EVENT
2021.12.22
素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの作品世界!生誕160年記念『グランマ・モーゼス展 ―素敵な100年人生』
何事も若い時に始めないといけないという先入観を持っていませんか?
始めるのに遅すぎることはないという言葉に象徴される、そんな生き方を体現したアーティストをご紹介します。
70代で絵を描きはじめ、80歳でニューヨークで初個展、101歳で亡くなるまでに1,600点も描いたグランマ・モーゼス。
現在、長い人生のなかで培われた彼女の智慧(ちえ)とも言えるべき作品がご覧になれる、生誕160年記念『グランマ・モーゼス展 ―素敵な100年人生』が世田谷美術館で開催されています。
絵を描くおばあさんグランマ・モーゼス
グランマ・モーゼスは、絵を描くおばあさんとしてアメリカの国民的画家といわれ、20世紀半ばにアメリカで最も成功をおさめたアーティストのひとり。
農場の主婦であった彼女がリウマチの悪化で得意の刺繍絵が上手くいかなくなり、絵筆に持ち替えて絵画制作をスタートさせたのは70歳を過ぎてからのことです。
ニューイングランドの自然や農村の暮らしを素朴なタッチで描いた作品は、ニューヨークで展示されるやいなや人々の心を打ち、たちまちにして人気作家となりましたが、農家の主婦としての暮らしを守りながら、101歳で亡くなる年まで描きつづけました。
約130点もの彼女の智慧が詰まった作品
生誕160年記念『グランマ・モーゼス展 ―素敵な100年人生』では、絵画を始める前に得意としていた刺繍絵から、初期作品や絶筆作品、また愛用品ほか関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示しています。
グランマ・モーゼスの人物像に迫る第1章、家族や村人の素朴な日常の暮らしが伝わる第2章、心温まる特別なイベントにスポットを当てた第3章、変わらぬ美しい自然に触れられる第4章…会場を巡りながら長い人生のなかで培われた彼女の智慧が詰まった作品。
自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界に触れてみてください。
絵画から飛び出てきたようなグッズ!
本展特設ミュージアムショップでは、作品の可愛らしい絵柄を用いたオリジナル商品や、作品からインスピレーションを得たコラボ商品が並んでいます。
特に注目すべきは絵画作品から飛び出してきたかのようなモーゼス作品にも登場する完熟りんごをコトコト煮詰めシナモンで仕上げたアップルバターや、お気に入りの題材の一つ「シュガリング・オフ」からインスピレーションを得て、メープルシロップを練りこんだオリジナルレシピによる石鹸など。
ぜひモーゼスおばあさんの作品世界とともに素敵なグッズ商品も楽しんでみてくださいね。
取材・撮影・文:新麻記子
生誕160年記念『グランマ・モーゼス展 ―素敵な100年人生』
https://www.grandma-moses.jp/
会期:2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
※日時指定制 《日時指定券のご予約・ご購入はこちら》
招待券・招待状はがきをお持ちの方も日時指定が必要です。
11月20日(土)~12月28日(火)ご入場分:10月26日(火)12:00より受付
1月4日(火)~1月30日(日)ご入場分:11月25日(木)12:00より受付
2月1日(火)~2月27日(日)ご入場分:12月25日(土)12:00より受付
会場:世田谷美術館 1階展示室
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)、12/29(水)~1/3(月)
※1月10日(月・祝)は開館、翌1月11日(火)は休館
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アート・カルチャーの架け橋になりたい。やれることならなんでもやるフリーランス。日々の暮らしを豊かにしてくれるアート・カルチャー系記事の執筆業以外に、作詞家、仲介・紹介業、対話型鑑賞会のナビゲーター、アート・映像ディレクターとして活動中。
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