Facebook X Instagram Youtube

EVENT

2025.1.9

【代官山】巨匠から新鋭まで現代アートの至宝が集う。第69回SBIアートオークション

新年の始まりは、新しい刺激と出会う絶好の機会です。
世界的な巨匠から話題の新進アーティストまで、現代アートの精鋭が集結する「第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART」が2025年1月25日・26日に開催されます。

本記事では、代官山ヒルサイドフォーラムを舞台に、全408点の作品が出品される本オークションの見どころをご紹介します。

アートオークションとは?

アートオークションは、美術品の価格を競り上げる方式で購入できる公開型の取引会です。
SBIアートオークションは、20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、写真やデザイン作品まで幅広いジャンルを扱う国内有数のオークションハウス。
63カ国に及ぶ登録顧客を持ち、落札総額の約半数を海外バイヤーが占める国際的な取引の場となっています。

日本のアートマーケットを象徴する作家の作品はもちろん、国内への出品が少ない海外作家の作品も積極的に紹介し、日本のアートマーケットの成長・拡大に取り組んでいます。

オークションへの参加方法

「オークション」と聞くと、少しハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、SBIアートオークションは、下見会の実施やYoutubeでのリアルタイム配信などオークション初心者の方でも気軽に参加しやすい工夫が凝らされています。


出品作品を見る

オークション前に出品作品のカタログが配布されるため、まずはカタログを見て、気になる作品があるか探してみましょう。

第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART

引用元:出品作品オンラインカタログ

下見会に参加する

また、オークション前に、実際の展示作品を間近で鑑賞できる下見会も実施されます。
気になる作品があれば、実際に会場に見に行ってみましょう。

■下見会日程
2025年1月22日~1月26日

■オークション日程
2025年1月25日・26日(日)12:00-

事前登録する

初めてオークションに参加される場合、事前登録が必要です。
参加方法も会場、電話、書面、オンライン入札など様々あるため、当日の状況に合わせて参加しましょう。

SBIアートオークション

引用元:オークションに参加・入札するには?

注目の日本人アーティスト作品

草間彌生と奈良美智:世界が認める日本の現代アート

世界的な評価を得ている草間彌生の代名詞とも言える「南瓜」をモチーフにしたアクリル画が出品されます。その独特の水玉模様と鮮やかな色彩は、見る者を草間ワールドへと誘います。また、ブロンズ・ラメを使用したシルクスクリーン作品も登場し、草間芸術の多彩な表現を堪能できます。


同じく国際的な人気を誇る奈良美智からは、セラミック彫刻作品《火の山 (No. YNF5387)》を含む16点組のプリント作品など珍しい作品群が出品。奈良特有の少女像に、立体作品ならではの存在感が加わった注目の作品です。

抽象芸術の先駆者:山口長男の世界

日本の抽象芸術を牽引した山口長男の《小さい窓》は、幾何学的な構成と独自の色彩感覚が光る作品です。力強い筆致と繊細な色彩のバランスは、モダンアートの潮流としての作家性を感じさせます。

海外アーティストの傑作

ドイツ現代アートの巨匠:ゲルハルト・リヒター

リヒターの《Haggadah (P2)》は、具象と抽象の境界を自在に行き来する作風で知られる作家の本領が発揮された一作。光と色彩の深い研究に基づく表現技法により、抽象画でありながら詩的な美しさを湛えています。

アメリカンアートを代表する個性派:アレックス・カッツ

アレックス・カッツの《Red Coat (Cantz 164)》は、1950年代の抽象画全盛期にあって、あえて具象表現を選んだ作家の代表作。大胆な赤色使いと特徴的な構図は、現代アートの新しい可能性を示唆しています。

ポップアートの創設者:アンディ・ウォーホル

ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルによる、小説家フランツ・カフカの肖像シルクスクリーン。何色もの異なる青色が、爽やかで印象的な作品です。

もの派を牽引する作家:李禹煥

韓国と日本の戦後美術を代表する作家、李禹煥の「Dialogue(対話)」シリーズ。余白の存在を強く意識させ、シンプルながら立体的な存在感を放つ作品です。

新進気鋭のアーティストたち

巨匠たちの作品に加え、これからのアートシーンを牽引するであろう若手作家の作品も充実しています。

ロッカクアヤコと友沢こたお

若手作家からは、独特の画風で注目を集めるロッカクアヤコの《Untitled》が出品。少女と花のモチーフを白地の背景に配した本作は、作家の新たな表現の展開を感じさせます。


また、新世代を代表する友沢こたおの作品も出品され、幼児的なモチーフと顔に纏わりつくスライムという現代的要素の対比が見どころです。

オークション詳細

総出品数:408点
エスティメート下値総額:351,540,000円(予定)


開催期間:2025年1月25日(土)・26日(日) 12:00~ 
会場:代官山ヒルサイドフォーラム
住所:〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟1階
参加方法:会場、電話、書面、オンライン入札


下見会:2025年1月22日(水)~26日(日)
YouTube配信:オークションの進行状況をリアルタイムで視聴可能できます。

SBI Art Auction公式YouTube

引用元:YouTube Streaming

新年の幕開けは、アートの力で

「第69回SBIアートオークション」は、アートファンだけでなく、今までアートに触れる機会が少なかった方にも、新たな発見と感動を与えてくれるでしょう。
世界的な巨匠から新進気鋭のアーティストまで、幅広いラインナップを通じて現代アートの魅力に触れることができます。
下見会から参加できる親切な運営体制も、初めての方にとって心強いポイントとなっています。
新年の始まりに、珠玉のアート作品と触れ合い、芸術の力を感じてみませんか?

第69回SBIアートオークション|MODERN AND CONTEMPORARY ART

引用元:公式サイト

SBIアートオークション

引用元:公式Instagram

【写真4枚】【代官山】巨匠から新鋭まで現代アートの至宝が集う。第69回SBIアートオークション を詳しく見る
イロハニアート編集部

イロハニアート編集部

  • twitter
  • facebook

アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

イロハニアート編集部さんの記事一覧はこちら