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2025.3.27

【高畑勲展】ハイジ、火垂るの墓…日本アニメ界の巨匠の軌跡を辿る展示。麻布台ヒルズで開催決定

日本アニメーション界に多大な影響を与えた巨匠、高畑勲監督の展覧会「高畑勲展 ̶日本のアニメーションを作った男。」が、2025年6月27日(金)から9月15日(月祝)まで、麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催されます。

高畑勲展-日本のアニメーションを作った男

アニメファン必見!高畑勲監督とは?

「アルプスの少女ハイジ」「火垂るの墓」「ホーホケキョ となりの山田くん」「かぐや姫の物語」…これらの作品を聞けば、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。高畑勲監督は、これらの国民的アニメ作品を手掛けた、日本アニメーション界の巨匠です。単なるアニメーション監督という枠を超え、演出家、プロデューサーとしても才能を発揮し、日本のアニメーション表現を大きく進化させました。

今回の展覧会は、2025年の高畑勲監督生誕90年、そして太平洋戦争終戦80年という節目の年に開催される特別な企画です。スタジオジブリの協力のもと、高畑監督の初期作品からスタジオジブリ時代の作品まで、彼の思想と技術の軌跡を辿ります。

「高畑勲展」の見どころ:初期作品からジブリ作品まで、監督の全貌に迫る

本展では、高畑勲監督がスタジオジブリで活動する以前の作品で培った技術や思想、そしてスタジオジブリで作られた映画を改めて見返すことができる貴重な機会となるでしょう。

また、同年秋からはフランス・パリでの本展の巡回が決まっています。


アルプスの少女ハイジ

初期作品でありいまだに高い認知度を高い「アルプスの少女ハイジ」。
本展では、「火垂るの墓」のティザービジュアルに加え、ダブルビジュアルにされました。

高畑勲展「アルプスの少女ハイジ」のティザービジュアルアルプスの少女ハイジ ©ZUIYO 「アルプスの少女ハイジ」公式HP www.heidi.ne.jp

火垂るの墓

戦争の悲惨さを描き出した不朽の名作。本展で、高畑監督がこの作品に込めた想いや、制作過程における苦悩などを感じることができるでしょう。

高畑勲展「火垂るの墓」のティザービジュアル火垂るの墓 ©野坂昭如/新潮社 ,1988

スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサーからのコメント

雑誌に掲載された「火垂るの墓」を映画にしたいと夢想したのは18歳のとき。
そして20年余、高畑監督による映画が完成。秘密のビデオを作って加藤周一さんに見て貰い、
絶賛の言葉をいただいた時は、生涯で一番、幸せな日になりました。
ー鈴木敏夫

このコメントからも、高畑監督と鈴木プロデューサーの深い絆、そして「火垂るの墓」に対する特別な想いが伝わってきます。

開催概要

展覧会名:高畑勲展 ̶日本のアニメーションを作った男。
内覧会:2025年6月26日(木)内覧会予定 *メディアに限る
会期:2025年6月27日(金)-2025年9月15日(月・祝)
主催:麻布台ヒルズ ギャラリー、NHK、NHKプロモーション
企画協力:スタジオジブリ
協力:(公財)徳間記念アニメーション文化財団
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー( 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
開館時間:未定
展覧会特設ウェブサイト:5月公開予定
お問合せ:azabudaihillsgallery@mori.co.jp

まとめ:高畑勲監督の情熱と革新性を体感しよう!

「高畑勲展 ̶日本のアニメーションを作った男。」は、高畑勲監督の作品世界を深く理解し、その情熱と革新性を体感できる貴重な機会です。アニメファンはもちろん、日本のアニメーション文化に興味があるすべての人におすすめの展覧会です。麻布台ヒルズ ギャラリーで、高畑勲監督の偉大な足跡を辿ってみませんか?

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イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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