EVENT
2025.11.29
【表参道】時代を超える名作椅子31脚が集結「建築家の椅子31脚展」11月28日(金)から開催
デザインと暮らしの豊かさを考える注目の展覧会が、東京・表参道で開催されます。リノベる株式会社と株式会社イニシャルジャパンは、「建築家の椅子31脚展」を2025年11月28日(金)から12月7日(日)まで、リノベる表参道オフィスにて開催します。
入場無料で体感する、名作椅子の世界
本展では、倉俣史朗、シャルロット・ペリアン、ディーター・ラムス、ジャン・プルーヴェ、ジェフリー・バワなど、国内外の建築家・デザイナーが生み出したヴィンテージからセミヴィンテージの名作椅子31脚を展示販売します。入場無料で、デザイン史に名を刻む椅子の数々を間近に見ることができる貴重な機会です。
展示を手掛けるのは、ヴィンテージ家具を扱う「アルケオロジースタジオ(Archéologie Studio)」、現代作家による工芸品などをセレクトする「アトリエ・エムオー(ATELIERMO)」、世界各国からヴィンテージ家具を収集する「サンズファニチャー(Sands Furniture)」の3店舗。それぞれの専門性を活かした、質の高いコレクションが揃います。
多様なデザイン哲学が交差する展示
本展の最大の魅力は、異なる時代、異なる地域で生まれた多様なデザイン哲学を一度に体感できることです。
ジャン・プルーヴェやディーター・ラムスに象徴されるモダニズムの合理的な構造美学。倉俣史朗による実験的な素材使いと、家具をアートへと昇華させたアヴァンギャルドな世界観。ジェフリー・バワに代表される地域の文化や風土に根ざしたデザイン。そしてシャルロット・ペリアンの時代を超えて復刻される名作まで、グローバルな視点で選ばれた作品群が、デザインの多様な可能性を物語ります。
実際に座って体感できる特別な機会
展示されている椅子は、実際に試座することができます。椅子の質感、素材感、強度などを直接確かめながら、その椅子が設計された当時の時代背景や、建築家のデザイン哲学を体感できるのです。スタッフに声をかければ、各作品の詳細な説明も聞くことができます。
注目の展示作品
■倉俣史朗《1987's Expanded metal chair》
工業用素材のエキスパンド・メタルを溶接してつなぎ合わせた本作は、浮遊感や儚さを感じさせる倉俣独自の世界観が表現されています。欧米のデザイン界に大きな衝撃を与え、「クラマタ・ショック」という言葉まで生まれました。
■ディーター・ラムス《1962's 620 Chair Programme》
「より良く暮らすには、ながもちするものを、少しだけ」という理念のもとデザインされた椅子。全てのアイテムがモジュールとして組み替え可能で、発表から60年以上経った今もなお、その普遍的な美しさと実用性で世界中で愛されています。
■シャルロット・ペリアン《1955's Ombra TOKYO Chair》
1955年に東京で行われた展覧会に出展された作品。日本の伝統文化である「紙」をモチーフに、1枚のオーク合板をカットし折り曲げて作られています。わずか10mm程度の板の厚さだったため、製品化されるまで22年を費やした代表作です。
■ジャン・プルーヴェ《1950's Standard Chair》
荷重の大きい後脚を太い鋼板で、荷重の少ない前脚を細いパイプで構成した、力学的な合理性を視覚化したデザインが特徴。計算され尽くした無駄のない構造美学は、現在も世界中のコレクターたちから愛され続けています。
■ジェフリー・バワ《1967's Bentota Lounge Chair》
「トロピカル・モダニズム」の先駆者として知られるスリランカの建築家による作品。スリランカ南西部の海岸沿いのリゾート建築のために制作され、自然環境や気候、地域の文化に馴染むデザインとして評価されています。
同時開催:骨董通りの蚤の市
展示に合わせて、11月28日(金)、29日(土)、30日(日)の3日間は、リノベる表参道オフィスエントランスにて「骨董通りの蚤の市」も開催されます。ヴィンテージ雑貨やインテリアを販売する蚤の市では、コーヒーや軽食を楽しめるカフェスペースも用意されます。
サステナブルな消費を考える日「グリーンフライデー」に合わせ、金曜日の夜から楽しめる特別な企画です。Sands Furniture、RUGHAUS、yasoなどが出店し、掘り出し物との出会いが待っています。
展覧会詳細
展覧会名: 建築家の椅子31脚展
開催日時:
2025年11月28日(金)17:00~20:00(最終入館:19:30)
11月29日(土)・30日(日)・12月6日(土)・7日(日)11:00~16:00(最終入館:15:30)
※12月1日(月)~5日(金)はアポイント制で見学可能
平日アポイント問い合わせ先:
株式会社イニシャルジャパン(担当:横山、志摩)/03-6807-0554
入場料: 無料
会場: リノベる表参道オフィス
アクセス: 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」B1出口徒歩5分
同時開催:骨董通りの蚤の市
開催日時:11月28日(金)17:00~20:00(最終入館:19:50)
11月29日(土)・30日(日)11:00~16:00(最終入館:15:50)
入場料:無料・予約不要
出店:Sands Furniture、RUGHAUS、yasoなど
詳細はリノベる公式サイトをご確認ください。
リノベる株式会社|企業情報ページ
消費ではなく継承を前提としたモノとの出会い
本展は、リノベるが2023年からスタートしたインテリアプロジェクト「Re:Re:Re:のRe project」の第3弾となるイベントです。単なる消費ではなく、作り手から使い手へ、前の使い手から次の使い手へ、「継承」を前提としたモノとの出会いの機会を提供します。
時代や国を超えて愛されてきた名作椅子を実際に見て触れ、製品が暮らしの中に溶け込むイメージを膨らませながら選ぶ体験を通じて、愛着のあるものと共に暮らすことの豊かさについて考えるきっかけとなるでしょう。
デザインの歴史を体感し、これからの暮らしを豊かにするヒントを見つけに、ぜひ足を運んでみてください。
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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。
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