EVENT
2025.1.5
「もしもこんなキャンベルスープの缶があったら…」森洋史 個展、銀座 蔦屋書店で開催!
アーティスト・森洋史の個展「もしもこんなキャンベルスープの缶があったら・・・/If There was Impossible Campbell's Soup Cans…」が、銀座 蔦屋書店にて開催。アンディ・ウォーホルの名作《キャンベル・スープ缶》をモチーフに、アニメや漫画、ゲームなどのサブカルチャーイメージを融合させた新作が登場します。
目次
見どころ
キャンベル・スープ缶の新解釈
森洋史が得意とするパロディとシミュレーションの手法で、ウォーホルの名作を再解釈。
サブカルチャーとの融合
アニメ、漫画、ゲームなど、昭和時代のサブカルチャー要素を大胆にミックス。
緻密な技法
古典技法と現代の工業技術を組み合わせた、高度な制作技術にも注目。
作家独自の視点
大量消費社会や情報過多の現代社会に対する作家の批評性を読み解く。
展覧会に寄せて(森洋史)
「ドリフ大爆笑」の「もしもシリーズ」、ウォーホルの「キャンベルスープの缶」、そして昭和サブカルチャー。幼少期から影響を受けたこれらの要素を現代のアプロプリエーションアートとして表現しました。古典技法に基づきながらも現代の工業技術を取り入れ、身体性や筆致を排した作品群をご覧ください。
寄稿|森洋史「もしもこんなキャンベルスープの缶があったら・・・」展によせて(山口裕美)
ウォーホルの《キャンベル・スープ缶》は、大量生産・大量消費の象徴としてアメリカンポップアートを代表する作品です。森洋史は、この作品をシミュレーションアートやアプロプリエーションアートの手法で再解釈し、現代におけるポップアートに挑戦しています。ゲームやキャラクターなど、鑑賞者の心に深く刻まれたイメージを巧みに用い、緻密な技法で仕上げられた作品は、私たちに驚きと喜びを与えてくれるでしょう。
アーティストプロフィール
森 洋史(もり ひろし)1977年東京都生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料修士課程修了。
展示詳細
タイトル:森洋史 個展「もしもこんなキャンベルスープの缶があったら・・・/If There was Impossible Campbell's Soup Cans…」
会期:2025年1月11日(土)~2月5日(水)
時間:11:00~19:00 ※最終日は18:00まで
定休日:月曜日 ※1月13日(月)も休廊
会場:FOAM CONTEMPORARY(銀座 蔦屋書店 GINZA SIX 6F)
入場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
特集ページ:https://store.tsite.jp/ginza/event/art/44767-1250241224.html
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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
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