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EVENT

2026.10.2

【横浜・あざみ野】開館21周年、全館まるごとお祭りに。「アートフォーラムあざみ野21stアニバーサリー」10月24日・25日開催、企画展は入場無料

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横浜市青葉区のアートフォーラムあざみ野で、2026年10月24日(土)・25日(日)の2日間、開館21周年を記念した「アートフォーラムあざみ野21stアニバーサリー」が開催されます。

会期中の企画展「あざみ野コンテンポラリー vol.17」が2日間限定で入場無料になるほか、マルシェやキッチンカー、アコースティック・ミニライブ、映画上映、親子で楽しめるワークショップなど、全館を使ったさまざまなプログラムが用意されています。

「アートフォーラムあざみ野21stアニバーサリー」

アートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区)で、2026年10月24日(土)・25日(日)の2日間、開館21周年を記念したイベント「アートフォーラムあざみ野21stアニバーサリー」が開催されます。

会場は全館。主催は横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)と、男女共同参画センター横浜北(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)です。なお、イベントごとに開催時間が異なりますのでご注意ください。


上映会に展覧会、マルシェにキッチンカー、ライブにワークショップ……。
プログラムを眺めていると、これは「展覧会のついでに何かがある」のではなく、建物まるごとが2日間だけお祭りになるのだな、と感じます。

大人も子どもも、ひとりでも家族でも。どこから入っても楽しめるように設計されているところが、21年続いてきた施設らしいと思いました。

【両日】企画展「あざみ野コンテンポラリー vol.17」が入場無料に

企画展「あざみ野コンテンポラリー vol.17 ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」

アート好きにとっての最大のニュースは、開催中の企画展「あざみ野コンテンポラリー vol.17 ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」が、24日・25日限定で入場無料になることでしょう(通常は一般500円)。

横浜のニュータウンの一画で、7組の作家とともに「場所」と「わたし」の関わりについて考える展覧会です。

会期は10月11日(日)~11月3日(火・祝)、時間は11:00~18:00、会場は展示室1・2となっています。

ニュータウンという言葉には、どこか「完成されたもの」という響きがあります。
けれど実際にそこで暮らせば、街は少しずつ古びていき、人は入れ替わり、関係は絶えず更新されていくはずです。

その揺らぎを「インターフェアレンス(干渉)」という言葉で捉え直すタイトルに、まず惹かれました。

しかも本展は、まさにそのニュータウンの一画にある施設で行われます。
作品を観たあと、外に出て同じ街を歩けてしまう——これほど展示と地続きな鑑賞体験も、そうそうありません。

あわせて、展覧会担当学芸員によるミニギャラリートークも実施されます。
日時は24日(土)13:00~13:30、25日(日)11:00~11:30。会場は展示室1・2で、集合は展示室1受付前です。
参加無料・申込不要とのことなので、気軽にのぞいてみてはいかがでしょうか。

【両日】あざみ野フェローマルシェ──つくり手の顔が見える買いもの

あざみ野フェローマルシェ

1階エントランスロビーでは、2日間とも「あざみ野フェローマルシェ」が開かれます。障がい者福祉施設などで作られた美味しい食べ物やオリジナル雑貨を販売する、日にち限定のマルシェです。出店団体によるミニ・ワークショップも開催されるとのこと。

時間は10:30~14:30(店舗により前後する場合あり)。
さらに24日(土)には、「あやcafe」によるスペシャリティ・コーヒーの販売も予定されています(1階正面玄関付近)。

マルシェでは食べ物やオリジナル雑貨が並びます

作り手の笑顔を見ながら買い物ができるというのは、マルシェならではの贅沢だと思います。

展示室での鑑賞が「見る」ことに集中する時間だとすれば、マルシェは「手に取って、持ち帰る」時間。
同じ建物のなかでその両方が同時に立ち上がるのは、なかなか豊かな休日の過ごし方ではないでしょうか。

【10/24】アコースティック・ミニライブ、造形ピクニック、「リベルテの日」

松井祐貴

24日(土)14:30~15:15には、3階アトリエで「みどりアートパークプレゼンツ『みどりアーティストコミットメント(MAC)松井祐貴 アコースティック・ミニライブ』」が行われます。

横浜市緑区民文化センター「みどりアートパーク」のアーティストサポート制度「MAC」の紹介と、登録アーティストによるアコースティック・ミニライブという構成です。

主催は横浜市民ギャラリーあざみ野、協力は横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク。


同じ24日には、「障がいのある子どもたちのための親子で造形ピクニック」(要予約)も開かれます。

個別支援学級、特別支援学校等に通う子どもとその保護者、きょうだい、お友だちが対象で、えのぐ、ねんど、かみを使ってそれぞれのペースで自由に遊べるプログラムです。

さらに、開催中のフェローアートギャラリーの関連イベントとして、ポップアップイベント「リベルテの日」(参加無料・申込不要)も実施されます。

テーマは「私はここにいる。よかったらあなたもどうぞ」。イベントの一部では刺繍活動やシール貼り、ジュースの提供が予定されています。


「私はここにいる。よかったらあなたもどうぞ」——このテーマの言葉が、個人的にはいちばん心に残りました。

誘うでもなく、迫るでもなく、ただ場所をひらいて待っている。

アートフォーラムあざみ野という施設が21年かけてやってきたことも、きっとこういうことなのだろうな、と勝手に重ねて読んでしまいました。

【10/25】映画『風のマジム』と、「えのぐがついたかみ」のワークショップ

ⓒ2025 映画「風のマジム」 ⓒ原田マハ/講談社

25日(日)13:30~15:30(13:10開場)には、1階レクチャールームで映画『風のマジム』が上映されます。

平凡な契約社員の女性が「南大東島のサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、周囲の人々を巻き込んでゼロからビジネスを立ち上げ、社長へと歩んだ実話に基づく“真心”の物語です。

