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EVENT

2021.12.27

暮らしと密着しているフィンランドデザインの誕生と発展のストーリーをめぐる『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』

新型コロナウイルス感染症により新しい生活様式が求められ、おうち時間を充実させるさまざまなグッズが流行っています。
その中でも、豊かな自然からインスピレーションを受けている、フィンランドデザインの家具や食器などは、シンプルで飽きがこない、機能的なデザインで、日本でも広く愛されています。

暮らしと密着しているフィンランドデザインの誕生と発展のストーリーをめぐる『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』

そんなフィンランドデザインの歴史が見られる、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』をご紹介します。

自然の美と機能美が共存するフィンランドデザイン

暮らしと密着しているフィンランドデザインの誕生と発展のストーリーをめぐる『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』

国土の7割が森林で、18万以上の湖を有する、美しい大自然からなるフィンランド。

1917年、ロシアから独立して以降、首都を中心として都市化が進み、国民の消費意欲が高まったことで、新しい家具や用品のニーズから合理化がトレンドとなり、機能的・実用的なものが求められるようになりました。

そのような背景から、フィンランドのモダニズムを牽引したアルヴァ&アイノ・アアルト、テーブルウェアに革命を起こしたカイ・フランク、マリメッコ社のテキスタイルデザインを手がけたマイヤ・イソラなど、才能あるアーティストを輩出。

彼らは湖や氷河、夏に咲き乱れる花々など、フィンランドの自然にインスピレーションを得て、フォルムやユニークなデザインやパターンを生み出していきました。

フィンランドデザインの誕生と発展のストーリーを紐解く

暮らしと密着しているフィンランドデザインの誕生と発展のストーリーをめぐる『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』

本展では、近代化していく時代のデザインの歩みを、世界的に影響をもたらしたテキスタイル、ガラス工芸、陶磁器、家具類など、50人以上のアーティストの作品から、今も広く愛されて使い継がれている、フィンランドデザインの誕生と発展のストーリーを紐解いていきます。

時代性とデザイナーごとのオリジナリティを見られるだけでなく、クリエイターたちが同時発生的にものづくりをしながら、互いに影響し合い認め合いながらも、独自の方法論を貫いている様子と、切磋琢磨し合える環境があったことが、数々の展示作品から伺えることでしょう。

会場では、1930年〜1970年代のフィンランドが近代化していく時代のデザインの歩みに焦点をあて、世界的に影響をもたらしたテキスタイル、ガラス工芸、陶磁器、家具類など、約250点の作品と約80点の資料から人気のフィンランドデザインの歩みをたどることができます。

大地からの恩恵を生活に取り入れるライフスタイル

暮らしと密着しているフィンランドデザインの誕生と発展のストーリーをめぐる『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』

フィンランドで長く使い続けられているデザインやプロダクトは、「大いなる自然を忘れない」という思想に裏付けられ、そのようなデザインに囲まれているフィンランドの人々は、大地からの恩恵を生活に取り入れるライフスタイルを愛してきました。

長く厳しい冬をおうちで快適に過ごすために、光を集めるガラスやぬくもりのある木材など、素材の特性を最大限に活用しながら、心躍る色彩で日々の生活を明るくカラフルに演出するのも、フィンランドの風土によるものだとわかります。

そして、シンプルで飽きがこない、機能的なデザインが多いのも、何世代にもわたり大切に使い続けられ、時代を超えて愛されているのも、フィンランドの丁寧な暮らしを反映していると言えるでしょう。

フィンランドデザインの可愛らしいグッズ

暮らしと密着しているフィンランドデザインの誕生と発展のストーリーをめぐる『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』

フィンランドデザインの誕生と発展のストーリーを紐解き、その歴史をより深く理解したからこそ、ぜひご自宅にもその素敵なプロダクトを持ち帰ってみては?

会場のミュージアムショップでは展示作品でも紹介されている、フィンレイソン、マリメッコ、ムーミンなどの、心ときめくさまざまな品々が並んでいます。

ぜひフィンランドのライフスタイルに倣い、おうち時間を充実させてみてください。

取材・撮影・文:新麻記子

『ザ・フィンランドデザイン展ー自然が宿るライフスタイル』
会期:2021年12月7日(火)〜2022年1月30日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
時間:10:00〜18:00(最終入館時間 17:30)
   ※毎週金・土曜日は 21:00 まで(入館は 20:30 まで)
   ※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性がございます。
    また、会期中の全ての土日祝、および最終週の1月24日(月)~30日(日)は【オンラインによる入場日時予約】が必要となります。ご来場の際には、Bunkamura HP にて最新情報をご確認ください。
ホームページ:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_Finland/

新 麻記子

新 麻記子

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アート・カルチャーの架け橋になりたい。やれることならなんでもやるフリーランス。日々の暮らしを豊かにしてくれるアート・カルチャー系記事の執筆業以外に、作詞家、仲介・紹介業、対話型鑑賞会のナビゲーター、アート・映像ディレクターとして活動中。

アート・カルチャーの架け橋になりたい。やれることならなんでもやるフリーランス。日々の暮らしを豊かにしてくれるアート・カルチャー系記事の執筆業以外に、作詞家、仲介・紹介業、対話型鑑賞会のナビゲーター、アート・映像ディレクターとして活動中。