EVENT
2025.9.5
「居場所とわたし」をアートで探る――自由学園明日館で「だれもが文化でつながるオータムセッション2025」開催
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、2025年10月20日(月)から23日(木)までの4日間、重要文化財・自由学園明日館にて「だれもが文化でつながるオータムセッション2025」を開催します。テーマは「居場所とわたし」。来場登録は8月20日(水)よりスタートしました。
本イベントは、芸術文化を通じて多様な人々が出会い、学び合う場を創出するプロジェクト「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環。アート作品展示、アクセシビリティに関するワークショップ、登壇者とのネットワーキングなどを通じて、文化がもたらす「つながり」の形を探ります。
目次
注目アーティストの出品 ―「居場所とわたし」をめぐる表現
展示の目玉は、現代アートを牽引する4名の作家による新作展示です。
AKI INOMATA(美術家)
彫刻のつくりかた ・YuzuⅡ Ed.4/15 2025 CNC切削された⽊(1⽊、けやき) / CNC milling machine-cut wood (Keyaki wood /single wood-block) H161x29 x 29 cm photo by Hayato Wakabayashi
小山田徹(芸術家/京都市立芸術大学 学長)
中﨑透(美術家)
《看板屋なかざき》 (英)signmaker NAKAZAKI ミクストメディア/サイズ可変/2014年 撮影:小山田邦哉 photo:Kuniya Oyamada
宮永愛子(美術家)
留め石 2023 ガラス、呼気、縄 15 x 14 x 21cm 撮影:宮島径 ©︎MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery
彼らは「居場所とわたし」というテーマから想起した作品を出品。自己と他者の境界、社会との関わり、言語を超えたコミュニケーションなどを、アートを媒介に問い直します。
「展示・ワークショップ」で体験するアクセシビリティと文化
・展示1:都立文化施設の社会共生の取り組み(やさしい日本語パンフレットや触知図の紹介)
・展示2:建築家と研究者による「カームダウンスペース」の試み
・展示3:「居場所とわたし」をテーマにしたアート作品群
・展示4:多様な鑑賞を支えるデバイス(VUEVO、ロジャーマイクロホンなど)
さらに、触知図づくり(10/21)、UDフォントを活用した「伝わる文字組」(10/22)、「やさしい日本語」で話すワークショップ(10/23)も実施されます。
歴史的建築を舞台にした学びと出会い
会場となる自由学園明日館は、フランク・ロイド・ライトと遠藤新によって設計され、重要文化財に指定された建築。会期中は館長による建物解説ツアーも開催され、アートと建築を横断する体験が待っています。
交流の場「ネットワーキング」
登壇者と参加者が近い距離で対話できる「テーブルトーク」も注目のプログラムです。
•動画における情報保障(10/22)
•盲ろうの世界に触れる(10/23)
障害や立場を越えたリアルな声に触れることで、新たな関係性やプロジェクトの可能性が広がります。
開催概要
•会期:2025年10月20日(月)~23日(木)
•会場:自由学園明日館(東京都豊島区西池袋2-31-3)
•入場料:無料(要来場登録)
•使用言語:日本語、日本手話
•詳細・来場登録:https://creativewell.rekibun.or.jp/creativewell-conference/2025.html
まとめ
「オータムセッション2025」は、アートを媒介に“居場所”を見つめ直す4日間。展示作品や建築ツアー、アクセシビリティを考えるワークショップ、登壇者とのネットワーキングなど、多角的に文化と社会の関わりを学べる場です。芸術文化を「誰もが享受できるもの」として考えるこの試みは、アートの未来と東京の文化のあり方に新しい光を投げかけるでしょう。
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