STUDY
2025.4.23
香川県・四国村ミウゼアムの歩き方─先人たちの暮らしに思いを巡らせながら、建築・アート・自然が響き合う場所をめぐる
目次
- 【おやねさん】はじまりはここから!有機的な屋根が屋島の風景に溶け込む
- 【かずら橋】スリル満点!自然のアート
- 【小豆島農村歌舞伎舞台】島に残された歌舞伎文化に触れる
- 【丸亀藩御用蔵】四国村の全貌がわかる!江戸時代の米蔵で見どころチェック
- 【砂糖しめ小屋】和三盆のルーツに触れる。甘い歴史を学ぼう
- 【四国村ギャラリー】安藤忠雄建築×アート
- 【灯台退息所】瀬戸内海を照らした灯台守の暮らし
- 【醤油蔵】香川の食文化に根ざす醤油づくりの原点とは?
- 【収蔵庫ツアー】製造道具に隠された職人たちの知恵
- 【自然とアートが共鳴】流政之の彫刻作品—2025年も瀬戸内国際芸術祭の会場に
- 【四国村わら家】名物・釜揚げうどんを味わう
- 展覧会情報
屋島山麓(香川県高松市)に広がる「四国村ミウゼアム」へ行ったことがありますか?
江戸から大正時代に四国各地に建てられた33棟の建物を移築復原した野外博物館として知られ、民具や民俗資料も多く展示されていることから、当時の人々の暮らしや文化を肌で感じることができます。
四国村ミウゼアムより「大久野島灯台」。村内には高低差があり、足元が不安定な場所もあるため、履き慣れたスニーカーや動きやすい服がおすすめです。
また、安藤忠雄設計による四国村ギャラリーや、藁葺きの古民家を改築した手打ちうどん店わら家、神戸の異人館だった四国村カフェなど、アートや建築、それに食に関してのさまざまな魅力を持つ施設が点在しています。
【おやねさん】はじまりはここから!有機的な屋根が屋島の風景に溶け込む
「おやねさん」。四国村ミウゼアムの入口と出口にあたる施設で、手打ちうどん店わら家と四国村カフェに隣接しています。
琴電屋島駅を下車して徒歩5分、屋島神社の鳥居のすぐ右に建つのが、四国村ミウゼアムのエントランスである「おやねさん」です。
もともと民家博物館として1976年に開村した歴史があるだけに、古い建物が待っているのかと思いきや、意外にも2022年に完成したばかりの新しい鉄筋コンクリートの平屋建て。建築家の川添善行が設計し、「おやねさん」の名が示す通り、有機的でうねりを伴った屋根を特徴としています。
「おやねさん」からチケットブース。2階の展示スペースでは、四国村の創設者で、カトーレックの創業者である加藤達雄が、なぜ古民家の収集をはじめ、屋島の地で野外博物館を開いたのかについて紹介しています。カトーレックと四国村の意外な接点が明らかになる展示として必見です。
1階にはチケット売り場やミュージアムショップなどがあり、2階には四国村ミウゼアムの散策後にも立ち寄れる展示スペースが広がっています。また南三陸の旧家の古材を用いた木のステンドグラスも独特の景観を生み出しています。
まずは伝統とモダンが融合したような佇まいが魅力の「おやねさん」で受付を済ませ、約5万平方メートルに及ぶ広大な四国村へと入村しましょう。
【かずら橋】スリル満点!自然のアート
架け替え前の「かずら橋」。祖谷には屋島の合戦に敗れた平家の落人が住んだとされ、追っ手が来ても切り落とせるようにかずら橋を架けたとも伝えられています。
大小ざまざまな石を敷き詰めた「流れ坂」を登ると、すぐ左手に見えてくるのが「かずら橋」です。これは徳島県の山中、祖谷(いや)地方に見られる伝統的な「かずら橋」を約2.5トンのシラクチカズラを編んで再現したもので、長さは約30メートル。もちろん歩いて渡ることができます。
祖谷に唯一現存する橋よりはやや小さいものの、それでも水面の上の橋を歩くとゆらゆら揺れてスリルがあり、アスレチック気分も味わえます。
架け替え後の「かずら橋」。架け替えに際しては山の中に入り、カズラを採取するところから準備が行われました。※提供:四国村ミウゼアム
「かずら橋」はおおよそ6年ごとに祖谷の職人さんたちの手によって架け替えられてきましたが、2025年の2月にも架け替え作業が行われ、新たな橋として甦りました。日本でも復元したものを含めて数本しか現存しないという貴重な「かずら橋」にて、森に包み込まれるような感覚を味わってください。
