馬場のぼるさん、三沢厚彦さんなど。

絵本やインスタレーションアート系の展示が好きなデザイナーです。趣味は街中の銅像探し。
藤子・F・不二雄先生を大尊敬しています。その他好きなアーティストはミヒャエル・ゾーヴァさん、馬場のぼるさん、三沢厚彦さんなど。