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2025.1.26
【日本橋高島屋】ヒュッゲな暮らし「北欧のあかり展」で紡ぐ100年の照明デザイン
北欧の息吹を感じる特別な展覧会「北欧のあかり展」が、2025年3月5日(水)~3月24日(月)まで日本橋高島屋で開催されます。近代照明の父、ポール・ヘニングセンが彼の原点となる3枚シェードのPHランプを考案してから約100年。ポール・ヘニングセン、コーア・クリント、アルヴァ・アアルトらが生み出した20世紀から現代までの約100点の照明器具と功績をご紹介します。
目次
「ヒュッゲ」の世界へようこそ
「ヒュッゲ」─心地よい時間や空間を意味するデンマーク語。北欧の人々は、照明器具やキャンドルの「あかり」をうまく用いながら、「ヒュッゲな暮らし」を楽しんでいます。この展覧会は、北欧の人々の住まいで使われているあかりや建築と調和しているあかり、そして北欧からどのようにして質の高い照明器具が生まれたのかを4章に分けてご紹介します。
第1章「北欧のあかりと暮らし」
フロアランプ 《PH 3½-2½ フロア》/ポール・ヘニングセン/1920s〔ルイスポールセン〕・ペンダントランプ 《PH 5-4½》/ポール・ヘニングセン/1931〔ルイスポールセン〕(c) Kentauros Yasunaga
フロアランプ 《PH 3½-2½ フロア》/ポール・ヘニングセン/1920s〔ルイスポールセン〕・ペンダントランプ 《PH 4½-4》/ポール・ヘニングセン/1926〔ルイスポールセン〕(c) Kentauros Yasunaga
ペンダントランプ 《PH 3½-3》/ポール・ヘニングセン/1926〔ルイスポールセン〕 ・フロアランプ 《AJ フロア》/アルネ・ヤコブセン/1957〔ルイスポールセン〕 (c) Kentauros Yasunaga
白夜と長い冬の狭間で育まれた、北欧特有の光への感性を探ります。緯度の高い地域だからこそ生まれた、温かみのある光の使い方の知恵が、印象的な作品群を通じて浮かび上がります。
第2章「近代照明3巨匠の功績」
ペンダントランプ 《PH アーティチョーク》 ポール・ヘニングセン/1958〔ルイスポールセン〕 (c) Kentauros Yasunaga
ペンダントランプ モデル101《ランタン》 コーア・クリント/1944〔レ・クリント〕 (c) Kentauros Yasunaga
ペンダントランプ A331《ビーハイブ》/アルヴァ・アアルト 1953〔アルテック〕 (c) Kentauros Yasunaga
北欧の近代照明の発展に大きく寄与した3人の巨匠として、デンマークのポール・ヘニングセン、コーア・クリント、アルヴァ・アアルトという伝説的デザイナーの軌跡に迫ります。
特別展示:パリ万博に出品されたヴィンテージランプ
ペンダントランプ 《パリランプ》/ポール・ヘニングセン/1925〔ルイスポールセン〕※日本橋会場のみの展示 (c) Kentauros Yasunaga
テーブルランプ 《PH 2/2 クエスチョンマーク》/ポール・ヘニングセン/1931〔ルイスポールセン〕 (c) Kentauros Yasunaga
ペンダントランプ 《PH 2/2》/ポール・ヘニングセン/1926〔ルイスポールセン〕 (c) Kentauros Yasunaga
「近代照明の父」と呼ばれるポール・ヘニングセンが彼の原点となる3枚シェードのPHランプを考案してから約100年。1925年パリ万博に出品され、3枚シェードが誕生する契機となった「パリランプ」など、貴重な歴史的作品も展示されます。(日本橋会場のみで展示)。
第3章「建築と調和するあかり」
旧SASロイヤルホテル ペンダントランプ 《AJ ロイヤル》/アルネ・ヤコブセン1957〔ルイスポールセン〕(c) Kentauros Yasunaga
コペンハーゲン空港旧ターミナル ペンダントランプ 《VL リングクラウン》/ヴィルヘルム・ラウリッツェン1940頃〔ルイスポールセン〕 (c) Kentauros Yasunaga
建築とデザインの一体感を追求する北欧の哲学を体現する展示。アルネ・ヤコブセンやユハ・レイヴィスカの作品を通じて、光と空間の調和を体感できます。
第4章「名作照明とデザイナーたち」
ペンダントランプ 《ブーケ》 センヤ・スヴァー・ダムケア/2019〔レ・クリント〕 (c) Kentauros Yasunaga
ペンダントランプ 《オクト 4240》/セッポ・コホ/2005〔セクトデザイン〕 (c) Kentauros Yasunaga
1940~60年代の北欧デザイン黄金期から近年までを対象に、北欧で生まれた名作照明の数々をデザイナーとともにご紹介します。ペンダントランプ・テーブルランプ・フロアランプなどを見ても、光の照らし方、光の質、器具の形など多様であり、素材も金属、プラスチック、紙、木など種類豊富な名作をご堪能下さい。
体験型エリア「ヒュッゲの広場」
グッド・シェパード教会 グッド・シェパード教会のペンダントランプ/ユハ・レイヴィスカ/2004〔メーカー不詳〕(c) Kentauros Yasunaga
北欧のあかりと日本
日本のあかり文化や北欧のあかりと日本の関わりについて考える展示もしています。
展覧会詳細
展覧会名:ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展
会期:2025年3月5日(水)~3月24日(月)
会場:日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
入場時間:午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)
※最終日3月24日(月)は午後5時30分まで(午後6時閉場)
入場料:一般 1, 200円(1,000円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学生以下無料
※( )内は前売り料金。各プレイガイドでの前売券販売は会期前日まで、当日券販売は展覧会初日から最終日前日23:59までお取り扱いいたします。
【同時開催/北欧展】
2025年3月5日(水)~10日(月)日本橋高島屋S.C. 本館8階催会場 ※最終日は午後6時閉場
※北欧で長く愛される商品や、食文化を通じて、春を迎える北欧の魅力を紹介する催事「北欧展」を同時開催。
【巡回展】
2025年3月27日(木)~4月14日(月) 大阪高島屋 7階グランドホール
※安全のため、小学生以下のお子様は必ず保護者の方ご同伴でご入場ください。
※会場の混雑状況により、ご入場までお待ちいただく場合がございます。
※都合により、催し内容・会期等が変更または中止になる場合がございます。
最新の情報は開催店舗のホームページをご覧ください。
◆日本橋高島屋「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hokuou_akari/index.html
北欧が育んだ光のデザイン史、照明器具やキャンドルの「あかり」をうまく用いた「ヒュッゲな暮らし」を体感しに、ぜひ会場へ足を運んでみませんか?
【PR TIMES】
【日本橋高島屋】「北欧のあかり展 」/この100年の間に北欧で誕生した約100点の名作照明器具と、そのデザイナーたちの功績を一挙に公開!100年前のパリ万博に出品されたヴィンテージランプも特別展示!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000931.000069859.html
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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
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