EVENT
2025.4.27
【埼玉】江戸時代にタイムスリップ!360度映像に没入「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」が開催中!
江戸時代のメディア「浮世絵」に没入し、時空を飛びこえて体感するイマーシブ作品を上映する革新的な展覧会が、埼玉県所沢市のところざわサクラタウンで2025年4月26日(土)~2026年1月18日(日)まで開催中です。角川武蔵野ミュージアムによる体感型デジタルアート劇場シリーズ第5弾「浮世絵 RE:BORN」は、江戸時代を代表する芸術形式を現代的に蘇らせる没入型の展示として注目を集めています。
目次
全身で浮世絵を体感する没入型展示
第1会場の模様 Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZIMultimedia content production: KARMACHINA.©角川武蔵野ミュージアム
第1会場の模様 Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZIMultimedia content production: KARMACHINA.©角川武蔵野ミュージアム
本展の最大の魅力は、1000㎡以上の巨大空間を活かした360度の映像体験です。壁面と床面に33台の高輝度プロジェクターで投影される浮世絵の世界に文字通り「没入」できます。イマーシブシアターの先駆者として35年以上のキャリアを持つジャンフランコ・イアヌッツィ氏がクリエイティブディレクターを務め、日本発のワールドプレミア作品として制作されました。
喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳といった名だたる浮世絵師たちの作品が、デジタル技術によって新たな命を吹き込まれます。名所や宿場町を巡り、芝居小屋で歌舞伎を鑑賞し、伝説の生き物や妖怪たちに囲まれる体験は、まさに江戸時代へのタイムスリップと言えるでしょう。
コラボフード・グッズ、関連イベントも魅力的!
「浮世絵 RE:BORNコラボプリントラテ」_KadoCafe
種類:3種<三代目大谷鬼次の江戸兵衛(写真左)/寛政の三美人(写真中央)/相馬の古内裏(写真右)> 価格:各800円(税込)
「浮世絵 RE:BORN コラボ朱印」_武蔵野坐令和神社
代表的な浮世絵師2名の絵をあしらった御朱印を頒布いたします。ミュージアムで浮世絵をお楽しみいただいた後、ぜひ記念にお受けください。 種類:2種 初穂料:各800円(税込)
「浮世絵 草加せんべい」_LOVE埼玉パーク Presented byJ:COM
江戸時代の風情と味を一度に楽しむ「浮世絵 草加せんべい」が登場。江戸時代から続く老舗いけだ屋(埼玉県草加市)の「草加せんべい」に、江戸時代に描かれた「浮世絵」がデザインされています。絵柄は代表的な浮世絵師の作品2種となります。
①葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 ②東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」 価格:1枚270円(税込) 提供期間:2025年4月26日(土)予定~終了日未定 ※画像はイメージです。実際の商品と異なる場合がございます。
浮世絵をモチーフにした角川武蔵野ミュージアムオリジナルグッズ_ロックミュージアムショップ
「透明水彩絵具付き 浮世絵のぬりえ」 価格:1,650円(税込)
会場案内_江戸時代のメディア「浮世絵」を全身で体感し、学び、楽しむ
浮世絵の誕生とその歴史(イントロダクション)
浮世絵の誕生から歴史的発展を解説。映像空間を楽しむ基礎知識を楽しみながら学べます。
体感型デジタルアート(第1会場)
第1会場の模様 Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZIMultimedia content production: KARMACHINA.©角川武蔵野ミュージアム
本展覧会のメインエリアとなる、アートと物語を全身で浴びて没入する体感型デジタルアートは6章構成で展開しています。
1. 東海道の旅路と日本の風景
2. 深遠なる自然、めくるめく季節
3. さまざまな女性の絵姿
4. 役者と歌舞伎の世界
5. 豪傑たちの大奮闘
6. 妖怪と伝説の中の生き物
本展では、角川武蔵野ミュージアム館長である池上彰氏による音声解説も用意されています。毎時00分から始まる上映回では、スピーカーから直接解説が流れるという新しい試みも実施。音楽面は「竜馬四重奏」を率いるヴァイオリニスト竜馬による完全書き下ろしの楽曲が会場を包みます。
その他、メインの映像体験の他にも、会場には様々な仕掛けがあります。
◆東海道五拾三次くるくるボード
歌川広重の「東海道五拾三次」を長い回廊で一望し、地名の札を回すと浮世絵が出現する参加型展示
◆浮世絵の魅力に迫る第2会場
「武者絵」「役者絵」「美人絵」「名所絵」の代表的作品や制作工程の紹介
◆浮世絵立体ジオラマ
入場無料のフォトスポットとして、浮世絵の世界を立体的に再現した空間を用意
貴重な木版画実演イベントも開催
展覧会期間中の2025年5月3日には、「浮世絵木版画 摺りの実演」イベントも予定されています。東京 高橋工房による解説付きの実演で、映像だけでは伝わりにくい紙の質感やバレン運びの様子など、浮世絵が摺り上がっていく工程を間近で見学できる貴重な機会です。
イベントサイト:https://kadcul.com/event/226
江戸時代の重要なメディアのひとつだった浮世絵は、当時の流行やファッション、人気の役者や話題の芸者などをいち早く発信する、現代のSNSにも似た存在でした。その多様な表現世界をデジタルアートで体感できる貴重な機会です。お見逃しなく!
展覧会概要
◆時を超えたジャポニズム 体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN 江戸の魂、覚醒する。
【会場】角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
【住所】埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
【会期】2025年4月26日(土)~2026年1月18日(日)
【休館日】毎週火曜日、6月2日(月)~6日(金)、12月31日(水)、2026年1月1日(木)(4月29日(火)、5月6日(火)、8月12日(火)、9月23日(火)、12月30日(火)は臨時開館)
【営業時間】10:00~18:00(最終入館は17:30)
【チケット価格(税込)】
オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
一般(大学生以上):2,700円/中高生:2,200円/小学生:1,500円/未就学児:無料
※「1DAY パスポート」チケットなどでも本展覧会をご覧いただけます。詳細は公式サイトでご確認ください。
*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報、詳細は公式サイトでご確認ください。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。
【展覧会公式サイト】https://kadcul.com/event/222
【主催】角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
【PR TIMES】角川武蔵野ミュージアムで浮世絵の世界に没入し、江戸時代にタイムスリップ!「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」池上彰館長のコメントや、コラボフード・グッズ、関連イベントなど最新情報を公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000123526.html

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