EVENT
2025.12.25
伝説のアート「新宿の目」が復活!蜷川実花最新作や「百鬼夜行パレード」など特別イベントも開催
西新宿の地下空間に潜む、巨大な「瞳」をご存知でしょうか。1969年の誕生以来、半世紀以上にわたって街の変遷を見つめ続けてきたパブリック・アートの伝説、「新宿の目」。
この年末年始、東京ナイトタイム魅力創出プロジェクト「Shinjuku Neon Walk」の連携企画として、この伝説のアートが期間限定で復活点灯します。さらに、大みそかのカウントダウンイベントでは世界的な写真家・蜷川実花氏の映像作品にも登場。
また、 2日間限定で開催最新の空間音声やAIを駆使して異界を彷徨う「五感で巡る百鬼夜行パレード」も開催。
伝統的なアートと最先端のイマーシブ体験が鮮やかに交差する、西新宿の特別な冬の魅力を掘り下げてご紹介します。
目次
伝説の復活。55年の時を経て再び光を宿す「新宿の目」
新宿駅西口の地下広場に鎮座する「新宿の目」は、彫刻家・宮下芳子氏によって制作された高さ3.4m、幅10mの巨大な作品です。かつては内部の照明が輝き、瞳の部分が回転するギミックを備えていたこの作品は、高度経済成長期の新宿を象徴する前衛的なアートでした。
今回の企画では、12月24日(水)から1月4日(日)までの期間限定で、この「目」に再び光が灯ります。特に大みそかから元旦にかけては、翌朝8時までの特別点灯を予定。
※予告なく点灯日時が変更となる場合がございます。
長らく静かに街を見守ってきた「目」が、現代のデジタル技術と共鳴するように再び輝き出す瞬間は、古くからの新宿を知る人にも、初めて目にする若者にも、時代を超えた感動を呼ぶはずです。
「新宿の目」特別点灯時刻(Shinjuku Neon Walk 連携企画)
◆期間:12月24日(水)~1月4日(日) 時間: 16:00~24:00(予定)
★大みそか特別点灯 日時: 12/31(水)16:00~1/1午前 8:00(木)
※点灯時刻が前後する場合がございます。
※予告なく点灯日時が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
◆場所:新宿駅西口_地下広場
※協力:小田急電鉄株式会社
蜷川実花 with EiMが描く、都市の呼吸と「新宿の目」
大みそかのカウントダウンイベント「Happy New Year Tokyo 2026」では、東京都庁を舞台にした壮大なプロジェクションマッピングが実施されます。手がけるのは、写真家・映画監督として世界的に活躍する蜷川実花氏率いるクリエイティブチーム「EiM」です。
作品タイトルは『Tokyo Rebirth ― 都市の魂が巡る、深淵と再生の旅』。蜷川氏自身が「都市を"生きもの"として捉える感覚」と語る通り、東京という街が持つエネルギー、人々の営みの重なりが、極彩色の映像として映し出されます。
注目すべきは、この映像作品の中に「新宿の目」が登場する点です。蜷川氏自身が撮影した「目」が、都庁という巨大なキャンバスに映し出されることで、地下のアートと地上の巨大建築がリンクし、西新宿全体が一つの壮大な物語へと変貌します。
蜷川実花さんコメント
『今回、「都市」をテーマに、初めてプロジェクションマッピングに挑戦しています。都庁という大きな舞台でお届けできることが今からとても楽しみです。東京という街は、人の営みが重なって生まれる光をまとい、呼吸するように変化し続ける存在だとずっと感じてきました。
作品中には、幼い頃から親しんできた「新宿の目」も映し出されます。半世紀にわたり、移ろうこの場所を見つめてきたそのまなざしは、私が都市を“生きもの”として捉える感覚とも重なります。
年越しの高揚感がより特別なものになるように、心を込めて取り組みました。多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。』
蜷川実花
写真家、映画監督、現代美術家
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。『ヘルタースケルター』(2012 年)ほか長編映画を5作、Netflix『FOLLOWERS』(2020年)を監督。これまでに写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。
「五感で巡る百鬼夜行パレード」:最新技術が誘うイマーシブ体験
「Shinjuku Neon Walk」のさらなる見どころとして、12月27日・28日の2日間限定で「五感で巡る百鬼夜行パレード」が実施されます。
これは、最新の空間音声技術「Auris」や触覚デバイス、そしてAIを高度に融合させた、これまでにない没入型のイマーシブ・ウォークです。
参加者は光る傘を手に、イヤフォンから流れる妖怪たちの囁きや手に伝わる繊細な振動を頼りに、祭りの主である「X」を探し出す神秘的な物語へと深く入り込んでいくことができます。江戸時代から続く伝統的な百鬼夜行の世界観が、デジタルと現実が融け合う実験的なテクノロジーによって鮮やかにアップデートされ、西新宿の夜を舞台に一人ひとりの感性を揺さぶる唯一無二の体験を創出します。
イベント概要
◆日程:12月27日(土)・28日(日)
◆時間:16:30~20:30 ※30分毎に開催、全8回で20:00最終受付
◆場所:東京都庁周辺
◆受付:都民広場(中央通り側) ※彫刻「アダムとエヴァ」付近
◆所要時間:約20~25分
◆定員:各回6名
◆応募方法(事前予約制・先着順)
公式サイトよりご応募ください
Shinjuku Neon Walk 公式サイト
※応募締切 26日(金)21時まで
◆留意事項
・コンテンツは日本語音声のみで進行されます。
・小学5年生以上推奨
※天候や環境によって予定が変更になる場合がございます。予定の変更は公式X等でお知らせいたします。
※街を周遊するコンテンツのため、歩きやすい服装を推奨します。
※詳細応募フォームを確認ください。
西新宿を遊び尽くす「Shinjuku Neon Walk」の楽しみ方
メイン会場となる中央通り(新宿副都心4号街路)では、アーティスト真鍋大度氏らによるAIを活用したアートなど、4つのゾーンで異なる光の演出が楽しめます。
ネオン屋台(キッチンカー)
12月24日〜28日、31日には、アートな夜にぴったりなグルメを楽しめるキッチンカーが登場。
Shinjuku Neon スタンプラリー
西新宿のイルミネーションスポットを巡るスタンプラリーも開催中で、歩けば歩くほど街の新しい表情に出会えます。
まとめ
かつて未来を夢見た1960年代のアート「新宿の目」と、現代の最先端テクノロジー、そして蜷川実花氏の色彩感覚が、西新宿という舞台で一つに溶け合います。
この年末年始、ただ眺めるだけではない、物語の一部になるような特別な夜を西新宿で過ごしてみてはいかがでしょうか。そこには、あなたがまだ知らない「東京の鼓動」が待っています。
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