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2026.9.7
【京都文化博物館】『寛永 太平がはぐくむ美』刀剣乱舞ONLINEコラボも必見!絢爛たる寛永文化と名刀が一堂に
寛永3年(1626年)、徳川秀忠・家光が後水尾天皇を京都の二条城へ招き、9月6日〜10日の5日間にわたってもてなす、という出来事がありました。朝廷と幕府の融和や平和の到来を象徴するこの出来事は、「寛永行幸(かんえいぎょうこう)」と呼ばれています。
目次
2026年、寛永行幸から400年という歴史的な節目を迎えるにあたり、京都文化博物館にて寛永行幸四百年開催記念 特別展「寛永 太平がはぐくむ美」が開催されます。会期は9月19日(土)〜11月15日(日)です。
本展では当時をあらわす美術品を通して京都の文化を振り返るとともに、同時期に京都で生まれた「寛永文化」にも着目。さらに「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボも決定し、400年の時を超えた文化の交差を楽しめる展覧会となりそうです。
見どころ①武力の終焉と朝廷・幕府の融和を告げる「寛永行幸」
本展の大きな見どころとなるのが、「寛永行幸」を取り巻く人々のドラマです。
徳川幕府にとって、朝廷との関係構築は政権を盤石にするための重要な課題でした。公武融和のための方策の一つとして行われたのが、大改修を施した二条城に後水尾天皇を迎えた「寛永行幸」です。
重要文化財 大広間四の間 《松鷹図》(部分) 狩野山楽 京都市(元離宮二条城事務所)(後期展示)
会場では、二条城へ向かう大行列をリアルに描いた《参内図屏風》をはじめ、寛永行幸を振り返る作品を展示。二条城の室内を彩った狩野山楽《松鷹図》などの美術品も展示され、行幸の実態にも迫ります。
さらに、朝廷と将軍家の間を取り持った近衞家に伝わる《太刀 銘 備前国住雲次》など、歴史の転換点を見つめてきた名刀の数々も見逃せません。寛永行幸を多面的に考察できるだけでなく、多彩なジャンルの文化財に触れられる好機となりそうです。
見どころ②政治の対立を超えて大きく開花した多様な「寛永文化」
《源氏物語和歌色紙貼交屏風》(右隻) 近衞信尹 陽明文庫(後期展示)
寛永行幸という盛大な儀礼の後、公武の関係は再び緊張状態へと向かいます。朝廷は政治の表舞台から退くこととなりますが、その一方で、後水尾天皇は自ら文化の担い手としても活躍しました。
この時期は、本阿弥光悦、俵屋宗達、野々村仁清、池坊専好などの芸術家が台頭し、豊かな文化が築かれた時代でもあります。本展では、本阿弥光悦《花唐草文螺鈿経箱》や近衞信尹《源氏物語和歌色紙貼交屏風》など「寛永文化」を象徴する作品が一堂に会し、造形美の傑作を堪能できる機会となります。
見どころ③「刀剣乱舞ONLINE」コラボ!骨喰藤四郎と二筋樋貞宗が魅せる名刀の威光
重要文化財《薙刀直し刀 骨喰藤四郎》 京都・豊国神社 (展示期間:9月19日〜10月2日)
本展では、PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とのスペシャルコラボレーションを実施。《薙刀直し刀 骨喰藤四郎》と《刀 無銘貞宗(名物二筋樋貞宗)》が展示されることを記念し、多彩な企画が展開される予定です。
重要文化財《刀 無銘貞宗(名物二筋樋貞宗)》 株式会社ニトロプラス (展示期間:10月17日〜11月15日)
会期中は、展示室内に刀剣男士「骨喰藤四郎」「二筋樋貞宗」の等身大パネルを設置。来場者は自由に撮影を楽しめます。
また、刀剣男士「骨喰藤四郎」「二筋樋貞宗」いずれかのコラボチケットがついてくる企画チケットの販売も始まりました。そのほか、展覧会限定のコラボグッズも展開される予定で、ゲームのファンにとっても見逃せない内容です。
展覧会情報
寛永行幸四百年開催記念 特別展「寛永 太平がはぐくむ美」
会場:京都文化博物館 4・3階展示室
会期:2026年9月19日(土)〜11月15日(日)
※期間中、展示替え及び巻替えあり
開室時間:10:00〜18:00(金曜日は19:30まで) ※入場はそれぞれ閉室の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、9月21日、10月12日は開館)、9月24日(木)、10月13日(火)
展覧会ウェブサイト:寛永行幸四百年開催記念 特別展「寛永 太平がはぐくむ美」
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美術ブロガー/ライター。美術ブログ「アートの定理」をはじめ、各種メディアで美術館巡りの楽しさを発信している。西洋美術、日本美術、現代アート、建築や装飾など、多岐にわたるジャンルを紹介。人よりも猫やスズメなど動物に好かれる体質のため、可愛い動物の写真や動画もSNSで発信している。
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