EVENT
2026.6.4
歩いて巡る芸術体験。第一回 前橋国際芸術祭 2026 開催!全貌公開&注目のアーティストを紹介
「第一回 前橋国際芸術祭 2026」の最大の特徴は、前橋市中心市街地の約500メートル四方というコンパクトなエリアに、凝縮されたアート体験が詰まっている点です。
テーマは「めぶく。Where good things grow.」。前橋市が進めてきた民間主導の都市再生ビジョンに呼応し、街そのものを展示場に見立てています。
目次
「めぶく。」街・前橋が舞台。歩いて巡れる“ウォーカブル”な芸術祭
メイン会場となる市立美術館「アーツ前橋」を中心に、藤本壮介氏が設計した「白井屋ホテル」や、平田晃久氏による「まえばしガレリア」、さらに空きビルや商店街のアーケードまでが作品の舞台となります。世界的な建築家が手掛けた現代建築群を眺めながら、徒歩で作品を巡る贅沢な時間は、この芸術祭ならではの醍醐味です。
世界が注目するアーティストが集結。豪華ラインナップを紹介
本芸術祭には、国内外から約70組のアーティストが参加します。特に注目すべき4つのハイライトをご紹介します。
川俣正:街に溶け込む巨大プロジェクト
世界的なアーティスト、川俣正氏は、街路樹に小さな小屋を設置する《Tree Huts》プロジェクトを展開。アーツ前橋正面のケヤキや、東和銀行本店の広場に、市民参加型のワークショップを経て制作された作品が登場します。街の風景を鮮やかに更新するパブリックアートは必見です。
マルタン・マルジェラ:ファッションからアートへの転生
ファッション界の伝説、マルタン・マルジェラがアーティストとして参加。九段ハウスや京都での展示を経て再構成された本展では、絵画、大型彫刻、映像などを通じ、日常に潜む「不在」や「痕跡」を鋭く描き出します。
蜷川実花 with EiM:廃ビルに吹き込まれる生命の輝き
写真家・映画監督の蜷川実花氏が率いるクリエイティブチーム「EiM」は、銀座通りの「ハウゼビル」で新作を発表。かつての賑わいの記憶を残す場所に、光彩色で彩られた生命のサイクルが立ち上がります。
アレクサ・クミコ・ハタナカ:伝統と現代の邂逅
第61回ヴェネチア・ビエンナーレにも選出された新鋭、アレクサ・クミコ・ハタナカ氏。前橋での滞在制作を通じて、手漉き和紙を用いたテキスタイルや彫刻を発表します。土地の風土に呼応した最新作に期待が高まります。
アートだけじゃない!音楽・演劇・ガストロノミーの融合
「第一回 前橋国際芸術祭 2026」は、現代アートの展示だけでなく音楽・演劇・ガストロノミー(食)・マーケットといった多様な表現が街のあちこちで交差する、まさに五感をフル活用して楽しむ都市型フェスティバルです。
ここでは、本芸術祭の奥行きをさらに深める注目のプログラムを詳しくご紹介します。
【音楽】伝説的ミュージシャンが集結。廃ビルを舞台にした「オープニングライブ」
芸術祭の幕開けを象徴する音楽プログラムが、9月19日から3日間にわたり開催されます。舞台となるのは、銀座通りに佇むゴールドのタイルが印象的な廃ビル「ハウゼビル」です。
クリエイティブコーダーの田所淳氏らによるプロデュースのもと、ジム・オルーク、カール・ストーン、クリストフ・シャルルといった世界的なミュージシャンが前橋に集結。かつてのデトロイトやベルリンのように、打ち捨てられた空間を電子音楽の実験場へと変貌させます。大規模再開発が進む街のノイズと、最先端のデジタルサウンドが融合する特別な3夜は、音楽ファンならずとも見逃せない体験となるでしょう。
【演劇】戦災遺構で紡がれる「記憶と言葉」。藤田貴大による公演
10月31日・11月1日には、演劇作家・藤田貴大(マームとジプシー)によるリーディングライブ『koe oto note』が上演されます。会場は、前橋空襲の記憶を今に伝える戦災遺構「旧安田銀行担保倉庫」です。
