Facebook X Instagram Youtube

EVENT

2026.9.17

【東京・豊洲】世界100万人が迷い込んだ“迷宮”がついに日本初上陸。ティム・バートンの没入型展覧会「ティム・バートンのラビリンス」11月開幕

Googleで優先するソースとして追加

映画監督でありアーティストでもあるティム・バートンの世界を体感する展覧会「ティム・バートンのラビリンス」が、2026年11月25日(水)から2027年2月21日(日)まで、東京・豊洲のCREVIA BASE Tokyoで開催されます。2022年のマドリードを皮切りに世界各地を巡回し、累計100万人以上を動員してきた話題の展覧会が、いよいよ日本にやってきます。

世界を巡ってきた“迷宮”が、ついに東京へ

オフィシャルサポーター・板垣李光人さん

「ティム・バートンのラビリンス(Tim Burton's Labyrinth)」は、2022年9月にスペイン・マドリードで開幕した没入型の展覧会です。その後、パリ、ブリュッセル、バルセロナ、ベルリン、ミラノ、メキシコシティと世界各地を巡回してきました。メキシコシティでは35万人、パリでは24万人、マドリードでは20万人が来場したとのことで、累計では100万人を超える人がこの迷宮に足を踏み入れたことになります。

今回の東京開催は、日本初上陸であると同時にアジア初開催。ティム・バートンにとっては、およそ10年ぶりとなる日本での展覧会です。主催はLETSGO Japan。『オペラ座の怪人』や完全没入型ミュージカル『キャバレー』などを手がけてきたLETSGOカンパニーが制作を担っています。

順路はありません。扉を選ぶのは、あなたです

本展クリエイティブディレクター、フェリペ・デ・リマ

本展の最大の特徴は、決められた順路がないこと。来場者は迷路のような会場内で自ら扉を開け、進むルートを選びながら奥へと進んでいきます。同じ展覧会に入っても、たどる道筋は人それぞれ。自分だけのルートで“迷い込む”という設計そのものが、体験の中身になっているというわけです。

進んだ先では、『シザーハンズ』『ビートルジュース』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』『チャーリーとチョコレート工場』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』といった名作に登場する、個性豊かなキャラクターたちに出会えるそう。ティム・バートン本人はこの世界を「ファンハウス(お化け屋敷・からくり屋敷)」と表現しているといい、なるほど、鑑賞するというより“くぐり抜ける”展覧会なのかもしれません。

報道発表会のためにスペインから来日したクリエイティブディレクターのフェリペ・デ・リマ氏によれば、本展はティム・バートン本人とゼロから作り上げたもので、コンセプトは“遊びながらティム・バートンの世界観を体験すること”。作品を見るための場所ではなく、遊び、発見しながら作家の頭の中に入り込んでいく体験を大切にしているとのことです。

<メッセージ本文>
この展覧会はこれまで、パリ、ベルリン、メキシコ、ブリュッセルなど世界各地を巡ってきました。『ティム・バートンのラビリンス』という展覧会は世界に一つしかありません。今回はそのたった一つしかない展覧会が東京にやってきます。せっかく日本で開催できるので、東京の方だけではなく、日本各地から多くの方に来ていただき、この素晴らしいクリエイターの作品を実際に体験してほしいと思っています。

『ティム・バートンのラビリンス』はティム・バートン氏と一緒にゼロから作り上げたもので、コンセプトは“遊びながらティム・バートンの世界観を体験すること”です。

この展覧会は、ただ作品を見るための場所ではありません。自分で扉を選び、自分の足で進み、自分だけのルートを作ることで、ティム・バートンの世界そのものに迷い込んでいくようなアドベンチャーになっています。会場では、ティム・バートン本人によるスケッチもご覧いただけます。『シザーハンズ』や『アリス・イン・ワンダーランド』などにまつわるスケッチを含め、約200点の作品を見ることができます。ティム・バートンは映画監督であると同時に、一人のアーティストでもあります。映像作品だけではなく、彼自身が描いたスケッチやさまざまな作品を通して、どのようにアイデアが生まれ、どのような世界が彼の頭の中にあるのかを感じていただけると思います。来場者自身が遊びながら、発見しながら、ティム・バートンの頭の中に入り込んでいくような体験をしてもらうことを大切にしています。ぜひ、この世界に一つしかない特別な展覧会に足を運んでいただきたいです。

最後に、日本の皆さんがこうして私たちを温かく受け入れてくださったことに、とても感謝していますし、感動しています。日本の皆さんのおもてなしにも心から感謝しています。ぜひ多くの方に、このラビリンスを実際に体験していただけたらうれしいです。

映画監督であり、一人のアーティストでもある

本展のもうひとつの見どころが、ティム・バートン本人によるオリジナルスケッチです。日本初公開の作品を含む150点以上が展示され、『シザーハンズ』『アリス・イン・ワンダーランド』などにまつわるスケッチも並ぶとのこと。

ティム・バートンは、映画監督としての地位を確立するはるか前から、デッサンや絵画、写真を通して創作を続けてきた人物です。カリフォルニア州バーバンク生まれ。奇妙でありながら愛らしく、どこか幻想的な独自の美学は世代を超えて愛され、現代映画に大きな影響を与え続けています。完成した映像の手前にある、手を動かして生まれたアイデアの断片に触れられるというのは、アート好きにとってはかなり贅沢な機会ではないでしょうか。

