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2023.9.22
特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が国立科学博物館にて開催!あの人気キャラクターとのコラボも!?本展の見どころ紹介。
2023年10月28日(土)~2024年2月25日(日)まで、特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が開催されます。2020年に開催を予定していた本展ですが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回改めて開催されます。
2013年の12月4日にユネスコ無形文化遺産に登録されてから10年という節目を迎える“和食”について、その歴史と本展の見どころの2点を中心に紹介します。
目次
和食の歴史って?
時代ごとに発展していく和食の流れを知ることで、本展をさらに楽しむことができます。まずは簡単に和食の歴史を遡ってみましょう。
縄文~奈良時代
奈良時代の貴族の宴会料理の再現模型 奥村彪生監修 奈良文化財研究所蔵
和食に欠かせない食材である米。縄文時代後期に中国から稲作が広まったことにより、弥生時代には米が主食として食べられるようになりました。
飛鳥・奈良時代には天武天皇により「肉食禁止令」が発布されたことで、魚や大豆、米を中心とした食文化が形成されるようになります。この「肉食禁止令」の発布は、一見すると厳しい法律に思えますが、のちの出汁や精進料理といった和食に欠かせない要素が生まれる重要なきっかけとなります。
平安~安土桃山時代
織田信長が徳川家康をもてなした本膳料理の再現模型 奥村彪生監修 御食国若狭おばま食文化館蔵
平安時代には、公家により大饗料理(だいきょうりょうり)という宴会料理が形成され、食材の切り方や盛り合わせといった見た目が重要視されるようになります。このあたりから食事を“目で楽しむ”日本ならではの文化が発展していったのではないでしょうか。
室町・戦国・安土桃山時代には、武家から客人にもてなす本膳料理が形成されたことで、今度は食事の作法を強く意識するようになります。本膳料理は「日本式儀式料理の完成形」ともいわれているため、何だか堅い印象を持つかと思いますが「食事中には会話をしない」といった現代にも通ずる作法があります。
江戸時代
江戸時代に入ると、4大名物料理である蕎麦や天ぷら、鰻、寿司といった料理を提供する屋台が登場します。屋台での食事が庶民の間で大流行したことから、次第に座敷や中庭付きの高級料亭が登場するようになります。料亭は、芸術家たちが集う交流の場として利用されており、浮世絵師の葛飾北斎や歌川広重が描いた料亭は爆発的に人気になったといわれています。
歌川広重『江戸高名会亭尽』「山谷 八百善」, Public domain, via Wikimedia Commons
明治時代
明治天皇の午餐会(1887(明治20)年5月13日)の料理の再現模型 明治記念館蔵
明治時代には奈良時代から続く「肉食禁止令」が撤廃され、肉料理を食べ始めるようになります。さらに西洋文化の流入により日本の食生活は大きく変化します。
大正時代~現代
大正時代になると、貴族の間では3大洋食であるカレーライスやオムライス、コロッケが食べられるようになります。アイスクリームやビスケットもこのあたりで参入します。
昭和・平成には、現代とほぼ変わらない食生活となり、平成25年(2013年)に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
国立科学博物館で開催される特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」の特徴って?
和食についてもっと知りたくなった方必見の特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」は、2023年10月28日(土)~2024年2月25日(日)まで開催されます。
知っているようで意外と知らない和食について、本展のみどころを3点紹介します。
みどころ①:和食を支える食材の数々
多彩な地ダイコンのレプリカ(2020年の展示風景) 国立科学博物館蔵
本展では、日本の和食を支える野菜のレプリカや魚の実物標本などが数多く展示されます。
品種改良を重ねた食材や、食材の歴史を知ることができます。
みどころ②:和食の歴史を巡る
織田信長が徳川家康をもてなした本膳料理の再現模型 奥村彪生監修 御食国若狭おばま食文化館蔵
織田信長が徳川家康をもてなした本膳料理の再現模型や、江戸時代にタイムスリップした気分になれる屋台の再現模型、当時のグルメガイドなどが展示されます。
料理屋番付 江戸時代後期 東京家政学院大学附属図書館大江文庫蔵
みどころ③:和食を映像で楽しく学ぶ
模型や標本だけでなく映像でも和食を楽しむことができます。日本近海の魚について知ることのできる映像や、四季折々の美しい和食の映像が上映されます。
インタラクティブ映像展示では、映像に手をかざすと解説が出てくるので楽しく学ぶことができます。
コラボ情報:人気キャラクターとのコラボレーション
「和食展応援キャラクター」には、今年で20周年を迎えるリラックマが決定しました。和食モチーフを身にまとった姿は、本展オリジナルイラストです。
本展特設ショップには、このオリジナルイラストを使用した会場限定グッズを展開予定です。
また、ご飯や焼鮭などの食材に扮したキャラクターたちの「お弁当ぬいぐるみ」をセットにした企画券も販売予定です。
本展でしか見ることのできない貴重なコラボレーションに、開催が待ちきれない方も多いのではないでしょうか。
特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」、皆様この機会に足を運んでみてはいかがですか。
展示会情報
特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」
会期:2023年10月28日(土)~2024年2月25日(日)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
住所:東京都台東区上野公園7-20
開演時間:9:00~17:00(最終入場時間16:30)
休館日:月曜日(ただし12月25日(月)、2月19日(月)は開館、月曜日が祝日の場合は火曜日休館)、年末年始(12月28日~1月1日)※会期等は変更になる場合がございます。
入館料:
前売券 一般・大学生1,800円、小・中・高校生500円
当日券 一般・大学生 2,000円、小・中・高校生 600円
公式サイト:「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)FAX:03-5814-9898
主催:国立科学博物館、朝日新聞社
後援:文化庁、農林水産省、和食文化学会、和食文化国民会議
協賛:キッコーマン、三和酒類、JR東日本、TOPPAN、パナソニック ホールディングス
協力:クックパッド
アクセス:JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分/東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分/京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
※敷地内に駐車場および駐輪場はございません。
画像ギャラリー
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