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EVENT

2025.9.13

【京都】「瓜生山ねぶた2025」学生700名が創造する光のアートスペクタクル!9月16日まで一般公開!

京都芸術大学の名物授業が生み出す圧巻のアート体験が、今年も京都・瓜生山キャンパスで開催されています。1年生約700名が2週間かけて制作した20基の巨大な白色ねぶたが織りなす「瓜生山ねぶた2025」は、9月12日から16日まで芸教祭期間中に一般公開されており、学生たちの創造力と成長の軌跡を間近で体感できる貴重な機会となっています。

木材・針金・和紙・光だけで挑む創造への挑戦

本プロジェクトは、京都芸術大学の特色ある授業「マンデイ・プロジェクト」の集大成として毎年開催されています。学部・学科を超えて集った1年生たちが直面するのは、木材、針金、和紙、光というシンプルな素材のみを使い、わずか2週間という限られた期間で「ん」という抽象的なテーマを形にするというミッションです。

この制約の中で学生たちは、意見をぶつけ合い、時に心が折れそうになりながらも、互いに支え合いながら創造の壁を乗り越えていきます。単なる造形を超えて、社会人となる未来へ続くドラマが繰り広げられる教育プログラムは、国内最大級の総合芸術大学ならではの取り組みといえるでしょう。

2025年度瓜生山ねぶた点灯式のようす:撮影 吉見 崚

圧巻の受賞作品群

9月10日に行われた点灯式では、各賞の発表と表彰が実施されました。

▼点灯式の動画をご覧いただけます。

学長賞を受賞したTクラスの『存在していたが、存在していなかったもの そして存在するもの』について、学長の佐藤卓氏は「始祖鳥のアイデアが素晴らしい。難しい造形に対しての造形力も素晴らしい作品でした。」と高く評価しました。

Tクラス『存在していたが、存在していなかったもの そして存在するもの』 撮影:吉見 崚

優秀賞のJクラス『化け蛸』は、擬態とだまし絵というコンセプトとそれを形にする造形力が評価され、奨励賞のQクラス『親愛なるあなたへ』は「小さな音」をテーマにした繊細さが細部に宿る表現が称賛されました。

Jクラス『化け蛸』 撮影:吉見 崚

Qクラス『親愛なるあなたへ』 撮影:吉見 崚

制作過程を見守った教員からは「初めての連続にも関わらず、素晴らしい作品が合計20基できあがって、本当に嬉しく思います」と、学生たちへのねぎらいの言葉がかけられました。

学生たちが語る成長と発見

制作を終えた学生たちからは、困難を乗り越えた達成感と人間的な成長を実感する声が聞かれました。

プロダクトデザイン学科の1年生は「普通科の高校を卒業した私にとって初めてのことばかりでしたが、特に『答えがひとつではない』ことが悩みのタネになりました。2025年のテーマ、「ん」が抽象的だったからこそ、制作物のパターンは無限です。何を作るか、全員の意見をまとめるのに時間がかかりました。結局「どのように正解にしていくのか」を考えると、自分たちの答えに近づきます」と振り返ります。

社会実装を重視する京都芸術大学の教育哲学

この取り組みは、京都芸術大学が掲げる「藝術立国」という教育目標の実践でもあります。同大学は"社会と芸術"の関わりを重視し、企業や自治体が抱える課題を学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施しています。

瓜生山ねぶたもまた、学科を超えたグループワークを通じて、社会性を備えた表現者を育成する教育プログラムの一環として位置づけられています。通学課程・通信教育課程を合わせて国内外から23,000名を超える学生が学ぶ国内最大規模の芸術大学ならではの、スケールの大きな教育実践といえるでしょう。

9月12日から16日まで、瓜生山キャンパスで一般公開

白色に統一された20基の巨大ねぶたが放つ幻想的な光と影の競演は、来場者を圧倒的な世界観へと誘います。学生たちが2週間という短期間で積み上げた創造の結晶を、ぜひ会場でご体感ください。芸術の秋にふさわしい、感性を刺激する特別な体験がここにあります。

展示詳細

展示名: 瓜生山ねぶた2025
会期: 2025年9月12日(木)〜9月16日(火)
開場時間: 10:30-18:00
会場: 京都芸術大学 瓜生山キャンパス(京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116)
アクセス: 京都芸術大学へのアクセス詳細は公式サイトをご確認ください。

アクセスマップ | 京都芸術大学

京都芸術大学1年生約700名が20基の「白色の巨大ねぶた」を制作!|プレスリリースのお知らせ|お知らせ | 京都芸術大学

【写真5枚】【京都】「瓜生山ねぶた2025」学生700名が創造する光のアートスペクタクル!9月16日まで一般公開! を詳しく見る イロハニアートSTORE 50種類以上のマットプリント入荷! 詳しく見る
イロハニアート編集部

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アートをもっと自由に、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディア。日々、アートのイロハが分かるコンテンツを配信しています。アイコンは「イロハニくん」。アートのそばに、ひっそりと棲んでいます。

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