EVENT
2025.3.6
【10万円のうまい棒!げんだいびじゅつ味】松山智一展 FIRST LAST現代アートの衝撃と魅力。BE@RBRICKコラボも!
松山智一の東京初となる大規模個展「FIRST LAST」が、2025年3月8日(土)から麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催されます。本展では、日本初公開となる大規模作品を含む約40点が展示され、松山のアート世界を存分に堪能できます。
本展では、国民的な駄菓子「うまい棒」、世界的な人気を誇るクマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK」とコラボレーションした注目作が展示されます。
目次
現代アート界の異端児、松山智一(Tomokazu Matsuyama)とは?
ニューヨークを拠点に活動する現代美術家、松山智一(まつやま ともかず)。彼の作品は、東西の文化、古代と現代、具象と抽象といった相反する要素を融合させ、独自の視点で現代社会を映し出します。その作品は、鮮やかな色彩と大胆な構図で見る者を圧倒し、世界中のアートファンを魅了しています。
そんな松山智一の東京初となる大規模個展「FIRST LAST」が、2025年3月8日(土)から麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催されます。本展では、日本初公開となる大規模作品を含む約40点が展示され、松山のアート世界を存分に堪能できます。
Tribute + Collaboration企画とは?
本展のサテライト企画として、松山智一が様々なジャンルのクリエイターと協業した「Tribute + Collaboration」作品が展示・販売されます。この企画は、現代アートの枠を超え、ファッション、食、音楽、玩具など、幅広い分野で活躍する表現者たちとの刺激的なコラボレーションを実現しています。
この度、Tribute + Collaboration作品の第二弾として、誰もが目にしたことがある、国民的な駄菓子「うまい棒」と松山智一が共同開発し、食を主題にアート作品を発表。さらに、第三弾として、東京を拠点にフィギュアなどの企画・販売を行うメディコム・トイ社が手掛け、世界的な人気を誇るクマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK」と松山智一の最新コラボレーション作品を発表します。
衝撃!10万円のうまい棒「げんだいびじゅつ味」とは?
「Tribute + Collaboration」作品の第二弾として発表されたのが、なんと国民的な駄菓子「うまい棒」とのコラボレーションです。しかし、ただのうまい棒ではありません。その味もなんと《げんだいびじゅつ味》。
価格はなんと1本10万円! 発売当初の価格の1万倍という衝撃的な価格設定です。特別な加工は一切なく、あるのは「現代美術」というコンセプトのみ。しかも、50個限定という希少性も相まって、アート界に大きな波紋を呼んでいます。
BE@RBRICKとのコラボレーションも見逃せない!
「Tribute + Collaboration」作品の第三弾として、メディコム・トイ社の「BE@RBRICK」とのコラボレーションも実現しました。
東京を拠点にフィギュアなどの企画・販売を行うメディコム・トイ社が手掛け、世界的な人気を誇るクマ型ブロックタイプフィギュアBE@RBRICK。アートと商業性の接点について思考を巡らす松山智一は、本展において最新シリーズ「First Last」の代表作《Passage Immortalitas》(2024)のイメージをあしらったBE@RBRICKで、2010年以来二度目のコラボレーションを実現します。
BE@RBRICK TM & © 2001-2025 MEDICOM TOYCORPORATION. All rights reserved. <FRONT/100%>
BE@RBRICK TM & © 2001-2025 MEDICOM TOYCORPORATION. All rights reserved. <FRONT/400%>
BE@RBRICK TM & © 2001-2025 MEDICOM TOYCORPORATION. All rights reserved. <BACK/100%>
BE@RBRICK TM & © 2001-2025 MEDICOM TOYCORPORATION. All rights reserved. <BACK/400%>
《Passage Immortalitas》(2024)
《Passage Immortalitas》の人物描写は、ルネサンス期の巨匠ボッティチェリの名作《チェステッロの受胎告知》(1489)を参照した制作されています。しかし、背景にはポテトチップスの空き袋やハローキティなど、現代的な要素が散りばめられた作品です。