前橋にルーツを持つ藤田氏が、俳優の青柳いづみ、ミュージシャンの原田郁子(クラムボン)と共に、土地に眠る痕跡や歴史をヒアリングし、作品として昇華させます。歴史の重みを感じさせる煉瓦造りの空間で、私たちの「過去・現在・未来」をつなぐ声と音が響き渡ります。
【ガストロノミー】「食はアートになり得るか?」美食評論家・浜田岳文が仕掛ける
本芸術祭の大きな挑戦の一つが、食を文化や芸術の領域として捉える「ガストロノミー」プロジェクトです。世界128カ国を巡る美食評論家・浜田岳文氏がキュレーターとなり、国内外の気鋭シェフたちと「Food as Art?」を提起します。
藤本壮介氏や永山祐子氏といったスターアーキテクトが手がけた現代建築を舞台に、前橋の風土を再解釈した食体験を提供。単に美味しいだけでなく、五感すべてを通じて「表現としての食」を味わう、これまでにない芸術体験が用意されています。
【マーケット】アートを日常に持ち帰る。商店街に出現する公式マーケット
芸術祭を「鑑賞する場」から「出会い、選び、持ち帰る場」へと拡張するのが、公式アートマーケット「MAEBASHI ART MARKET」です。
エイベックス・クリエイター・エージェンシーによる「MEET YOUR ART」がプロデュースを担当し、前橋の「風街夕やけマルシェ」とのコラボレーションによってアーケード商店街に賑わいを創出します。
若手作家によるドローイングや、群馬のカルチャーを再解釈したセレクトショップなどが並び、アート・食・ファッション・クラフトが交差する「表現としてのマーケット」が立ち上がります。自分だけの一点ものに出会い、日常の中に芸術を持ち帰ることができる絶好の機会です。
【ワークショップ】多様な感性が芽吹く。五感で楽しむ体験型ワークショップ
芸術祭の期間中には、参加者が主体となって表現に触れるワークショップも多数開催されます。
アイドルの枠を超えアーティストとして活動する和田彩花氏は、地元の中学生たちと協力し、街で見つけた音や言葉を拾い集める即興演奏ライブを商店街の路上で披露します。
また、アートライフスタイルブランドの「ヘラルボニー」は、国際障害者週間に合わせて体験型ワークショップ・ガーデン「Funclusion Hall」を創出します。多彩なクリエイターと共に五感を使う体験を通じて、一人ひとりの中にある「あたりまえ」を柔らかくほぐし、誰もが個性を放てるような包摂的な場を提案します。これらのプログラムは、街を歩くすべての人に新しい感性を芽吹かせてくれるでしょう。
開催概要・チケット情報
【名 称】第一回 前橋国際芸術祭 2026
【テーマ】「めぶく。Where good things grow.」
【会 期】2026年9月19日(土)~12月20日(日)
【WEBサイト】https://maebashi-biennale.com/
【会場】アーツ前橋、まえばしガレリア、白井屋ホテル、前橋市中心市街地エリア
チケット情報
パスポートチケット(一般)
3,000円(税込)/ 学生2,000円(税込)/ 一般(前橋市民)3,000円(税込)
(パスポートチケット「一般(前橋市民)」について)
前橋市⺠の⽅でめぶくPayをご利用の⽅には、後⽇めぶくポイントで1000ptを還元いたします(ArtStickerでのご購入または当⽇券のみ)。ArtStickerでご購入の⽅には詳細をチケット購入時に登録されたメールアドレス宛に後⽇ご案内いたします。
●オンライン購入
販売期間:5⽉26⽇12:00~12⽉20⽇17:00
ArtSticker、JRE MALLチケットにて購入:オフィシャルWEBサイトよりリンク https://maebashi-biennale.com/
●当日券
アーツ前橋総合カウンターにて販売販売期間:9⽉19⽇~12⽉20⽇(休館⽇を除く)
【運営組織】
主催:前橋国際芸術祭2026実⾏委員会
特別共催:株式会社メルコグループ
共催:前橋市
顧問:山本⼀太(群⾺県知事)
実⾏委員⻑/総合プロデューサー:⽥中仁(株式会社ジンズホールディングス代表取締役会⻑CEO/⼀般財団法人⽥中仁財団代表理事)