【小豆島農村歌舞伎舞台】島に残された歌舞伎文化に触れる
「小豆島農村歌舞伎舞台」。毎年ひな祭りの前後には、豪華な雛飾りもお披露目され、それを目当てにやって来る方も少なくありません。
江戸時代には、農民たちが演劇を楽しむための歌舞伎舞台が全国各地の農村に作られました。そのうちの一つ、香川県の小豆島の小部(こべ)地区が所有していた舞台を移したのが「小豆島農村歌舞伎舞台」です。
「小豆島農村歌舞伎舞台」と野外劇場。劇場の観客席後方の石積みは、イサム・ノグチのパートナーだった和泉正敏によるものです。
舞台の中央には直径約5メートル近くの廻り舞台があり、建物の下を覗くと動かすための機構があることが分かります。また現在は石垣を用いた階段式の野外劇場としても活用され、過去には農村歌舞伎の公演や源平合戦をモチーフとするオペラ公演のステージも行われました。
【丸亀藩御用蔵】四国村の全貌がわかる!江戸時代の米蔵で見どころチェック
「丸亀藩御用蔵」。香川県丸亀市より移築。瓦を並べ、その継ぎ目に漆喰を塗って、かまぼこ型に盛り付けるなまこ壁と呼ばれる外壁がユニークです。
この広い四国村ミウゼアムのインフォメーションセンターの機能を果たしているのが、江戸時代後期に建てられ、主に米を貯蔵していた「丸亀藩御用蔵」です。かつて港に続く入江に面して建っていた蔵は、すぐそばまで舟をつけて、前面に設けられた4つの扉を用いて米を積み出していました。
「丸亀藩御用蔵」の内部。米俵で壁が傷まないよう、柱の隙間に丸太が縦に埋め込まれています。
現在、蔵の中は4つの部屋に分かれていて、日時計や醤油絞り袋といった暮らしにまつわる資料が並んでいるほか、四国村へ古建築が移された経緯を紹介する展示が行われています。
それに四国村ミウゼアムのみどころを紹介する映像コーナーも見ておきたい内容です。「四国村とは?」とまず知りたい方は、最初に訪ねてみるのも良いかもしれません。
【砂糖しめ小屋】和三盆のルーツに触れる。甘い歴史を学ぼう
「宮崎家砂糖しめ小屋」。あとひと月で壊される予定のところを譲り受け、四国村へと移築されました。まるでジブリの作品に登場するようなかわいらしい建物です。
伝統的な砂糖づくりを今に伝えるのが、坂出市より移された「宮崎家砂糖しめ小屋」です。かつて讃岐地方では「讃岐三白(さぬきさんぱく)」と呼ばれる砂糖、塩、綿の生産が盛んに行われていました。現在も上質な砂糖を用いた「和三盆糖」は香川県の名産として知られています。
「宮崎家砂糖しめ小屋」の内部。小屋は牛の円運動にあわせて丸く作られていて、実際に中の柱が牛の横腹ですり減っていることが見てとれます。
砂糖しめとは、サトウキビの汁をしぼることを意味します。ここでは中央にしめぐるまという3つの石臼が置かれていますが、当時は石臼に取り付けられた木を牛が引いて回転させ、サトウキビを絞っていました。
石臼の間に挟まれたキツネと呼ばれる道具。指を石臼に挟まないためのプロテクターとして使われていました。砂糖しめが危険と隣り合わせの作業であったことが分かります。
この砂糖しめ小屋の隣には、サトウキビの汁を釜で煮詰めるために使われた「六車家釜屋」も建ち、中を見学しながら古い砂糖づくりのプロセスを学ぶこともできます。日本のスイーツ文化の発展にも影響を与えた砂糖の歴史に触れられる、甘くて奥深いスポットとしておすすめです。
【四国村ギャラリー】安藤忠雄建築×アート
「四国村ギャラリー」。瀬戸内の安藤建築で有名な直島の地中美術館(2004年)に先立ち、2002年に建てられました。
思わず「こんなかっこいい建築が屋島に建っていたとは…」と感動するのが、世界的建築家の安藤忠雄が設計した「四国村ギャラリー」です。
これは四国村の創設者である加藤達雄が収集した美術品を展示するため、2002年に開館した美術館で、通常はフランスの絵画をはじめ、中国の金銅仏や青銅器、ペルシャの陶器などが展示されています。また年に数回はオリジナルの企画展も開かれます。
「流 麻二果 讃岐の色 香川の色」の展示風景。なお展示は2025年3月2日に終了しました。
この日は香川県出身のアーティスト、流麻二果の個展が開催。屋島の風景にインスピレーションを受けた色鮮やかな絵画や、地元の中高生とのワークショップで制作したインスタレーションなどが公開され、コンクリート打ち放しの安藤建築と美しい調和を見せていました。