幼稚園生で出会って約20年。オフィシャルサポーターは板垣李光人さん

オフィシャルサポーターは板垣李光人さん

2026年9月8日に都内で開かれた報道発表会には、本展オフィシャルサポーターを務める俳優の板垣李光人さんが登壇しました。

板垣さんは幼稚園生のころにティム・バートン作品と出会い、以来およそ20年にわたって惹かれ続けてきたといいます。オフィシャルサポーター就任の話を受けたときは「耳を疑いました」と驚きを語りました。とくに好きな作品は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』で、DVDが擦り切れそうになるほど繰り返し観たそう。主人公のジャックのチャーミングさやキャラクターデザイン、ストライプの衣装に加え、ロック、ショック、バレルの3人組がお気に入りで、当時買ってもらったフィギュアを今も持ち続けているのだとか。かなりの筋金入りです。

展覧会で楽しみにしているポイントとして挙げたのは、「扉を開けて進む」という構造そのもの。扉を開けると違う世界が待っている『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のシーンを思わせるといい、監督の脳内に入り込むような体験ができること、そして見るだけでなく五感を使えることが特徴だと語りました。作品をあまり観たことがない人でも楽しめる空間になっているはず、とのことなので、予習なしで飛び込んでも大丈夫そうです。

<メッセージ本文>
ティム・バートン監督の世界、そして頭の中を、見るだけではなくて、先ほどお話ししたように、自分の五感を使って感じていただける機会というのは、そうそうないと思います。自分自身もとても楽しみにしていますし、もちろん、あまり作品を見たことがないという方でも楽しんでいただける空間が待っているんじゃないかなと思います。ぜひ全身を使ってドアを開けて、迷宮に迷い込んで、そういった楽しさを味わっていただきたいなと思っています。11月が僕も待ちきれないですが、この高揚感をぜひそこまで温めて、一緒に楽しめたらいいなと思っています。

ティム・バートンから届いたメッセージ

報道発表会では、ティム・バートン本人からのメッセージも紹介されました。

10年ぶりに日本で展覧会を開催できることへの喜びとともに、子どものころから日本の怪獣映画やSF作品を観て育ったこと、日本の文化や創造性が今も大きなインスピレーションの源であることが語られています。東京については、いつも新しいアイデアを与えてくれる場所だという言葉も。

作り手にとっての東京が、そういう街として記憶されているというのは、なかなか嬉しい話ですね。

<メッセージ本文>
10年ぶりに、再び日本で展覧会を開催できることをとても嬉しく思っています。子どもの頃から日本の怪獣映画やSF作品を観て育ったので、日本はいつも私の心の中にあります。日本の文化や創造性は、今も私にとって大きなインスピレーションの源です。日本に来るのが大好きなのは、ここでたくさんの芸術的な刺激を受けるからです。特に、再び東京に戻ってこられたことをとても嬉しく思っています。東京は、いつも私に新しいアイデアを与えてくれる場所です。

“観る”から“体験する”へ。展覧会の楽しみ方が変わってきた

近年は、鑑賞するだけでなく空間の中に入り込んで体験するタイプの展覧会が各地で増えています。イロハニアートでもこれまで、『銀河鉄道999 THE GALAXY EXPERIENCE』の取材レポートや、10万人を震撼させた体験型展覧会『行方不明展』を紹介してきました。

「ティム・バートンのラビリンス」も、その流れのなかで注目したい一本です。作家の頭の中を“歩く”という体験が、映像でも画集でもない形で用意されているのは、やはりこの展覧会ならではでしょう。

チケットは発売中。訪問前にチェックしておきたいこと

前売チケットは2026年9月8日(火)より一般発売が始まっています。
※チケット情報は公式サイトでご確認ください。

会場のCREVIA BASE Tokyoは、ゆりかもめ「市場前」駅から徒歩3分。開館時間は曜日によって異なり、金曜・土曜は22時まで開いているので、仕事帰りに立ち寄るという選択肢も取れそうです。休館日は毎週火曜日と、2027年1月1日(金)・2日(土)。会期は約3か月ありますが、年末年始や会期末は混み合うことも考えられるので、早めの計画がおすすめです。

冬の豊洲で、扉をひとつずつ開けながら迷宮をさまよう。今から11月が待ち遠しくなりますね。

チケット情報

一般:月〜木 4,400円/金 4,700円/土・日・祝 5,000円
学生:(中・高・大学生) 月〜木 3,500円/金 3,800円/土・日・祝 4,000円
こども:(4〜12歳) 月〜木 2,200円/金 2,300円/土・日・祝 2,500円
3歳以下:無料 ※
障害者割引:月〜木 2,200円/金 2,300円/土・日・祝 2,500円
プレミアムチケット:月〜木 9,000円/金 9,500円/土・日・祝 10,000円

※学生・障害者は入場時に証明書の提示が必要
※3歳以下は要チケット。保護者のチケット購入時に無料の「3歳以下」チケットを人数分お申し込みください
※プレミアムチケットは、同日に本展を2周でき、本展オリジナルのアートワーク付き

開催情報

名 称:ティム・バートンのラビリンス
会 期:2026年11月25日(水)~2027年2月21日(日)
会 場:CREVIA BASE Tokyo[東京・豊洲]
所在地:〒135-0061 東京都江東区豊洲6-4-25
アクセス:ゆりかもめ「市場前」駅徒歩3分
開館時間:
月・水・木曜日:10:00 – 19:30
金・土曜日:10:00 – 22:00
日曜日:10:00 – 20:00
※時間は変更になる場合がございます。
休館日:毎週火曜日、2027年 1月1日(金)、2日(土)
主 催: LETSGO Japan

【写真3枚】【東京・豊洲】世界100万人が迷い込んだ“迷宮”がついに日本初上陸。ティム・バートンの没入型展覧会「ティム・バートンのラビリンス」11月開幕 を詳しく見る イロハニアートSTORE 50種類以上のマットプリント入荷! 詳しく見る
イロハニアート編集部

イロハニアート編集部

  • twitter
  • facebook

アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

イロハニアート編集部さんの記事一覧はこちら