【これは便利】キャンバスが凹んでしまったときの対処法

キャンバスが凹んだ時の対処方法

絵具メーカーの「松田油絵具株式会社【公式】アカウント」(@MatsudaColour)が先日投稿したのが、以下のツイート。

これはすごい！　布製のキャンバスが凹んでしまうことって結構ありますよね。さっそく試してみます。

【実験】凹んだキャンバスは元に戻るのか試してみることに

凹んだキャンバスは元に戻るのでしょうか。気になった筆者が検証してみます。

まずは張りキャンバスを用意。今回準備したのは、世界堂で売られているF0号の小さめのキャンバス。元から麻布が張られているタイプです。

この張りキャンバスですが……ボコッ。中央あたりがしっかり凹んでいますね。この状態では後ろから押してももとに戻りませんでした。

水をつけるともとに戻るらしい!?　ということでキャンバスの裏に水をつけてみます。水をつけた指でぬりぬり。ハンカチを湿らすように布製のキャンバスを濡らします。画材屋さんのツイート写真によると「うっすら広範囲」がポイントのよう。

凹んだキャンバスの裏から水をつけて自然乾燥させると……

！

元通りに。ピンッとした張キャンバスに戻りました。

今回、筆者は手を使って濡らしましたが、調べてみたところ、キャンバスの裏面から凹んだ部分にスチームアイロンで蒸気を吹き付ける、キャンバスの裏面をお湯で濡らしたタオルで湿らせる等といった方法も良いようです。

ドライヤー等で急激に乾かすと糸が突っ張る場合があるので自然乾燥がオススメ。


水をつけて自然乾燥する前と、自然乾燥後の状態を角度をつけて、横から見比べてみましょう。

ビフォー。（ボコッとした状態）

アフター。（水をつけて自然乾燥後です）

比べてみると一目瞭然。元の状態にもどっていますね。

覚えておくと便利なライフハック。キャンバスを凹ませてしまった際は試してみては。