料金は1,000円(当日現金支払)、定員150名(全席自由席)、主催は男女共同参画センター横浜北。


関連イベントとして、交流ラウンジとミニギャラリーでは図書展示『ちむ(心)を満たす読書~原田マハが紡ぐ、私を信じるストーリー~』が10月18日(日)~31日(土)に開催されます。

原田マハの小説を入り口に、アートと物語のあいだを行き来してきた読者にとっては、見逃せない企画ではないでしょうか。

同じ25日には、3階アトリエでワークショップ「この材料でなにできる? 材料:えのぐがついたかみ」も。

①10:00~12:00、②13:30~15:00の2回で、料金は3歳以上1人500円(材料費込)。
時間内は出入り自由、申込不要で飛び入り参加できます。

いろいろな色のついた紙をつかって何ができるかを考える、親子で楽しめるプログラムです。


「えのぐがついたかみ」を材料として差し出す、という発想がとてもいいなと思いました。

ふつうなら、絵を描いたあとに残る“途中のもの”。
それを完成品ではなく素材として扱った瞬間に、色のついた紙は無限の可能性を持ちはじめます。

作品を見るのとはまた違う、つくることの入り口がここにあります。

おばけナン(参考)

このほか25日には、「パパ歓迎!子どもと一緒にパンづくり♫ みんなでおばけナンを焼こう!」も開催。

遺言や相続、後見人、葬儀や自分らしい見送られ方について、まちの専門家グループの担当者から学ぶ「いつかの『ひとり』に備える勉強会」、介護や家族のこと、これからのことを話したり聞いたりできる「とまり木カフェ」も用意されています(勉強会ととまり木カフェは電話・メールで受付)。

ひろばdeアート~家族で思い出写真をとろう(参考写真)

また「ひろばdeアート~家族で思い出写真をとろう」では、「ハロウィン」「お正月」「秋のお弁当箱」のフォトブースで、子どものかわいい写真や家族いっしょの写真が撮影できます。

9月25日から先着順、子どもの部屋(月曜・火曜休室)にて電話(045-910-5724)で受付です。

ロビーの一眼レフ、フェローアートギャラリーの西澤美枝展も

1A グラフレックス/イーストマン・コダック・カンパニー、フォルマー & シュウィング・ディヴィジョン/1909年

レクタフレックス・ローター/レクタフレックス/1952年頃

ロビーでは、ミニ展示「Collection in the Lobby いろいろなかたちの一眼レフ」も行われています。1909年の「1A グラフレックス」(イーストマン・コダック・カンパニー、フォルマー & シュウィング・ディヴィジョン)や、1952年頃の「レクタフレックス・ローター」(レクタフレックス)などが並びます。


「一眼レフ」と一口に言っても、時代によってこれほど姿が変わるのか、と並んだ写真を見て驚きました。

蛇腹を伸ばす箱型のものから、レンズが回転する仕掛けを備えたものまで。道具のかたちは、そのまま「見ることへの欲望のかたち」なのかもしれません。

展示室に入る前のロビーで、つい足を止めてしまいそうです。

フェローアートギャラリー vol.59 西澤美枝展

西澤美枝《シール貼り》2026年 段ボール、カッティングシート

あわせて「フェローアートギャラリー vol.59 西澤美枝展」も開催中です。

《シール貼り》(2026年)は、段ボールにカッティングシートを用いた作品。24日のポップアップイベント「リベルテの日」は、このフェローアートギャラリーの関連イベントにあたります。

キッチンカーCOMA-DELIも登場

キッチンカーCOMA-DELI(コマデリ)

定番メニュー「塩ブタBOX」

1階正面玄関付近には、両日ともキッチンカー「COMA-DELI(コマデリ)」が登場します。時間は11:00頃~14:00で、売切れ次第終了。

展示を観て、マルシェをのぞいて、外でごはん。秋の一日の過ごし方として、なかなか理想的な流れではないでしょうか。

開催概要

◆アートフォーラムあざみ野21stアニバーサリー

日程:2026年10月24日(土)・25日(日)
時間:イベントごとに異なります
会場:アートフォーラムあざみ野 全館
所在地:〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)/男女共同参画センター横浜北(公益財団法人横浜市男女共同参画推進協会)

【主なプログラム】
・企画展「あざみ野コンテンポラリー vol.17 ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」/会期:10月11日(日)~11月3日(火・祝)/11:00~18:00/展示室1・2/24・25日限定で無料(通常一般500円)
・ミニギャラリートーク/24日 13:00~13:30、25日 11:00~11:30/参加無料・申込不要
・あざみ野フェローマルシェ/24日・25日 10:30~14:30/1階エントランスロビー
・松井祐貴 アコースティック・ミニライブ/24日 14:30~15:15/3階アトリエ
・映画上映「風のマジム」/25日 13:30~15:30(13:10開場)/1階レクチャールーム/1,000円(当日現金支払)/定員150名
・ワークショップ「この材料でなにできる? 材料:えのぐがついたかみ」/25日 ①10:00~12:00 ②13:30~15:00/3階アトリエ/3歳以上1人500円(材料費込)
・キッチンカーCOMA-DELI/24日・25日 11:00頃~14:00/1階正面玄関付近

※各イベントは主催によりお問合わせ先が異なります。
お問合せ:横浜市民ギャラリーあざみ野 TEL 045-910-5656/男女共同参画センター横浜北 TEL 045-910-5700

特設サイト:アートフォーラムあざみ野21stアニバーサリー


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