階段状に連なる「水景庭園」。四国村ギャラリーのバルコニーから行き来することができます。
それに美術館のバルコニーから広がる「水景庭園」も一推しのスポットです。起伏のある屋島の地形を生かし、水が階段を下って流れていく様子はまさに絶景の一言。また四国村ギャラリーまでたどり着くと周囲の見晴らしも良く、うっすらと讃岐山脈も望め、かなり高い場所に作られていることに気がつきます。
【灯台退息所】瀬戸内海を照らした灯台守の暮らし
「大久野島灯台」。1893年に広島県竹原市の大久野島に建設され、1992年に老朽化のために役目を終えた灯台。中には黒い螺旋階段が設置されています。
四国村ギャラリーを出た後は竹林の道を経由して、最も奥に位置する「灯台エリア」へと歩きましょう。このエリアに建っているのは、大久野島灯台と、かつて灯台守たちが暮らした3つの退息所と呼ばれる施設です。
「鍋島灯台退息所」。花崗岩を用いた石造建築で、正面にはトスカナ式の列柱によるベランダが設けられています。
ともに明治初期に建てられた江埼灯台退息所と鍋島灯台退息所は、イギリス人技師のブラントンが設計。それぞれ石を積み上げた洋式の住居で、鍋島灯台退息所は瓦葺きを取り入れるなど和洋折衷の様式が見られるものの、内部の間取りは洋風に設計されています。
「クダコ島灯台退息所」の別棟。手前に風呂場があり、奥は倉庫として用いられていました。
しかし明治後期に建てられたクダコ島灯台退息所は和風の建築です。何故なのでしょうか…?これは当初、灯台守は外国人が務めていましたが、この頃には日本人となったため、畳敷きなど和風の要素が盛り込まれたのです。つまり3つの退息所から、明治時代の灯台建築の変遷を見ることができます。
「鍋島灯台退息所」の内部。なお退息所では映像にて灯台守の暮らしを紹介。水の少ない瀬戸内に建っていただけに、水不足に悩まされた苦労などのエピソードが語られます。
【醤油蔵】香川の食文化に根ざす醤油づくりの原点とは?
1900年前後に建築された「醤油蔵」。18世紀後半ごろとされる梁材などもそのまま用いられています。
砂糖とともに醤油づくりが盛んだった香川県。現在は千葉県と兵庫県で全体の50%以上を占めていますが、明治期中期から昭和10年代にかけては全国でもトップクラスの生産量を誇っていました。
その代表的な産地であった旧引田町(現在の東かがわ市)あり、醤油醸造家で長年使われてきた蔵を移したのが「醤油蔵」です。
「醤油蔵」の内部に並ぶ仕込桶。醤油の匂いをわずかに感じることができました。※許可を得て蔵内で撮影。
ここには醤油麹と塩水を入れる仕込桶や、熟成したもろみを搾り取るための押槽といった、今は使われなくなってしまった用具を並べて、当時の醤油づくりを再現。
あわせて醤油屋の丁稚が書いた日記や醤油を注文するためのハガキなども展示され、醤油づくりに携わった人々の息遣いなどを感じることができます。
醤油はうどんのつゆにも欠かせない調味料であり、香川の食文化に深く根付いていますが、その美味しさの原点を醤油蔵にて学べるのです。
【収蔵庫ツアー】製造道具に隠された職人たちの知恵
「砂糖製造用具収蔵庫」の内部に並ぶ砂糖づくりに関する道具。長く非公開とされてきましたが、2022年から原則毎月第4土曜日に限ってツアー形式にて見学できるようになりました。(※)
砂糖と醤油づくりに関する資料を集めた2つの収蔵庫も「四国村ミウゼアム」ならではのスポットと言えるでしょう。
実に同村では、砂糖づくりに関する道具など937点、醤油づくりに関する道具や桶など5577点を、「砂糖製造用具収蔵庫」と「醤油製造用具収蔵庫」に収蔵。すべて国の重要有形民俗文化財の指定を受けています。
「砂糖製造用具収蔵庫」の内部より。一見、何に使われるか分からない道具もスタッフの方が丁寧に説明してくださいます。
馬の毛の網やアメリカ製粉会社が輸出用に用いていた麻布など、思いもよらない道具類も使われていた伝統的な砂糖づくり…。その秘密を砂糖製造用具収蔵庫のツアーで解き明かしてください。
※2024年12月からは来館者の要望に応じた随時開催のツアーも実施。ともに事前予約制。開催情報は四国村ミウゼアムの公式サイトをご確認ください。
