EVENT
2026.2.20
【参加無料】日本美術の名品572点が集結する入札会「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.25が開催
2026年2月21日(土)から3月1日(日)まで、東京・京橋の加島美術にて「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.25が開催されます。近世から近代にかけての日本美術を中心に、洋画、筆跡、版画、民藝、工芸まで幅広いジャンルを網羅する本オークション。第25回となる今回は、572点もの作品が出品され、日本美術の豊饒な系譜を一望できる貴重な機会となります。
しかも、下見会は入場無料。ガラスケースなしで作品を間近に鑑賞できる点も大きな魅力です。
目次
若冲から大観まで──日本美術史を彩る巨匠たち
本入札会の見どころは、何と言っても出品作家の顔ぶれです。
奇想の画家として再評価が進む伊藤若冲、奔放な筆致で知られる曾我蕭白、動物表現に優れた長澤蘆雪。さらに近代日本画の礎を築いた横山大観、菱田春草らの作品が一堂に会します。
加えて、川瀬巴水の絶筆、藤田嗣治による直筆の猫、片岡球子の富士の秀作など、コレクター垂涎の優品もラインナップ。古画から近代絵画、さらには洋画まで、日本美術のダイナミズムを体感できる構成です。
庶民の美を伝える「大津絵」特集
今回特に注目したいのが、江戸初期から後期にかけて描き継がれた「大津絵」の特集です。
東海道の宿場町・大津で生まれ、旅人の土産として親しまれた大津絵は、肩肘を張らないのびやかな描線とユーモラスな主題が魅力。最盛期には100種にものぼる図柄が制作されたといわれています。
近代に入り、民藝運動を提唱した柳宗悦が「民画」として高く評価したことで再注目を浴びました。本入札会では、仏画をはじめ「鬼の念仏」「槍持奴」など代表的な図柄を含む8点が出品。庶民の暮らしとともに育まれた美の原点に触れることができます。
伊東深水──近代美人画の粋
大正・昭和期を代表する日本画家・伊東深水の特集も見逃せません。
鏑木清方に師事し、歌川派浮世絵の系譜を継ぐ深水は、流麗な筆致と明快な色彩で女性の気品と色香を描き出しました。本入札会では代表的な「傘美人」を題材とする作品3点のほか、羽子板を抱く少女を描いた逸品など計9点が出品予定。時代を映す女性像の変遷を通して、近代日本画の洗練を堪能できます。
ガラスケースなしで“作品と対峙”する体験
「廻 -MEGURU-」の最大の特徴は、出品作品をガラスケースなしで展示すること。絵肌の質感や筆遣い、絹本や紙の状態まで間近で確認でき、単なる鑑賞を超えた“対峙”の時間を味わえます。
さらに会場には専門スタッフが常駐し、技法や作家背景、見どころについて丁寧に解説。初めてオークションに触れる方でも安心して参加できる体制が整っています。
Web公開・Web限定オークションも開催
2月13日(金)より公式Webサイトにて全出品作品を公開、入札受付がスタート。下見会より早くラインナップを確認できます。
また同時開催として、競り上がり式のWeb限定オークションも実施(2月13日~3月11日21時まで)。会場に足を運べない方もオンラインで参加可能です。
開催概要
「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.25
会期:2026年2月21日(土)〜3月1日(日)
時間:10:00〜18:00
会場:加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)
出品数:572点
入札締切:3月1日(日)18時
開札日:3月3日(火)15時
入場:無料
公式サイト:https://meguru-auction.jp
https://meguru-auction.jp
若冲の奇想、深水の優美、大津絵のユーモア、そして近代洋画や民藝、工芸まで──。
日本美術の歴史を“廻る”ように体感できる本オークション。鑑賞と蒐集の垣根を越え、美術と出会う新たな入口として、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
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