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EVENT

2026.2.27

【東京・有明】高橋真琴の少女画から晩年作まで。軌跡を辿る原画展「森のパーティー」

日本の少女文化・イラストレーション史に大きな足跡を残した画家、高橋真琴。
その画業の核心に迫る原画展「高橋真琴展 森のパーティー」が、東京・有明の「ART SPACE SKY GALLERY」にて開催中です(3月1日18時まで)。

本展のキーワードは、真琴氏が生涯にわたり大切にしてきた
「可愛いは平和を願う気持ち」、そして 「命あるものはみんな一緒」。
少女、動物、植物、鳥や昆虫——あらゆる“いきもの”をやさしく包み込む真琴芸術の精神が、原画約130点というボリュームで一堂に紹介されます。

直筆水彩画 1960年代直筆水彩画 1960年代

少女画の原点から、晩年の個展作品まで——高橋真琴の軌跡

「なかよし」直筆水彩画 1963年「なかよし」直筆水彩画 1963年

1960年代初頭の少女画の源流ともいえる貴重な作品群から、2000年以降に画家として本格的に制作された個展用作品まで、本展は時代を横断しながら真琴氏の歩みをたどる構成となっています。

なかでも注目したいのは、雑誌や絵本のために描かれた直筆水彩画の数々。
商業イラストレーションとして親しまれてきたイメージの“原点”にあたる原画を通して、線のやわらかさ、色彩の透明感、そして少女たちのまなざしに宿る繊細な感情を、間近で体感できます。

「可愛い」が内包する、やさしい思想

「小学館幼稚園80 9月号もりのアリサ⑥」直筆水彩画 1980年「小学館幼稚園80 9月号もりのアリサ⑥」直筆水彩画 1980年

真琴氏の描く“可愛い”は、単なる装飾的な美しさにとどまりません。
それは、すべての命が等しく尊いという思想を、視覚的に伝えるための表現でもありました。

少女のそばに寄り添う小動物、花や木々と調和する風景。
そこにあるのは、競争や対立ではなく、共に生きる世界への希求。
作品一つひとつから、静かに、しかし確かに“平和への願い”が立ち上がります。

会場に足を運べない人へ——リモート展覧会も同時開催

「佐倉フラワーフェスタポスター描き下ろし」直筆水彩画 2019年「佐倉フラワーフェスタポスター描き下ろし」直筆水彩画 2019年

本展では、約80点の原画をオンラインで鑑賞できるリモート展覧会も同時開催。
遠方にお住まいの方や、会場に行く時間が取れない方でも、高橋真琴の世界に触れることができます。
原画作品の電話注文にも対応しているのがうれしいポイントです。

展覧会情報

高橋真琴展 森のパーティー(展示販売)
会期:開催中~2026年3月1日(日)
時間:12:00~18:00
会場:ART SPACE SKY GALLERY(東京・有明)
TEL:03-6379-8885

・リモート展覧会
https://www.artgallery.co.jp/_artspace/takahashi/index2.html

・版画&グッズ オンライン販売
https://artspace.thebase.in/categories/5820870


少女画というジャンルを越え、日本の“可愛い”文化の礎を築いた高橋真琴。
その原点と到達点を同時に見渡せる本展は、ファンはもちろん、初めて作品に触れる人にとっても、忘れがたい体験となるはずです。
“可愛い”が持つ、やさしく強いメッセージを、ぜひ会場で、そしてオンラインで受け取ってみてください。

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イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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