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EVENT

2025.12.4

【東京・西麻布】モフモフで自由な猫の哲学。マレーシアの人気作家カムウェイ・フォン個展が開催

圧倒的な密度と質量を持ったモフモフな猫たちが東京にやってきます。

マレーシア出身のアーティスト、カムウェイ・フォン(Kamwei Fong)の個展「I don’t care what you think about it」が、2025年12月12日(金)より東京・西麻布のCALM & PUNK GALLERYにて開催されます。

極上のモフモフ感を持つ自由な猫の世界を感じる

《Bonding No.2 》 Courtesy of Kamwei Fong《Bonding No.2 》 Courtesy of Kamwei Fong

黒のミクロ顔料インクのみを使用し、気が遠くなるような無数の細い線を重ねて描かれるカムウェイ・フォンの作品。本展は、日本では過去最大規模の出展数となり、彼が長年探求してきた「The Furry Thing(モフモフの生きもの)」シリーズの原画を間近で目撃できる貴重な機会です。

黒インクの集積が生む「息づかい」と「体温」

《Bonding No.4》Courtesy of Kamwei Fong《Bonding No.4》Courtesy of Kamwei Fong

《Kitty No.24》Courtesy of Kamwei Fong《Kitty No.24》Courtesy of Kamwei Fong

カムウェイ・フォンの作品の最大の特徴は、そのテクスチャーにあります。

デジタル画面越しに見ても伝わる「モフモフ感」ですが、原画を前にした時の衝撃は別格です。一本一本の線は極めてミニマルでありながら、それらが数千、数万と重なり合うことで、まるでそこに体温を持った生き物が鎮座しているかのような質量感が生まれます。

使われているのは黒のインクのみ。色彩に頼らず、線の密度と余白のバランスだけで、柔らかい毛並みの手触りや、筋肉の動き、そして静謐な空気感までをも表現しています。近くで見れば緻密な線の集合体、離れて見れば温かい命の塊。その視覚的なマジックは、鑑賞者を静かに、しかし強力に作品世界へと引き込みます。

「なんて思われても気にしない」猫という生き方への敬意

《Kitty No.59》Courtesy of Kamwei Fong《Kitty No.59》Courtesy of Kamwei Fong

本展のタイトルは「I don’t care what you think about it(なんて思われても気にしない)」。
これはアーティストが猫たちに抱く、深い敬意と共感から生まれたコンセプトです。

展示される猫たちは、決して人間に媚びていません。
「世界は自分のために回っている」「注目なんて求めなくても、みんなが見ている」
そんな絶対的な自信とエゴ(自我)を宿した瞳や背中は、私たち人間に「もっと自由でいいんだ」ということを思い出させてくれます。

アーティストステートメントにある言葉が、その世界観を象徴しています。

アーティストステートメント

「I don’t care what you think about it. 」

ぼくが世界の中心。
だって、この小さな世界はぼくのまわりを回ってる。

わざわざ注目なんて求めない。
最初からみんなぼくのこと見てるでしょ?

命令? 無理無理。
聞こえないふりするの、得意だから。

やりたいときに、やりたいことをやる。
それが猫の生き方。

好き嫌いが多い? そうだよ。
気まぐれ? もちろん。
でも、それがぼくの魅力なんだ。

君の大事なラグの上で吐いちゃっても、悪気はない。
そのとき気分がそうだっただけ。

君のものを転がして壊しても、すぐ飽きるし。

16時間寝てても、部屋で一番すごいのはやっぱりぼく。

会いたくなったら、こっちから行くよ。
でも君からは来ないで。
いま“尊い存在”でいる途中なんだ。

偉大な猫には、でっかいプライドがある。
それを隠すなんてもったいない。
冠みたいに堂々とつけてるのさ。

だって、それがぼくを特別にしてるんだから。

人生? そりゃもちろん、ぼく中心。

わがまま? いいや、合理的。
世界は、曲がらないやつの方に勝手に曲がるんだ。

人は“ほどほど”を目指すけど、
ぼくは何もしなくても、欲しいものは全部手に入る。

それが猫。
それがぼく。

合理的で、わがままで、とてつもなく愛おしい。カムウェイ・フォンが描くのは、表層的な可愛らしさではなく、独立した精神を持つ「個」としての動物の姿なのです。

遊び心あふれる展示空間と、日本で購入できる貴重なチャンス

今回の個展では、作品そのものだけでなく、空間構成も見どころの一つです。「猫たちの視点」をテーマにした遊び心ある配置が取り入れられており、ギャラリーに足を踏み入れた瞬間から、気まぐれな猫たちの領域に迷い込んだような感覚を味わえるでしょう。

また、本展は人気アーティストの原画作品を購入できるまたとないチャンスでもあります(一部作品はオンラインでも販売予定)。自宅に「媚びない猫」のアートを迎えることで、日々の暮らしに静けさと、少しの勇気をもらえるかもしれません。

世界中の愛猫家とアートファンが注目するカムウェイ・フォンの世界。
“線”が紡ぎ出す究極の毛並みと、自由気ままな彼らの魂に触れに、ぜひ西麻布へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

展覧会概要

《Bonding No.2 》展示イメージ《Bonding No.2 》展示イメージ

カムウェイ・フォン(Kamwei Fong)個展
「I don’t care what you think about it. 」

【会期】 12月12日(金)− 12月21日(日)
【時間】13:00 ~ 19:00
※12月15(月)、16(火) アポイントメント制にてオープン可
【場所】CALM & PUNK GALLERY 
【住所】〒106-0031 東京都港区西麻布1-15-15

アーティスト情報

カムウェイ・フォン(Kamwei Fong)

Kamwei Fong Artist Portrait, Courtesy of Kamwei FongKamwei Fong Artist Portrait, Courtesy of Kamwei Fong

マレーシア出身のアーティスト。黒のミクロ顔料インクのみを用い、無数の細い線で動物たちの毛並みや質量を描く、ミニマルで詩的な線描表現が特徴。

2009年に始まった代表作「The Furry Thing」シリーズでは、猫を中心とした“ふわふわの生きもの”を描き続け、柔らかさの奥に潜む静けさや自我、気配を繊細にとらえている。

作品は国際的に高く評価され、Salon des Beaux Arts(パリ)、Art Expo Malaysia、BAMA(釜山)、ソウルのNEXT MUSEUMなどで発表。出版では、イタリア Becco Giallo による『The Furry Thing』、米国 Levine Querido から絵本『Shibu’s Tail』を刊行し、各国のメディアで取り上げられ注目を集めている。現在は日本、アメリカ、韓国、ヨーロッパ各国のショップやギャラリーで作品や書籍を展開。

本件に関するお問い合わせ 

ガスアズインターフェイス株式会社
担当:太田 
Email: cs@gasbook.net
住所:東京都港区西麻布1-15-15
公式サイト
Instagram

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イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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