LIFE
2022.2.21
猫好き集まれ!ハワイのアート&現代アートから猫が描かれたアートをご紹介
2月22日は何の日?
「222」=「にゃんにゃんにゃん」……そう、猫の日!
今年の猫の日は、2022年2月22日で「2(にゃん)」が6つも入った特別な日です。猫の日にちなんで、猫が描かれたアートをご紹介します。猫好きの方必見です。
目次
猫のアート 1.ロザリー・プルッシング「Plumeria Pua」
こちらをじっと見つめる猫ちゃんのアート。ハワイのアートを描く、ロザリー・プルッシングさんの「Plumeria Pua」です。
ぷっくりと咲く真っ白な花はプルメリア。ハワイではレイに使用される、とてもポピュラーな花です。
タイトルの「Pua」はハワイ語で「お花」ですが、このアートでは、別の特別な意味を持っています。
実はアーティストのロザリー・プルッシングさんが飼われていた猫ちゃんのお名前が「Pua」。
つまり、ロザリー・プルッシングさんの猫ちゃんを描いたアートです。こちらをじっと見つめていたのは、彼女のことをみつめていたのでしょう。
大きな瞳とピンク色のお鼻が、なんとも可愛らしい猫ちゃんですね。
花瓶に隠れているくちばしが黄色い鳥は「マイナバード」。ハワイでハッピーバードと呼ばれ、親しまれている鳥です。
猫のアート 2.ロザリー・プルッシング「Crack Seed Cat」
続いてはシックな雰囲気漂う猫のアートです。ロザリー・プルッシングさんの「Crack Seed Cat」。
なにやら食べ物が入った瓶と一緒に並んでいるのは、ウィンクをした猫。
瓶の中に入っているのは「クラックシード」という、ハワイの駄菓子です。
日本でいうドライフルーツで、フルーツを乾燥させていろいろな味付けをしたものだそう。
ぐるぐる渦巻きを巻いているものや、細長いもの、お花のような形もあり、色もカラフルで可愛いですね。
ハワイではクラックシード専門店もあるそうです。
そんなクラックシードの横でウィンクをする猫ちゃん。
丸々とした体や大きなしっぽから、なんとなくしゃべりだしそうな貫録を持っています。
明るい色味のアートが多いロザリー・プルッシングさんの作品の中で、黒の背景と鮮やかなクラックシード、そして存在感ばっちりの猫がマッチしているアートとなっています。
▼ロザリー・プルッシングさんのアートを扱う海のアートギャラリー
『ocean Day』公式HP
https://www.oceanday.jp/
『エドム伊勢丹立川店』公式HP
https://www.edom.co.jp/shops/tachikawa/
猫のアート 3.ロメロ・ブリット「CAT SAM」
続いては、世界から注目される現代アートを生み出す、ロメロ・ブリットのアート雑貨から。
猫のぬいぐるみ「CAT SAM」です。
ロメロ・ブリット独自の世界観から生まれる動物たちは、どれもおとぎの国に住んでいるようなポップな可愛さがあります。
この猫「Sam」も蝶ネクタイを付けて、どこか楽しいところに連れて行ってくれそうです。
一番の特徴は、絵画からそのまま飛び出してきたかのように見える、アウトラインの存在。
ぬいぐるみは通常、立体感を重視して、そのまん丸さを追求し作られていると思うのですが、ロメロ・ブリットは現代アートを描くアーティスト。
ぬいぐるみやフィギュアなどの立体物でも、「正面」から見れば、まるで絵画作品かのようにアウトラインが作られています。
ぬいぐるみ好きとして嬉しいのは、自立すること!
これならソファーに置いたり、棚の上に置いたり、インテリアとしての幅が広がるので、猫好きの方だけではなく、ぬいぐるみ好きの方にもおすすめしたいアート雑貨となっています。
猫のアート 4.ロメロ・ブリット「Flowing」
続いては、陶磁器でできた猫のフィギュア、ロメロ・ブリットの「Flowing」です。
暖色系の色味でまとめられた猫ちゃんは、頭にお花の飾りを付け、小首をかしげています。
花柄のマフラーも付けておしゃれしていますが、お出かけでしょうか?
ひたすらに「愛らしさ」を表現された猫のフィギュアです。
暖色でまとめられているとはいえ、よく見てみると様々な色が使われています。
それを一つのアートとしてまとめることができるのは、現代アートの巨匠ロメロ・ブリットだからこそ。
サイズは両手にすっぽりと収まる大きさで、台座が付いており、インテリアとしても飾りやすそう。
つるつるとした質感は、やはり陶磁器ならでは。
ちなみに、このフィギュアは陶磁器としての質も高く、世界的に有名なドイツの陶磁器メーカー「Goebel(ゲーベル)」で制作されています。
▼ロメロ・ブリットさんのアートを扱うアートギャラリー
『Hope Bear gallery』公式HP
https://www.hopebeargallery.com/
おうちの猫ちゃんにそっくりなアートが見つかるかも
猫のアートを買われるお客様からとてもよく聞くフレーズは、「うちの猫に似てるの!」
毛や瞳の色、顔つき、佇まい……似ているポイントは様々ですが、おうちの猫ちゃんに似ている子を探すのも、猫のアートを楽しむポイントでしょう。
この機会にぜひ、猫のアートを探してみてくださいね。
画像ギャラリー
あわせて読みたい
-
LIFE
2025.02.07
アートが香りになる瞬間。名画の世界観を纏える新感覚フレグランスが誕生
イロハニアート編集部
-
LIFE
2025.02.05
子どもがアートを感じられる絵本7選!対象年齢・作品の魅力も解説
浜田夏実
-
LIFE
2025.02.02
色が語るアートの世界!色彩の深層を学ぶ2冊
イロハニアート編集部
-
LIFE
2025.02.02
レゴ®アートでゴッホの「ひまわり」が蘇る! 想像力を開花させる没入型アート体験
イロハニアート編集部
-
LIFE
2025.01.28
芸術が着られる!マティスの傑作が限定アパレルに!色彩の魔術師の世界をまとう新コレクション登場
イロハニアート編集部
-
LIFE
2025.01.24
【渋谷・青山】ギャラリーを併設したオシャレ空間でアートなショップ巡り
若宮早希
このライターの書いた記事
-
LIFE
2024.11.20
【2024決定版】東京の額縁店おすすめ3選!アート好きから初心者の方まで
ビビ
-
EVENT
2024.05.08
はじまりの美術館 開館10周年企画!「き・てん・き・てん」展で「起点」「転機」について考えよう
ビビ
-
EVENT
2024.05.01
動物好き永遠のテーマ「犬派?猫派?―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―」が開催!長沢芦雪のゆるかわ犬も
ビビ
-
EVENT
2024.04.11
『デ・キリコ展』が東京と神戸で開催!「形而上絵画」を生み出した画家の全体像に迫る
ビビ
-
EVENT
2024.04.02
フランスで好評を博した展覧会が拡充し凱旋帰国!「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」展
ビビ
-
NEWS
2024.03.04
横浜美術館が2024年3月にリニューアルオープン!
ビビ

ビビ
美術大学彫刻コースを卒業後、アートギャラリーで働いています。粘土を触ったり、ものをつくること、動物や自然が好きです。
美術大学彫刻コースを卒業後、アートギャラリーで働いています。粘土を触ったり、ものをつくること、動物や自然が好きです。
ビビさんの記事一覧はこちら