中央の二人は、いわゆる「受胎告知」のシーンで大天使ガブリエルが聖母マリアに、受胎を告知する瞬間(=キリストの到来のはじまり)を表しており、美術史の中でも多くの芸術家が向き合ってきた聖書のシーンを描いています。
松山智一《Passage Immortalitas》 2024 H267 x W470 cm Acrylic and mixed media on canvas
■商品概要
価格:24,200円(税込)※個数限定
展示・販売会場:麻布台ヒルズ ギャラリー スペース(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1階)
販売方法 :麻布台ヒルズ ギャラリー スペースにて販売 ※詳細は追ってWEBサイトにて公開予定
*Tribute+Collaboration作品の購入には本展のチケットが必要です。
*数量が限られているため、販売方法に制限を設けさせていただく場合がございます。
WEBサイト
作家プロフィール
松山智一 MATSUYAMA Tomokazu
現代美術家。1976 年岐阜県生まれ、ブルックリン在住。絵画を中心に、彫刻やインスタレーションを発表。アジアとヨーロッパ、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素を有機的に結びつけて再構築し、異文化間での自身の経験や情報化の中で移ろう現代社会の姿を反映した作品を制作する。バワリーミューラルでの壁画制作(ニューヨーク/米国、2019 年)や、《花尾》(新宿東口駅前広場、東京、2020 年)、《Wheels of Fortune》(「神宮の社芸術祝祭」明治神宮、東京、2020 年)など、大規模なパブリックアートプロジェクトも手がけている。
近年の主な展覧会に、「Mythologiques」(ヴェネツィア/2024 年)、「松山智一展:雪月花のとき」(弘前れんが倉庫美術館/2023 年)「MATSUYAMA Tomokazu: Fictional Landscape」(上海宝龍美術館/2023 年)がある。2025 年2 月までパリのルイ・ヴィトン財団でも作品を発表している。
開催概要
展覧会名:松山智一展 FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP
Tomokazu Matsuyama FIRST LAST supported by UNIMAT GROUP
会期:2025年3月8日(土)~5月11日(日) 会期中無休
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
開館時間:月・火・水・木・日 10:00~18:00(最終入館17:30)金・土・祝前日 10:00~19:00(最終入館18:30)
主催:松山智一展 FIRST LAST 実行委員会
特別協賛 :ユニマットグループ
協賛:インベストメントプロパティコンサルタンツ、ジャヌ東京、ジンズホールディングス、南山堂ホールディングス、Moonshot
協力:MATSUYAMA STUDIO
キュレーター:建畠晢(美術評論家)
問い合わせ:azabudaihillsgallery@mori.co.jp
アクセス:東京メトロ日比谷線「神谷町駅」5番出口直結、東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」4番出口徒歩8分
公式Instagram
公式X
引用元:@FIRSTLAST2025
松山智一展 FIRST LAST
引用元:展覧会公式サイト
チケット料金(税込)
会期前(~3/7) | 会期中(3/8~) | 会期中(3/8~) | |
早得チケット | オンラインチケット | 窓口チケット | |
一般 | 1,900円 | 2,200円 | 2,400円 |
専門・大学・高校生 | 1,400円 | 1,700円 | 1,900円 |
4歳~中学生 | 900円 | 1,100円 | 1,300円 |
4歳未満 | 無料 | 無料 | 無料 |
*すべて音声ガイド付き
*早得チケット取り扱い窓口:フジテレビダイレクト・ローソンチケット
*オンラインチケット取り扱い窓口:麻布台ヒルズ ギャラリー専用オンラインサイト・フジテレビダイレクト・ローソンチケット
*店頭購入:セブンイレブン、ローソン
*団体割引販売|15名以上の場合は団体割引あり。詳細は事前に麻布台ヒルズ ギャラリーへお問合せください
*その他、チケット購入に関する<注意事項>は、展覧会公式サイトに掲載しています
平日窓口チケット限定インスタフォロー割
一般/2,100円 専門・大学・高校生/1,600円 4歳~中学生/1,000円
本展公式インスタグラムをフォロ-いただくと、割引価格で入館いただけます。(平日・窓口販売のみ)ご希望の方は当日麻布台ヒルズ ギャラリーインフォメーションカウンターにて、「松山智一展 FIRST LAST」のインスタフォロー画面をご提示の上、ご購入ください。
公式Instagram

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