プログラムディレクター:宮本武典(東京藝術⼤学准教授/アーツ前橋チーフキュレーター)
アドバイザー:南條史⽣(前橋市文化芸術戦略顧問)、萩原朔美(前橋文学館特別館⻑/前橋市文化芸術活動顧問)、松⽥文登(株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEO)、牧寛之(株式会社バッファロー代表取締役社⻑)
【ふるさと納税寄付企業】
株式会社メルコグループ、常石グループ株式会社、株式会社三井住友銀⾏、株式会社ほぼ⽇、ファーストコーポレーション株式会社、⼤和リース株式会社、株式会社スペース、⽇本通信株式会社、株式会社ジャオス、イシカワホールディングス株式会社、株式会社みらいアウトソーシングHALZ、株式会社アーツ・アンド・ブランズ
【協賛企業】
<GOLD>サントリー株式会社、株式会社ジンズホールディングス
<BRONZE>株式会社みずほ銀⾏、株式会社三菱UFJ銀⾏
<SUPPORTER>株式会社トロンマネージメント、クレー株式会社、東亜道路工業株式会社、東⽇本旅客鉄道株式会社
【オフィシャルパートナー】
<メディアパートナー>BRUTUS、J-WAVE、上毛新聞、前橋新聞mebuku
<チケティングパートナー>ArtSticker、JRE MALLチケット
<アコモデーションパートナー>⽩井屋ホテル、まえばしガレリア
<オフィシャルギャラリー>Art Office Shiobara、MAKI Gallery、rin art association、Taka Ishii Gallery、TOMIO KOYAMA GALLERY
まとめ:2026年、前橋で「新しい表現」に出会う
第一回 前橋国際芸術祭 2026は、単なる美術展ではなく、街の歴史や人々の営み、そして未来への希望が交差する壮大なプロジェクトです。
秋から冬にかけて、表情を変えていく前橋の街並み。
その中で芽吹く無数の才能と表現に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。現代建築とアートが共鳴するこの特別な80日間を、ぜひ現地で体感してください。
詳細・最新情報は公式サイトへ
引用元:公式サイト
画像ギャラリー
このライターの書いた記事
-

LIFE
2026.06.03
【六本木】子どもと楽しむ!「カワイイ」がとまらない「サンリオ展 FINAL ver.」6月21日まで開催中 !
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.05.31
【アーティゾン美術館】「エットレ・ソットサス」「瀧口修造」が6月23日より同時開催—お得なチケット情報まとめ
イロハニアート編集部
-

LIFE
2026.05.30
「うまい棒」がオシャレ雑貨に変身!「niko and …」×「やおきん」コラボアイテムが6月5日(金)より発売
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.05.29
【千葉県立美術館】グーテンベルクから杉浦非水、浅井忠まで。印刷博物館の名品でたどる“美しい印刷”の世界
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.05.28
「作品を見る」から「アーティストと対話する」へ。AIが変えるアート鑑賞の新体験—「ニューメディア/ニューテクノロジー/ニューアーティスト」展、福岡で開幕
イロハニアート編集部
-

EVENT
2026.05.24
【茅ヶ崎市美術館】ミュシャ、シェレ、ロートレック「世紀末パリの煌めき ―OGATAコレクションにみるミュシャ、シェレ、ロートレック」6月17日開幕
イロハニアート編集部

アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
イロハニアート編集部さんの記事一覧はこちら











