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2026.6.14

【ポーラ美術館】セザンヌ没後120年記念「セザンヌ・レジェンド」展―ゴッホ、ピカソ、マティスも集結。

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ポーラ美術館は、ポール・セザンヌの没後120年を記念した「セザンヌ・レジェンド」展を、2026年6月17日(水)から2027年4月7日(水)まで開催します。

セザンヌ・レジェンド展ポール・セザンヌ《砂糖壺、梨とテーブルクロス》1893-1894年、ポーラ美術館

セザンヌとは? 「近代絵画の父」と呼ばれる理由

南フランスのエクス=アン=プロヴァンス出身のポール・セザンヌ(1839–1906)は、パリで最先端の美術に触れながらも、印象派が追い求めた「瞬間の光」とは一線を画した独自の道を歩みました。
故郷プロヴァンスへと活動の拠点を移し、ひたすら自然と向き合いながら積み重ねた研鑽。その最終的な目標は、「自然と平行するひとつの調和」として芸術を表現することでした。

その絵画は後にピカソのキュビスム、マティスのフォーヴィスムなど、20世紀のあらゆる美術革命へと受け継がれ、「近代絵画の父」という称号を得るに至ります。
マティスは1925年にこう語っています。

「おわかりになるでしょう、セザンヌとは絵画の神のような存在なのです」

セザンヌ6点と「伝説」を語る名画たちが一堂に

セザンヌ・レジェンド展3ポール・セザンヌ《プロヴァンスの風景》1879-1882年、ポーラ美術館

セザンヌ・レジェンド展4ポール・セザンヌ《4人の水浴の女たち》1877-1878年、ポーラ美術館

本展では、ポーラ美術館が所蔵するセザンヌの油彩画6点を核に展示が構成されます。静物・風景・人物と、テーマを横断して描かれた作品群は、セザンヌの多彩な表現の世界への扉を開いてくれるでしょう。
とくに注目したいのが《砂糖壺、梨とテーブルクロス》(1893–1894年)や《4人の水浴の女たち》(1877–1878年)、《プロヴァンスの風景》(1879–1882年)といった代表作の数々。静謐の中に緊張感を宿した静物画、プロヴァンスの光と大地の息吹を感じさせる風景画——それぞれの作品が、セザンヌの飽くなき探求心を物語っています。

セザンヌ・レジェンド展2アンリ・マティス《リュート》1943年、ポーラ美術館

ポール・ゴーガン《白いテーブルクロス》1886年、ポーラ美術館

さらに本展を特別なものにしているのが、セザンヌに影響を受けた画家たちの作品も同時に展示されること。ゴーガン、ゴッホ、ピカソ、マティスなど、錚々たる顔ぶれの作品を通じて、セザンヌがいかにして後世の芸術家たちにとっての「伝説」となったのかを体感することができます。

箱根の自然とともに、美術の旅を

会場となるポーラ美術館は、富士箱根伊豆国立公園の豊かな自然に抱かれた、箱根・仙石原に位置します。「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに2002年に開館し、印象派から20世紀絵画を中心とした充実のコレクションで知られる美術館です。森の遊歩道では四季折々の自然を楽しむこともでき、展覧会鑑賞のあとのひとときも格別です。

なお、同館では本展と同時期に「あたらしい目―モネと21世紀のアート」(モネ没後100年・開館25周年記念)、「コレクション・シネマ」(開館25周年記念プログラム)も開催予定。箱根への小旅行をかねて、ぜひ1日かけてじっくりと美術の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

ポール・セザンヌ プロフィール

ポール・セザンヌ(1839–1906)は、フランス南部のエクス=アン=プロヴァンスに生まれ。パリで美術を学んだのち、二度にわたって印象派展に参加。しかし瞬間の光を捉えることを主眼とした印象派とは一線を画し、故郷プロヴァンスに戻って独自の表現を探求し続けました。幾何学的な構図と、色彩による空間の構築を追い求めたその画業は、20世紀のキュビスムやフォーヴィスムなどに多大な影響を与え、「近代絵画の父」と称されています。

展覧会詳細

◆セザンヌ・レジェンド

会期: 2026年6月17日(水)- 2027年4月7日(水) 会期中無休
   ※2026年12月1日(火)は休館

会場: ポーラ美術館 展示室5
開館時間: 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:大人 ¥2,200(シニア含む)
    大学・高校生 ¥1,700
    中学生以下 無料
 障害者手帳をお持ちのご本人および付添者(1名まで) ¥1,100
 ※すべて税込 団体割引あり

所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL: 0460-84-2111

展覧会Webページ
https://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20260617c02/

公式ウェブサイト
https://www.polamuseum.or.jp/

【PR TIMES】「セザンヌ・レジェンド」展 6月17日(水)より開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000026617.html

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イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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