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NEWS

2023.11.8

世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコの活動の全貌を紹介する「コシノジュンコ 原点から現点」

あべのハルカス美術館にて、コシノジュンコの全貌を紹介する過去最大規模の展覧会「コシノジュンコ 原点から現点」(会期:11月23日(木・祝)〜2024年1月21日(日))が開催されます。

本展は、今もなおモードの先端を走り新たな創造を繰り広げ、ゆるぎない独創的な表現で新しい創造に挑み続ける、コシノジュンコの活動の全貌を紹介する過去最大規模の展覧会です。

展覧会ポスター

会場では衣装やデザイン画をはじめ写真パネルや映像演出など約200点を通してその魅力に迫ります。

コシノジュンコとは?

コシノジュンコ

大阪・岸和田に生まれたコシノジュンコは、1960 年に新人デザイナーの登竜門とされる装苑賞を最年少で受賞、以後東京を拠点にファッションデザイナーとしての活動をスタートさせます。


1978年、パリコレクションへの参加を皮切りに、世界各地でショーを開催、高い評価を得ています。


その一方で、近年においてその創造の対象は、服飾デザインの領域を超えて、食、インテリア、花火のデザイン、野外エンターテインメントのプロデュースなど、常に新たな境地を切り開いています。

コシノジュンコの活動の全貌を紹介する過去最大規模の展覧会

Spike Dress 2010 年

本展覧会は、コシノジュンコの高校時代に描いた絵画や装苑賞受賞作にはじまり、今もなお新たな創造に挑み続ける近年の活動に至るまで衣装やデザイン画、写真パネルや映像演出など約200点を通して紹介。


展示は、【コシノジュンコの「原点」】、【コシノジュンコがたどりついた世界「対極」】、【コシノジュンコの「現点」】の3部構成により、彼女の活動の全貌を紹介しています。


会場では約100着もの衣装が一堂に会し、ステージやランウェイに見立て、華やかな衣装をまとったマネキンが一堂に並びます。来館者はまるでショーの会場にいるような臨場感を味わうことができるように、それぞれの衣装に合わせてヘッドピースやポーズも変える演出がなされているのでぜひ注目してみてください。


1978年、パリコレクションの参加を果たして以降、北京、ニューヨークのメトロポリタン美術館、 キューバなど、コシノは世界各地でショーを開催し、国内外で高い評価を得ていきます。会場では、普段見ることのできないファッションショーの映像も公開し、コシノジュンコの世界を体感できます。


また、本展覧会では全室写真撮影OKなので、作品と展示空間を合わせてお楽しみください︕

コシノジュンコの「原点」

装苑賞受賞作品 1960 年

1966年には、青山にブティック 「COLLET( コレット )」をオープン、内装をピンクと黒で統一したアバンギャルドな店舗には、連日のように音楽関係者や芸能人、文化人が訪れ、職種を超えた彼らとの出会いが新たな文化を形成する仕事へと繋がっていきました。


ザ・タイガースなどのグループサウンズの衣装、日本万国博覧会(70年大阪万博)のパビリオンユニフォームのデザインを手掛けたのもこの頃です。


本展覧会に展示される3点のユニフォーム(タカラ・ビューティリオン館、生活産業館、ペプシ館)は、当時の流行であったかわいらしいミニスカートだけでなくユニセックスのデザインも展開し、トレンドを意識しながらも実用的で清潔感も感じさせるスタイルが話題となりました。

コシノジュンコがたどりついた世界「対極」

POROPORO at GOBI Desert 2016 年

1980年代以降、コシノは「アール・フュチュ―ル (未来の芸術)」という表現に取り組みはじめます。


これは、地球やそこに生きる 人間、太陽、月、大気など宇宙を構成するすべてのものを表現しようとする壮大な試みです。 これらを表すものとして生みだされた「対極」というコンセプトは、今日に至るまでコシノのデザインの根幹を成し、新たな創造を続ける重要な要素となっています。


宇宙空間に存在し、対極にある2つは、相反しながらも影響し合い新しい価値を創造していくと考え、宇宙という完全なる創造物を象徴する「円」、人間がつくり出す合理的なものを象徴する「四角」、方向を示す「三角」を基調にしています。


コシノジュンコはさらに一着の中に 「和と洋」「光と陰 ( 昼と夜 )」「大胆さと繊細さ」など対極にあるものを共存させ、この世の万物の摂理を表現しようとしたのです。

コシノジュンコの「現点」

DRUM TAO “現代甲冑” 衣装 2018 年

コシノはスポーツユニフォーム、オペラやブロードウェイ・ミュージカルなど舞台衣装の分野にも活動の幅を広げていきます。


その中でも、和太鼓エンターテインメント集団 DRUM TAO の舞台衣装は2012年からデザインを手掛け、これまでに制作された衣装は累計数千着にも及びます。 鍛え上げられた身体に沿うデザインでありながらも動きは妨げず、 彼らの魅力を最大限引き出すことを心掛けてデザインされた衣装は躍動感にあふれ、いまや世界へと羽ばたき人々を魅了する彼らのパフォーマンスに欠かせない要素となっています。会場では、約30着の衣装と映像演出で、コシノとDRUM TAOが創り出す唯一無二の世界をご紹介します。

最後に

琳派コレクション “羽織” 2004 年

世界に羽ばたき人々を魅了した躍動感あふれる世界をこの機会にぜひ体験してみてください。

本展では、開幕記念イベントとしてコシノ氏と担当学芸員が見どころや作品について紹介する 「 プレミアムギャラリートーク&貸切鑑賞会 」を30名様限定で開催するほか、大阪マリオット都ホテルとのコラボレーションとして本展覧会の世界観をイメージしたコラボメニューが登場します。

コシノジュンコの集大成となる本展をぜひ会場でお楽しみください。

展覧会情報

コシノジュンコ 原点から現点
会期:2023 年 11 月 23 日 ( 木・祝 ) ~ 2024 年 1 月 21 日( 日 )
会場:あべのハルカス美術館
   〒545-6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋 1-1-43 あべのハルカス 16 階
休館日:2023 年 11 月 27 日(月)、12 月 31 日(日)、1 月 1 日 ( 月・祝 )
開館時間:火~金/ 10:00 ~ 20:00 月土日祝/ 10:00 ~ 18:00
     (入館は閉館 30 分前まで)
公式サイト: コシノジュンコ 原点から現点

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新 麻記子

新 麻記子

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アート・カルチャーの架け橋になりたい。やれることならなんでもやるフリーランス。日々の暮らしを豊かにしてくれるアート・カルチャー系記事の執筆業以外に、作詞家、仲介・紹介業、対話型鑑賞会のナビゲーター、アート・映像ディレクターとして活動中。

アート・カルチャーの架け橋になりたい。やれることならなんでもやるフリーランス。日々の暮らしを豊かにしてくれるアート・カルチャー系記事の執筆業以外に、作詞家、仲介・紹介業、対話型鑑賞会のナビゲーター、アート・映像ディレクターとして活動中。

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