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2022.2.22

モフモフの躍動感に癒される~! 猫が愛くるしい名画3選

愛くるしいキュートな猫。見ていて癒やされますよね。そんな猫ですが、昔の巨匠画家達も猫をモチーフに様々な作品を描いています。平面画でありながら、猫の動きが臨場感抜群! 猫アート好きの筆者がオススメしたい猫の名画を3つご紹介します。

1.ルノアール『猫を抱く女性』

ルノアール『猫を抱く女性』Woman with a Cat, c. 1875

印象派を代表する画家のひとり、ピエール=オーギュスト・ルノワール。その色彩表現に魅了される人も多いはず。そんなルノアールの作品『猫を抱く女性』。モフモフを抱く女性の幸せそうな表情といったら! そして猫の絶妙な表情にも注目です。


Woman with a Cat, c. 1875 (猫を抱く女性)
Auguste Renoir(オーギュスト・ルノワール)
oil on canvas(キャンバスに油彩)

2. ヘンリエッタ・ロナー=クニップ『ピアノレッスン』

ヘンリエッタ・ロナー=クニップ『ピアノレッスン』Henriëtte Ronner-Knip, Public domain, via Wikimedia Commons

オランダの女性画家、ヘンリエッタ・ロナー=クニップの作品。親猫と子猫のいたずらの様子はまるで童話やアニメーションのワンシーンのよう。「猫ふんじゃった♪猫ふんじゃった♪」といった情景を油絵ならではのタッチで堪能できます。


The Piano Lesson (De pianoles) 1890 – 1897(ピアノレッスン)
Henriëtte Ronner-Knip(ヘンリエッタ・ロナー=クニップ)
Oil on panel(パネルに油彩)

3.歌川広重(二代目)『紐で遊ぶ白猫』

3.歌川広重(二代目)『紐で遊ぶ白猫』A White Cat Playing with a String, 1863

『東海道五十三次』の代表作や、ゴッホやモネなどの西洋の画家に影響を与えたことで知られる歌川広重。その弟子である二代目歌川広重(歌川重宣、喜斎立祥)は、美人画や風景画の傍ら、こんなユニークな作品も残していました。

江戸時代の猫様が「紐で遊ぶのは楽しいなぁ~!」とお茶目なポージング。初代の画風を受け継ぎながら、大胆な構図も魅力のひとつ。浮世絵好き、そして猫好きにはたまらない名画です。


A White Cat Playing with a String, 1863(紐で遊ぶ白猫)
Utagawa Hiroshige II(二代目 歌川広重)
Woodblock print; ink and color on paper(木版画、錦絵)



猫の日は、愛くるしい猫アートを愛でて癒やされてみてはいかが。

【写真3枚】モフモフの躍動感に癒される~! 猫が愛くるしい名画3選 を詳しく見る
エリーニ(erini)

エリーニ(erini)

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踊って漫画を読んでいるのが至福のとき。時折お絵描き。ウェブニュース媒体で記者をしています。
好きなアート作家は中島千波、ノーマン・ロックウェル、メアリー・ブレア等。

踊って漫画を読んでいるのが至福のとき。時折お絵描き。ウェブニュース媒体で記者をしています。
好きなアート作家は中島千波、ノーマン・ロックウェル、メアリー・ブレア等。

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