GWは夜の本屋で肝試し！妖怪たちが麻布台ヒルズを占拠！5月3日(土)から開催！

本から飛び出した妖怪たちとの不思議な体験

このフェアの最大の魅力は、書店の閉店後に開催される「夜の本屋さんで肝試し」イベント。暗闇に包まれた静かな書店内で、ヘッドライトを頼りに「本から飛び出した妖怪たち」を探し出し、封印するという冒険が体験できます。特にゴールデンウィーク期間中（5月3日～6日）は、本物の妖怪（コスプレイヤー）が店内に出現し、来場者とのグリーティングも予定されています。

柳生忠平の妖怪絵図展と「妖怪Bar」

イベント期間中、書店内のギャラリースペース「NEUTRAL azabudai」では、妖怪美術館館長でもある妖怪画家・柳生忠平による個展『柳生忠平 妖怪絵圖「百鬼狸狸」（ヒャッキマミマミ）』も同時開催されます。書籍『POP YOKAI』に掲載された原画をはじめ、未公開の新作も展示販売されます。

特筆すべきは、麻布台ヒルズの所在地名「狸穴町」にちなんだ狸をテーマとしたライブペイントです。ゴールデンウィーク中は柳生氏本人によるライブパフォーマンスが楽しめます。夜には書店内のカフェバー「SLow Page」が「妖怪Bar」に変身。柳生氏が妖怪にまつわる話をしながら、参加者のリクエストに応じてコースターに妖怪を描くという特別な体験も用意されています。

妖怪画家・柳生忠平と妖怪にまつわるお話をしましょう！

コースターに妖怪を描きプレゼント

ライブペイント

妖怪研究の第一人者たちによるトークイベント

5月18日（日）には、妖怪研究の第一人者である湯本豪一氏（三次もののけミュージアム 名誉館長／妖怪蒐集家）と柳生忠平氏による特別トークセッション「柳生忠平 妖怪絵圖『百鬼狸狸』記念トークナイト」が開催されます。"妖怪を蒐めて魅せる"をテーマにした貴重な対談の後には、サイン会や交流会も予定されています。

【湯本豪一】　（ゆもと・こういち）

【柳生忠平】　（やぎゅう・ちゅうべい）

世界に発信する日本の妖怪文化

今回のフェアの中心となる書籍『POP YOKAI 現代百鬼夜行 Contemporary Character Art of Japan』は、フランスの出版社「Rockbook」から2024年に発売された和英バイリンガル版の妖怪アートブックです。妖怪美術館の展示作品を含むコンテンツをカラーで紹介するとともに、日本における妖怪の起源や歴史も伝統的な絵画と共に掲載しており、世界各国の書店や美術館で販売されています。

会場では、この書籍の大規模な陳列に加え、妖怪美術館のマスコットキャラクター「みちしるべぇ」をはじめとするオリジナルグッズも豊富に取り揃えられます。

『POP YOKAI 現代百鬼夜行 Contemporary Character Art of Japan』

書籍＆妖怪美術j館グッズ

開催概要

主なイベント

日本独自の妖怪文化を楽しく体験できる本フェアは、大人から子どもまで幅広い層に向けた貴重な機会となりそうです。閉店後の書店で行われる肝試しイベントや、著名な妖怪研究家と妖怪画家による対談など、ここでしか体験できない企画が満載です。ゴールデンウィークの思い出作りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。