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2025.6.27
鮮烈なる“今”を描く──ティエリー・ノワール展「ラッシュアワー」が東京と香港で同時開催
1980年代、ベルリンの壁に最初の壁画を描いたアーティストとして知られるティエリー・ノワール。
その大胆な色彩とユーモラスなキャラクターで国際的に高い評価を受けてきた彼の新たな展覧会「ラッシュアワー」が、2025年7月9日(水)〜31日(木)の期間、東京と香港のフィリップス・オークション ギャラリーにて同時開催されます。
目次
The start toward a rapid solution, 2025
アジアにおける最大規模のプロジェクト、40年の創作の軌跡
Some questions deserve to be answered with a silent response, 2025
本展は、ノワールにとってアジアにおける最も重要なプロジェクト。1980年代初頭の初期作品から、現在の大型絵画や壁画インスタレーションまで、約40年にわたる創作の歩みをダイナミックに紹介します。
ヨーロッパ以外では初公開となる貴重な初期作品に加え、本展のために制作された新作やサイトスペシフィックな壁画などが並び、過去と現在のヴィジュアルが鮮やかに交錯。色彩とリズムに満ちたノワールの作品世界が、都市のスピード感や社会の緊張感を反映させながら、観る者の感覚を刺激します。
【東京展】現代都市の疾走感を描くインスタレーション
Mount Fuji has an aura of grace that comforts me, 2025
東京会場(六本木・ピラミデビル)では、ノワールが現地で描いた天井高の壁画インスタレーションと、新作絵画が登場。太く力強い輪郭とカラフルなキャラクターが混ざり合う構成は、東京という都市のエネルギーや密度、そして「ラッシュアワー」というタイトルの持つスピード感を体現しています。
あわせて、ベルリンの壁に隠れるように制作された1980年代の小スケールのドローイングも展示。静けさと喧騒の対比を通して、ノワールの芸術が持つ深い内省と社会的視点を感じることができます。
会期:2025年7月9日(水)〜31日(木)
時間:月〜金曜 11:00〜18:00(土日休館)
会場:フィリップス・オークション東京(東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル4階)
オープニングレセプション:7月9日(水)17:00〜19:00(作家来日予定)
【香港展】“顔”の進化と一貫したヴィジュアル・ヴォキャブラリー
一方、香港・西九龍文化地区で展開される展示では、ノワールの象徴とも言える「顔」のモチーフを軸に、初期の小作品と2025年の大作が初めて並列展示されます。
アーティスト自身が「今この瞬間の強度」と語るエネルギーを感じさせる構成で、ノワール作品の一貫したビジュアル表現と、その深化のプロセスが浮かび上がります。
会期:2025年7月9日(水)〜31日(木)
時間:月〜金曜 10:00〜18:00(土日休館)
会場:フィリップス・オークション アジア本社(香港・西九龍文化地区 WKCDAタワーG階)
特別イベント:7月18日(金)17:00〜19:00(ライブペインティング+ファイヤーサイド・チャット)
ティエリー・ノワールという存在
1958年生まれのティエリー・ノワールは、1980年代の西ベルリンにおいて政治的メッセージを込めたアートを展開。彼の描く長く平坦な顔、単純化されたフォルムと鮮やかな色彩は、当時の社会への抵抗と希望を象徴しました。壁をキャンバスにするという行為そのものが、自由への意思表示でもあったのです。
現在に至るまで、ノワールの作品は世界中で高い評価を受け、時代を超えて「見る者に問いかけるアート」として存在感を放ち続けています。
「『ラッシュアワー』は、絶えず動き続ける“今”という時間に生きるということについての展覧会です。ベルリンの壁に描いたあの頃の緊張感は、今も自分の中にある。そのかたちが変わっただけです」──ティエリー・ノワール
世界とアジアをつなぐ、フィリップスの挑戦
An intense exchange after a short business meeting, 2025
今回の展覧会を主催する「PhillipsX」は、フィリップス・オークションのプライベートセールス部門が運営する展示販売プラットフォーム。近・現代アートやデザイン、時計、ジュエリーなど幅広いジャンルを扱い、世界中の好奇心と冒険心に応えるグローバルな舞台として存在感を高めています。
東京と香港を舞台にしたこの“二都市同時展覧会”は、アートが地理と時間を超えて響き合うことを実感させてくれる、またとない機会になるでしょう。
PR TIMES
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