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EVENT

2025.1.2

【神戸海洋博物館】史上最高額で落札された特別なテディベア「オセロ」が日本にやってきた「海を渡るテディベア展~タイタニック ベア オセロの物語~」

歴史に名を刻んだ幻のテディベア「オセロ」が、日本にやって来ました。2023年、テディベア史上最高額となる18万ユーロ(約3,000万円)で落札されたこの稀代の逸品が、神戸海洋博物館で開催中の特別展「海を渡るテディベア展~タイタニック ベア オセロの物語~」で展示中です。

幻のテディベア「オセロ」とは?

タイタニックの悲劇から生まれた82体の黒いテディベア

1912年4月、世界を震撼させたタイタニック号沈没事故。この悲劇を受け、ドイツの老舗テディベアメーカー・シュタイフは、特別な想いを込めて82体限定の黒いテディベアを制作しました。真っ黒なモヘアと赤い目を持つその姿は、事件により傷つき悲しむ人々を癒すものとして誕生しました。


タイタニック ベア オセロ

サザビーズでの運命的な出会い

時は流れ、1990年。この82体の特別なベアのうちの1体が、イギリスの名門オークションハウス・サザビーズに姿を現します。競売にかけられたこの黒いテディベアは、当時の最高額で落札され、その話題性から新聞でも大きく報じられました。この出来事を機に、この特別なベアは通称「タイタニック・ベア」と呼ばれるようになります。


「オセロ」という名の新たな物語

この時落札したのは、熱心なテディベアコレクターとして知られるアメリカ人のスーザンさん。彼女は、その漆黒の姿から着想を得て、このタイタニック・ベアに「オセロ」という名前を授けました。以後30年もの長きにわたり、スーザンさんによって大切に守られ続けたのです。


史上最高額での落札

そして2023年夏、オセロの人生に新たな転機が訪れます。シュタイフの本拠地であるドイツ・ギンゲンで開催された特別オークションに、オセロは再び姿を現したのです。その結果、18万ユーロ(約3,000万円)という、テディベア史上世界最高額で落札され、今回日本へやってきました。

その特別な82体の中の1体である「オセロ」は、30年以上もの間、アメリカ人コレクターのスーザンさんによって大切に守られてきました。そして2023年、運命的な巡り合わせで日本へとやってきたのです。


タイタニック号の悲劇から始まり、二度の歴史的なオークションを経て、今もなお多くの人々の心を魅了し続けるオセロ。その存在は、単なるぬいぐるみとしてのテディベアを超えて、時代を超えて受け継がれる "想い" そのものといえるでしょう。

見どころ1:世界中のテディベア約150体が大集結

本展では「オセロ」以外にも、世界各国の文化が息づく限定テディベア約150体が展示されています。特に注目は「キャプテン キース テディベア」。7つの海を航海する船長をモチーフにしたベアが、来場者を世界一周の旅へと誘います。

見どころ2:テディベアの歴史、アンティークベアやプレミアムベアとの出会い

120年以上に及ぶテディベアの歴史を紐解くコーナーでは、貴重なアンティークベアのコレクションを展示。さらに、世界的なラグジュアリーブランドとコラボレーションしたプレミアムベアも登場し、テディベアの芸術性の高さを感じられます。

見どころ3:テディベアとのふれあい

ただ展示を見るだけではありません。大きなテディベアにハグしたり、記念撮影ができるプレイコーナーも。この機会に、お子様も大人の皆様もテディベアに癒されましょう。

プレイコーナー

体験型プログラムで、自分だけのテディベアアイテムを!

カスタムボールペンやキーホルダーを作るプログラムも期間限定で開催されます。
好きなビーズやカラフルなテディベアのアイテムを組み合わせて自分の好みのアイテムを作ってみましょう。


カスタムボールペン/ キーホルダー

開催日:2025年1月11日(土)~2025年1月12日(日)
時間:各日11:00~15:00(定員になり次第終了)
定員:各日先着100名
参加費:500円 ※別途入館料が必要です


※体験型プログラムは、混雑状況により整理券を配布する場合がございます。
※イベント・体験型プログラムの各画像はイメージとなります。実施の際デザイン・仕様が変更となる場合がございます。

好評につき追加イベントも開催!

入場者ノベルティー(期間限定)

2025年1月4日(土)~1月13日(月・祝)の期間中、チケット購入者先着200名様にオリジナルステッカーをプレゼント!

オリジナルステッカープレゼント

SNS投稿キャンペーン

2024年12月20日(金)~2025年1月13日(月・祝)の期間中、本展示で撮影した画像を「#海を渡るテディベア展」「#神戸海洋博物館」の両方のハッシュタグをつけて(InstagramまたはⅩ※旧Twitter)に投稿すると、抽選でプレゼントが当たる!


※プレゼントの発送は2月以降。
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます
※ご応募方法の詳細は公式HPよりご確認ください

SNS投稿キャンペーン

展覧会情報

会期:2024年11月23日(土・祝)~ 2025年1月13日(月・祝)
場所:神戸海洋博物館 2階企画展示室
時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館) 年末年始(2024年12月29日~2025年1月3日)
入館料:大人(大学生以上)900円、小人(小・中学生、高校生)400円 
特別展料:200円(別途入館料が必要です)
主催:神戸海洋博物館
協力:日本玩具文化財団、日本テディベア協会、株式会社丸川(順不同)
※詳細は公式HPをご確認ください

神戸海洋博物館

引用元:■特別展URL

※本展は当館窓口にて当日券の販売のみとなります。ご来館の際に特別展料および入館料をお支払いください。
※その他、団体料金・割引等につきましては、HPよりご確認ください。

引用元:料金についてはこちら

かわいらしさだけでなく、歴史的価値と芸術性を兼ね備えたテディベアの世界。この冬、神戸海洋博物館で出会える珠玉のコレクションを、ぜひご自身の目でお確かめください。

神戸海洋博物館について

■海・船・港の歴史と神戸の未来を体験する博物館
大海原を駈ける帆船の帆と波をイメージした白いスペースフレームの大屋根が特徴的な神戸海洋博物館は、1868年の近代神戸港の開港から120年目に当たる1987年に「神戸開港120年記念事業」として建設されました。千数百年の昔から天然の良港として栄え、中国大陸や朝鮮半島との交易の窓口として、また瀬戸内海の要衝として、歴史上重要な役割を果たして来た神戸の歴史、海・船・港の過去・現在・未来を展示した総合博物館です。歴史はもとより、船や港の仕組みや役割、船舶模型の展示を展開。資料、映像、グラフィックや体験型の展示を交えてわかりやすく紹介しています。

また、神戸港の開港以来、その歴史とともに歩んできた川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」を併設しています。

引用元:神戸海洋博物館 公式サイト

【写真9枚】【神戸海洋博物館】史上最高額で落札された特別なテディベア「オセロ」が日本にやってきた「海を渡るテディベア展~タイタニック ベア オセロの物語~」 を詳しく見る
イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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