NEWS
2023.1.4
ポケモンと工芸の「かがく反応」に注目!「ポケモン×工芸展 ー美とわざの大発見ー」
ポケモンと工芸、正面切って出会わせたとしたらどんな「かがく反応」が起きるだろう。この問いに人間国宝から若手まで20名のアーティストが本気で挑みます。
©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
一見意外な組み合わせですが、案外この2者、共通項が少なくないことに気がつくはずです。たとえば工芸の原材料や製造工程のエネルギーを挙げてみれば土や草や金属や、水に炎に電気など、そのままポケモンのタイプといっても通用するかのよう。
満田晴穂 《自在ギャラドス》 2022年 個人蔵 ©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 撮影:斎城卓
さらにはわざを磨いたり、育てたり、収集や交換といったシステムも工芸にかける作り手や愛好者の想いと重なるところが多いですよね。
ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。進化や通信、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたち。
かけ算パワーで増幅した美とわざの発見を存分に楽しめる展覧会です。
展示構成をチェックしよう
①すがた ~迫る!~
吉田泰一郎 《サンダース》 2022年 個人蔵 ©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 撮影:斎城卓
工芸のわざがポケモンたちを思いがけない物質のなかから呼び起こした。フォルムはもちろん、皮膚や毛並み、しぐさに表情、気配や出現の様相まで、ここに生息するポケモンたちは妙に新鮮。出会いの瞬間にそなえて五感を研ぎ澄まそう。
②ものがたり ~浸る!~
福田亨 《雨あがり》 2022年 個人蔵 ©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 撮影:斎城卓
ポケモンの世界観に工芸が挑戦した。進化や交換のワクワク感。旅の舞台へのあこがれ。そしていつもは固唾をのんで見守るだけだったわざのインパクト。ゲームの登場人物の気持ちになって体験しよう。
③くらし ~愛でる!~
桂盛仁 《帯留・ブローチ ブラッキー「威嚇」「眠り」「立ち姿」》 2022年 個人蔵 ©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 撮影:斎城卓
工芸は生活のさまざまなシーンをよりよく、美しく整え、活力を与えてくれるもの。その機能や装飾のマナーに今度はポケモンたちが挑戦した。うつわや着物を舞台に活躍するポケモンたちを目で追いかけながら日々を慈しむ感覚を養って豊かな明日へとつなげよう。
展覧会概要
今井完眞 《フシギバナ》 2022年 個人蔵 ©2022 Pokémon. ©1995-2022Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. 撮影:斎城卓
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし5/1は開館)、5/14(日)
会場 :国立工芸館 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-2
観覧料:一般900円(600円・800円)/大学生500円(350円・450円)/高校生300円(200円・250円)
*()内は20名以上の団体料金・割引料金の順で記載。
*オンラインによる事前予約もあり。
*中学生以下、障害者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料。
*いずれも消費税込。
主催 :国立工芸館、NHKエンタープライズ中部、読売新聞北陸支社
特別協力:株式会社ポケモン
制作協力:NHKプロモーション
後援 :北國新聞社
https://www.momat.go.jp/cg/exhibition/pokemonxkogei/
画像ギャラリー
あわせて読みたい
-

NEWS
2026.10.05
【2026年10月のおすすめ展覧会5選】アール・デコの邸宅で出会うマリメッコから、ターナーと現代美術の対話まで。東京で見ておきたい展覧会。
はろるど
-

NEWS
2026.08.31
【2026年9月のおすすめ展覧会5選】レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作から知られざる宮中晩餐会の世界まで。この秋、東京で見たい多彩な美の世界。
はろるど
-

NEWS
2026.08.14
【2026年8月のおすすめ展覧会5選】華麗なる王妃のスタイルから、東アジアのやきもの、琉球の民藝まで。この夏、東京と近郊で出会う美術と工芸。
はろるど
-

NEWS
2026.07.08
【2026年7月のおすすめ展覧会4選】カンディンスキー、レンブラント、まなざしの奇跡からうつわの美へ。夏に訪れたい注目展覧会
はろるど
-

NEWS
2026.05.04
【2026年5月のおすすめ展覧会5選】若冲の初公開作から安西水丸の世界、そしてゴッホ《夜のカフェテラス》まで
はろるど
-

NEWS
2026.03.31
【2026年4月のおすすめ展覧会5選】知られざるヴァルザーから、日本画の新しい表現に挑んだ紫紅、そして蘇る江戸の魅力まで。
はろるど
このライターの書いた記事
-

LIFE
2026.10.17
【名古屋】“美術館に泊まる”「THE TOWER HOTEL NAGOYA」、東海のアートと食に浸る宿泊プランが旅行メディア「旅色」で販売開始
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.10.16
【川崎】窓に描けて、水で消せる。キットパスの祭典「パスフェス2026」11月8日開催。やまなみ工房×日本理化学工業のクロストークも
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.10.15
【東京国立博物館】夜の庭園で“禅”にひたる。紅葉ライトアップと3000本の彼岸花「ZEN NIGHT TOKYO」開催
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.10.11
東京都庭園美術館で「リトアニアの手仕事」展が開催。アール・デコの館で出会う、愛と祈りのかたち
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.10.10
【新宿】働く人の本音に寄り添う、イラストレーター・ナカイ タマキの企画展「とろろ ―吐露ろ、とろけよう―」10月21日まで
イロハニアート編集部
-

LIFE
2026.10.09
お菓子缶に、光源氏からの花の贈り物。16種類の花をガラス絵で描いた『源氏物語缶』が特別展『源氏物語 王朝のかがやき』会場限定で登場
イロハニアート編集部

アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
イロハニアート編集部さんの記事一覧はこちら
