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2026.2.1
さっぽろ雪まつりの新名所!「9mの”光る”巨大猫」と幻想的なアート体験
2026年冬、札幌の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」に、新たな驚きと感動をもたらすアートスポットが誕生します。
舞台となるのは、札幌の街を一望する「大和ハウス プレミストドーム(旧札幌ドーム)」の展望台。地上53メートルの空中空間に、全長9メートルもの巨大な猫の彫刻が出現します。
札幌の夜景、真っ白な雪景色、そして光り輝くモダンアートが融合する、この冬もっとも幻想的なひとときをご紹介します。
目次
展望台に鎮座する黄金の守護神。巨大猫「OU-CNI.」の正体とは?
今回、展望台に登場するのは、パブリックアーティスト・WA!moto. Motoka Watanabe氏によるインフレータブル(空気膜)彫刻作品「OU-CNI.」です。
なぜ「巨大な猫」なのか?
この作品のモチーフは、ゆったりと「ひなたぼっこ」をする猫。作品の鮮やかなイエローは、「平和」や「帰還」を象徴しています。国際的な緊張が続く現代において、日常の象徴である猫を通じ、国籍や言語を超えたユニバーサルなコミュニケーションを提案しています。
圧倒的なスケール感
全長9メートルという圧倒的なサイズは、横浜市役所のアトリウムなど、名だたる建築空間で展示され話題を呼んできました。日本を代表する建築家・原広司氏が設計したプレミストドームの幾何学的な美しさと、有機的な猫のフォルムが対比される様子は、まさに唯一無二の芸術体験となるでしょう。
標高53mの特等席。アート×夜景が織りなす「絶景のフォトスポット」
「さっぽろ雪まつり」期間中、プレミストドームの展望台は単なる眺望施設から、没入型のアート空間へと変貌します。
昼の魅力:雪景色の札幌とひなたぼっこ
真っ白に染まった札幌市街をバックに、巨大な猫と一緒にひなたぼっこをしているような、穏やかな時間を過ごせます。
夜の魅力:光るアートと煌めく夜景
日が落ちると、展望台はさらに幻想的な雰囲気に。ライトアップされた巨大猫が、眼下に広がる札幌の夜景と共鳴し、SF映画のような光景を作り出します。
ユニークな撮影体験
猫の足元に寄り添ったり、遠近法を使って「手乗り猫」に見せたりと、SNS映え間違いなしの写真を撮影できるのも、この展示ならではの楽しみです。
「札幌ドーム・実験施設 ZOKZOK」が仕掛ける、札幌の新たな文化発信
このプロジェクトは、札幌・創成イーストエリアを拠点とする「実験施設 ZOKZOK」と「大和ハウス プレミストドーム」が連携しながら主導します。
2025年に誕生したこの施設は、10年限定のアート・カルチャー発信拠点。「普段から訪れたくなるドーム」を目指し、スポーツやイベントがない日のドームに新しい息吹を吹き込みます。
今回の巨大猫展示は、その連携プロジェクトの第一弾。今後はパリコレ凱旋ファッションショーや、縄文太鼓の演奏、身体表現ワークショップなど、北海道から世界へ発信する「文化の観測拠点」としての展開が予定されています。
連携プロジェクト
引用元:特設ページ
過去のファッションショー ZOKZOKアーティストによるワークショップの様子
【実験施設 ZOKZOK について】
2025年、札幌・創成イーストエリアにオープンした、10年限定のアートと交流の施設。多様な文化と異ジャンルが交錯する「ミクストカルチャー(Mixed culture)」と「総合芸術」を育む実験場です。
10年という限られた期間の中で、アート・カルチャーの発信拠点として街に新たな価値を生み出し、持続可能な文化の地層を次世代の北海道に残すことを目標としています。
アーティストフォト(左から 平原・渡辺・コンダクター 吉田・石岡・茂呂)
【アーティストプロフィール】 WA!moto. Motoka Watanabe
都市や社会と対話するパブリックアーティスト。
渋谷MIYASHITA PARKの大型彫刻《YOUwe.》や銀座の恒久作品《猿結参道》など、 都市空間に人の記憶や感情を重ねる作品を国内外で制作。 中国・中山市での高さ5.7mの彫刻《Find Our Happiness》も話題に。
ZOKZOKの総合ディレクターとして、2F〈クリエイティブラボ〉を拠点に都市と創造をつなぐ実験を続ける。
(北海道伊達市出身/東京都在住)
■ ZOKZOK総合ディレクター コメント
パブリックアーティストWA!moto. Motoka Watanabe
今回の雪まつり期間に、大和ハウス プレミストドーム・札幌市・実験施設 ZOKZOKによる、文化的な官民連携のはじまりとして、私の大型インフレータブル彫刻を展示することになりました。
この作品は一昨年、TOKYO GENDAI(日本最大級のアートフェア)期間に、槇文彦さんの建築で知られる横浜市役所アトリウムで展示した作品です。
日本の5大ドームのひとつであり、日本を代表する建築家の一人・原広司さんが設計した美しい札幌ドームの展望台で再び展示できることを、大変うれしく思っています。
本作は、ひなたぼっこをする巨大な猫をモチーフにしています。
黄色は、平和や帰還を象徴する色として選びました。国際的に緊張感のある時代だからこそ、日常にあるユニバーサルなコミュニケーションを、アートが橋渡しできればと考えています。
大和ハウス プレミストドームとの連携はこれから本格的にスタートしますが、ZOKZOKがある創成イーストエリアと、大和ハウス プレミストドームがある豊平エリアがアートでつながることで、二つの視点から新しい文化実験の観測が実現することを楽しみにしています。
ぜひご来場いただき、美しい風景とアート作品とともに、豊かな時間をお過ごしください。
開催概要・アクセス情報
さっぽろ雪まつり観光の合間に、少し足を伸ばして「アートな冬のドーム」を体験してみませんか?
開催期間: 2026年2月4日(水)~2月11日(水・祝)
場所: 大和ハウス プレミストドーム 展望台(高さ53m)
開催時間:各日10:00 ~ 19:00(※2月4日は 18:00 ~ 20:00)
入場料:大人(高校生以上)570円、小・中学生 370円、未就学児および札幌ドームメンバーズ会員は無料
※展望台の営業時間は日によって異なります。詳しくは大和ハウス プレミストドームの「スケジュール・ドームカレンダー」をご確認ください。
※開催期間中は、展望台の営業時間終了後も展示を行う予定です。展示の様子はドームの外からご覧いただけます。
さいごに:冬の札幌で「心温まるアート」に出会う
冷え込む札幌の冬、プレミストドームの展望台で待っているのは、平和の象徴である巨大な猫です。
美しい夜景に包まれながら、巨大な猫の傍らで過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる特別な体験になるはず。2026年の雪まつりは、大通り会場やススキノ会場だけでなく、ぜひプレミストドームまで足を運び、この幻想的な「光と猫のアート」を体感してください。
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