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LIFE

2023.6.2

アートの色がお部屋に与える影響とは?色別で選ぶアートの飾り方

色には心理作用をもたらす働きがあります。ファッションやインテリアの参考にすることがあるのではないでしょうか。

お部屋に飾るアートも、色によって飾る場所を考えてみませんか?

色の心理作用

Image by Free Photos from Pixabay

わかりやすい色の心理作用と言えば、下記のようなものがあります。

青色:誠実、知的
赤色:活力、情熱
緑色:リラックス、調和
黄色:明るさ、無邪気

住んでいる環境や地域によりイメージが異なることがあるため、すべての人に当てはまるわけではなさそうですが、おおむねこのイメージを思い浮かべる人が多いのでは。

ちなみに研究により、色は五感を刺激することもわかっているそうです。

普段何気なく見ている飲食店の内装やロゴマークには食欲増進を促す色が使われていたり、工事現場には黄色と黒色で注意を促す標識が置いてあったりと、あらゆる色の心理作用が世の中に溢れていますよね。

アートも同様に、それぞれの色の作用に合わせて飾る場所を決められれば、生活に嬉しい効果が得られるかもしれません。

青色のアートにはお部屋を大きく見せる効果が

青色には誠実、知的に感じさせる作用があります。それ以外にも、集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせたりする効果があるため、仕事部屋や寝室には青色のアートを飾るのがおすすめです。


(Laura Browning / Stay Awhile)


ほかにも、ブルーをはじめとした寒色には「お部屋を広く見せる」効果も。これは寒色が収縮色と呼ばれる色群のためで、その名の通り実際よりも小さく見えます。逆に赤をはじめとした暖色は、実際よりも大きく見えることから、膨張色と呼ばれています。

よく同じ大きさの図形が異なる大きさに見える画像がありますが、これも膨張色と収縮色の作用によって起こる錯覚を利用しています。

お部屋も大きく広く見せたい方は、家具のレイアウトのほかにも、アートを利用してみてはいかがでしょうか。

頑張りたいときには赤色のアートで活力を

活力や、情熱などの心理作用がある赤色。赤色を取り入れれば元気になれるだけではなく、個性的なお部屋にすることができます。

そのため勉強部屋や作業部屋など、頑張りたいときにアートから活力をもらえるお部屋に取り入れるのはいかがでしょうか。

(Rosalie Prussing / Lava Lake)

一方で、先ほどもご紹介したように赤色は膨張色でもあるため、お部屋の狭さに悩みを持っている場合にはおすすめできません。

しかし、なかなか家具としてインテリアに取り入れるには難しい印象がある赤色も、アートであれば差し色として活用しやすくなります。少し冒険してみたい方は取り入れてみてはいかがでしょうか。

緑色のアートでリラックスできるお部屋に

緑色には安らぎや調和などの心理作用があり、リラックス効果があります。その上、疲労を回復してくれる効果もあり、緑色を見ると目が良くなるなんて話を聞いたことがある方もいるのでは。

緑色のアートは、おうちの中で癒やされたい場所である、リビングや寝室に飾るのがおすすめです。

(Peanuts / Woodstock Green)

緑色のアートを観葉植物と合わせて、さらなるリラックス効果も。

ちなみに緑色も青色と同様、収縮色なのでお部屋を広く見せてくれます。大きめでも圧迫感が出にくいのは嬉しいですね。

子ども部屋に黄色いアートを飾って明るさをプラス

明るさや無邪気といったイメージのある黄色は、元気になれる心理作用があります。好奇心旺盛なイメージもあるため、子ども部屋に取り入れてみるのはいかがでしょうか。

Photo by Arnold

白色のインテリアと合わせることで、お部屋全体が明るい印象になります。反対にかっこいい印象のお部屋にしたい場合は、黒やグレーなどモノトーンのインテリアと合わせてみると、明るい印象から落ち着いた印象に変わります。

黄色は明度や彩度によって表情が一気に変わるため、どんなお部屋作りをしたいかによって、色味を調整してみてください。

額の色にも注目

アートは額を付けることで、アートらしさが一段とあがります。より深くアートの世界に飛び込みたい方は、額の色にこだわってみるのはいかがでしょうか。

こちらの写真に写っている2つの額は、同じ木目額の色違いです。違った雰囲気を演出したい場合でも、同じ種類の額にすれば統一感が出ます。

お部屋に物足りなさを感じている場合や、もう少しこの色を足したいと感じた場合は、額の色にも注目することがポイントです。

アートでお部屋にアクセントカラーをプラス

アクセントカラーとして取り入れやすいアート。家具では挑戦しにくい色でも、アートであれば気軽にプラスできます。

アートでお部屋をもっと好きな場所にしたい! という方におすすめのアートギャラリー、「エドム」と「ocean Day」をご存じでしょうか。

エドムはディズニーやスヌーピーのアート、ocean Dayでは海をテーマにした世界中のアートを取り扱っており、今回ご紹介したような色が魅力的なアートもたくさんあります。

気になる方は下記のギャラリー情報からチェックしてみてくださいね。

ギャラリー情報

エドム各店HP:https://www.edom.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/gallery.edom/
ocean Day各店HP:https://www.oceanday.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/oceanday_gallery/
エドムオンラインショップ:https://shopping.edom.co.jp/

【写真6枚】アートの色がお部屋に与える影響とは?色別で選ぶアートの飾り方 を詳しく見る
ビビ

ビビ

美術大学彫刻コースを卒業後、アートギャラリーで働いています。粘土を触ったり、ものをつくること、動物や自然が好きです。

美術大学彫刻コースを卒業後、アートギャラリーで働いています。粘土を触ったり、ものをつくること、動物や自然が好きです。

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