庵野秀明プロデュース「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」金字塔SFアニメ50年の軌跡を辿る特別展

©東北新社/著作総監修 西﨑彰司

「宇宙戦艦ヤマト」とは？ - SFアニメの金字塔

1974年に放送が開始された「宇宙戦艦ヤマト」は、地球を救うために宇宙戦艦ヤマトが29万6千光年の彼方、イスカンダル星を目指す壮大な物語です。謎の星ガミラスの侵略によって滅亡の危機に瀕した人類が、希望を胸に宇宙へ旅立つ姿は、当時のアニメファンに大きな衝撃を与えました。

「宇宙戦艦ヤマト」は、単なるアニメ作品に留まらず、その革新的なストーリー展開、魅力的なキャラクター、そして何よりも、それまでのアニメにはなかった重厚な世界観で、社会現象を巻き起こしました。緻密に描かれたメカニックデザインや、宇宙空間の表現、キャラクターの感情豊かな表情など、アニメーション技術の粋を集めた本作は、まさにSFアニメの金字塔と言えるでしょう。

©東北新社/著作総監修 西﨑彰司

貴重な資料から辿る制作の裏側 - アニメ特撮アーカイブ機構（ATAC）協力

本展では、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構（ATACの協力のもと、初公開となる貴重な原画や設定資料が多数展示されます。立ち上げ当時の幻の企画書から、キャラクターやメカニックの設定画、背景画、セル画など、制作過程を垣間見ることができる貴重な資料を通して、アニメーション制作の裏側に迫ります。

1．幻の企画書、初公開の設定資料：制作秘話が今、明らかに

「宇宙戦艦ヤマト」誕生の裏側を覗ける、まさに宝の山のような展示があなたを待っています。

物語の原点、構想段階での熱意や試行錯誤が凝縮された「幻」の企画書。
そして、キャラクターやメカニックや背景などさまざまな設定資料、背景画、セル画などの中間資料の数々。普段目にすることのできない貴重な資料は、制作陣の情熱と創造の軌跡を垣間見せてくれるでしょう。特に、宇宙戦艦ヤマトを始めとするメカニックの設定画は、メカファンならずとも釘付けになること間違いなし。デザインの変遷や、細部にまでこだわり抜かれた設計図は、製作者たちの情熱を物語ります。

さらに、当時のアニメ制作技術の粋を集めた背景画やセル画の手作業で丹念に描かれた背景の美しさ、セル画ならではの温かみ、デジタル全盛の現代だからこそ、より一層心に響くはずです。

©東北新社/著作総監修 西﨑彰司

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©東北新社/著作総監修 西﨑彰司

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2．29万6千光年の航路を追体験：あの感動が蘇る！

テレビシリーズ全26話を、各エピソードの名場面や関連資料とともに紹介。まるで自分がヤマトの乗組員になったかのような臨場感あふれる空間で、29万6千光年の壮大な旅を追体験しましょう！各エピソードの名場面を振り返りながら、当時の興奮を再び味わえます。

3．ヤマト50年の歴史を網羅：時代を超えて愛される理由がここに

1974年の初代「宇宙戦艦ヤマト」から現在上映されているリメイクシリーズに至るまでの歴史を、貴重な資料と共に振り返ります。

50年の歴史が一目でわかる大年表空間で、これまでの歴史を時系列で紹介。シリーズ作品を網羅し、それぞれの時代背景や社会現象との関わりも知ることができます。

また、当時のプラモデルや玩具、レコード、書籍など、懐かしのグッズと共に「巨大ヤマト艦の模型」も展示されます。細部に至るまで忠実に再現された模型は、写真撮影スポットとしても人気を集めること間違いなし。往年のファンはもちろん、若い世代もその迫力に圧倒されるでしょう。

庵野秀明氏の情熱 - 「ヤマト」への愛とリスペクト

「宇宙戦艦ヤマト」との出会いがなければ、今の自分はなかったと語る庵野秀明氏。本展覧会は、庵野氏の「ヤマト」への深い愛情とリスペクトが込められた企画となっています。庵野氏は、「ヤマト」の現存する資料を可能な限り後世に遺し、多くの人に「ヤマト」を知ってもらい、感動を記憶し、広く世界に伝えてほしいと願っています。

庵野秀明氏コメント　※原文ママ

コラボカフェ＆ヤマトフェア - 西武渋谷店で「ヤマト」の世界を満喫

西武渋谷店では、「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」の開催を記念して、様々なコラボレーション企画を実施します。
同館4階にある「365cafe」では、「宇宙戦艦ヤマト」をイメージした特別メニューを提供。名場面をモチーフにした料理やドリンクを楽しみながら、作品の世界観に浸ることができます。

また、展示会場と同フロアにある紀伊國屋書店では、ヤマトフェアを開催。関連書籍を集めたフェアや、50周年企画として発売される書籍の予約を受け付けます。
さらに、会場限定のオリジナルグッズも多数販売予定。お土産にも最適なアイテムを手に入れて、「ヤマト」の世界をより深く楽しんでください。