【自然とアートが共鳴】流政之の彫刻作品—2025年も瀬戸内国際芸術祭の会場に
流政之による「石組」。古い民家の土台石を組み合わせて作られていて、自然と美しい調和を見せています。
「四国村ミウゼアムが一つの大きなアートだった…」と体感するのが、村内に随所に点在するアート作品です。村の中央にある「染が滝」や「石組」を手がけたのは、長崎県に生まれ、高松市の郊外の庵治(あじ)半島の北端に構えた、彫刻家の流政之です。
幅12メートルの「染が滝」。一種のランドアートとも呼べるような、四国村ミウゼアムを代表するアート作品です。
流は四国村ミウゼアムの創設者の加藤と親交が深く、「流れ坂」など開村時の設計にも大きく関わりました。ごうごうと音を立てて水が滝を落ちる様子はかなりダイナミックで、静けさに包まれた古建築と対比的な光景を見せていました。
「動物は神さまが姿を変えてここにいる」というコンセプトをもとに作られた本山ひろ子の「装う神さま」。なでうさぎとして親しまれています。
また2019年からは国内最大級の芸術祭である「瀬戸内国際芸術祭」のアート作品を展示。現在も2022年の会期で人気を博した本山ひろ子による動物のオブジェなどを村内の随所にて見ることができます。うさぎやさるがひっそり隠れるように佇む様子もかわいいのではないでしょうか。
2025年の会期においても「高松港エリア」の会場のひとつとなり、四国村ギャラリーでは企画展「猪熊弦一郎 Form, People, Living 身の回りにある、秘密と美しさ」が開催されます。
クリエイティブユニットSPREADがキュレーションを手掛け、春から秋会期にかけてSPREAD自らのインスタレーションともに猪熊のさまざまな作品が公開されるというから見逃せません。
【四国村わら家】名物・釜揚げうどんを味わう
「久米通賢先生旧宅」。平賀源内に並んで讃岐を代表する科学者である久米通賢の旧宅です。1800年頃に建てられました。
見どころ満載の四国村ミウゼアム。古建築を巡りつつ、自然を体感しながら、四国村ギャラリーなどでアート鑑賞をしていると2〜3時間はあっという間に過ぎてしまいます。
また御用蔵や砂糖しめ小屋など村内の随所にて公開されている解説とドキュメンタリー映像も大変に充実。ひとつひとつの映像とじっくり向き合いながら、先人たちの暮らしやものづくりに思いを巡らせるのも貴重な体験となることでしょう。
高松でも屈指の人気を誇る讃岐うどん店の「四国村わらや」。野菜本来の甘みが口の中いっぱいに広がるさくさくの天ぷらもおすすめです。
旅の締めくくりにてやっぱり味わいたいのが、「わら家」での讃岐うどんです。江戸時代末期の茅葺きの農家を改築した古民家で食べる釜揚げうどんはまさに絶品。もちもちの麺を香川特産の炒り子などのだしをベースとしたつゆにくぐらせて味わう瞬間、幸せすら感じてしまいます。
レトロな赤い電話ボックスが目印の洋館「四国村カフェ」。アンティークな雰囲気の中で美味しいコーヒーやスイーツを楽しめます。
四国村ミウゼアムはただの野外博物館ではなく、人々の生きた文化に触れられる場所です。歴史や建築、アート好きはもちろん、旅先で非日常を体験したい人、またのんびりと自然を楽しみたい人にもぴったり。四国旅行の思い出にぜひ一度足を運んでみてください。
展覧会情報
四国村ミウゼアム
所在地:香川県高松市屋島中町91
開館時間:9:30~17:00(入村受付、ギャラリーは16時30分まで)
休館日:火曜日(祝休日の場合は翌日)
※メンテナンスや荒天による臨時休館の場合あり。
料金:大人1,600円、大学生(学生証提示)1,000円、高校生・中学生600円、小学生以下無料。
■四国村HP
引用元:四国村ミウゼアム

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千葉県在住。美術ブログ「はろるど」管理人。主に都内の美術館や博物館に出かけては、日々、展覧会の感想をブログに書いています。過去に「いまトピ」や「楽活」などへ寄稿。雑誌「pen」オンラインのアートニュースの一部を担当しています。
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