チケット情報 - プレミアグッズ付きチケットも！

「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」のチケットは、ローソンチケットにて販売されます。
プレミアグッズ付きチケットには、庵野秀明氏が描き下ろした特製アクリルスタンドが付属します。数量限定なので、お早めにお買い求めください。

■チケットご購入に関する補足事項
※未就学児無料です。ご入場の際は、必ず保護者(18歳以上)同伴でご入場ください。　
※お客様都合によるチケット購入後の払い戻し、および券種の変更は出来ません。
※チケットをお持ちでない方のグッズコーナーのみの入場は不可とさせていただきます。
※障がい者手帳とチケットの両方をお持ちのお客様1名を介助するために、18歳以上の方1名が「介助者」として、無料同伴入場することができます。ご入場時に障がい者手帳をご提示ください。
※プレミアグッズ付きチケットは一律大人料金のため、子供料金設定はありません。
※当日会場で、学生証や年齢の分かるものをご提示いただく場合があります。
※ご購入にあたり、チケット料金のほかに手数料等が必要です。※再入場はできません。

・本展示会は、土曜・日曜・祝日は日時指定制です。チケット購入時に入場回(日にちと時間帯）の指定が必要です。（平日のチケットは日時指定はありません）
・チケットの販売はローソンチケットにて行います。
・チケットは入場回ごとに販売上限数があり、完売になる場合がございます。予めご購入の上、ローソン店頭にて発券の上ご来場ください。※電子チケットの取り扱いはありません。
・販売上限数に達するまで、ご来場当日でもチケットをご購入いただけます。

●プレミアグッズ付きチケットについて
プレミアグッズ：特製アクリルスタンド（画：庵野秀明）
1枚のチケットで、1名様のご入場とグッズ1点の引き換えが行えるチケットです。(別途、入場券をご購入いただく必要はありません)
※グッズ付きチケットは数量限定です。上限数に達し次第、販売終了となります。尚、上限数は日にち・時間ごとに設定しております。
※グッズは当日会場でお渡しとなります。

展示会　詳細情報

【イベント名】庵野秀明 企画・プロデュース／放送50周年記念「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」
【開催期間】2025年3月15日(土)～3月31日(月)
【開催場所】西武渋谷店 A館 ７階・２階 特設会場　
〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1
JR渋谷駅ハチ公口より徒歩３分
【開催時間】10:00～20:00　(最終入場19:30)　
※3月15日(水)は決算棚卸のため19:00(最終入場18:30)までの営業とさせていただきます。
【企画・プロデュース】庵野秀明
【主催】株式会社東北新社
【著作総監修】西﨑彰司
【企画】カラー／アニメ特撮アーカイブ機構（ＡＴＡＣ）／乃村工藝社
【制作】乃村工藝社／東北新社
【協賛】バンダイナムコフィルムワークス

◆入場区分　(土曜・日曜・祝日に限る）
①10:00～11:00／②11:00～12:00／③12:00～13:00／
④13:00～14:00／⑤14:00～15:00／⑥15:00～16:00／
⑦16:00～17:00／⑧17:00～18:00／⑨18:00～19:00／⑩19:00～20:00

※入替制ではありません。　※最終入場は19:30となります。
※閉場時刻の20:00には展示エリア・公式ショップともに営業終了となります。
場内が混雑し、鑑賞およびショップ利用にお時間を要する場合がございますので、お時間に余裕を持った入場回にてチケットをお求め頂くことを推奨いたします。
※3月19日(水)は決算棚卸のため19:00までの営業とさせていただきます。

まとめ - 「宇宙戦艦ヤマト」の原点に触れる貴重な機会

「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」は、「宇宙戦艦ヤマト」の50年の歴史を振り返り、その魅力を再発見できる貴重な機会です。アニメファンはもちろん、美術ファン、SFファンにとっても、見逃せない展覧会となるでしょう。

西武渋谷店で、「宇宙戦艦ヤマト」の壮大な世界を体感してください！

「宇宙戦艦ヤマト 」作品紹介（初回放送：1974年10月6日～1975年3月30日）

西暦2199年、人類は滅亡の危機にあった。地球侵略を企てる謎の星ガミラスの攻撃により、海は蒸発し、地表は放射能に汚染されていた。そんな中、イスカンダル星より放射能除去装置・コスモクリーナーDの情報がもたらされる。人類はメッセージと共に送られてきた波動エンジンの設計図を基に、第二次世界大戦の戦艦「大和」を宇宙戦艦として再建造し、コスモクリーナーDを受け取るためイスカンダルに向かって発信する。人類滅亡の日まであと１年。 ヤマトは往復29万6千光年の旅から無事に地球へと帰り着けるのだろうか……。第一作となるTVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』からはじまり、その後も数多くのTVシリーズ・劇場用映画・実写映画が製作され、今なお新作が生み出されている『宇宙戦艦ヤマト』は多くの人に愛されているSFアニメの金字塔である。

©東北新社/著作総監修 西﨑彰司

©東北新社/著作総監修 西﨑彰司