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LIFE

2021.7.9

アート作品に合った額の選び方は?画家・佐久間露涓さんに額装のコツを聞いてみた

アート作品を飾る上で重要な存在「額装」。でも、どうやって飾ったらいいの?という方も多いのでは。

今回は、油絵や万年筆画を手掛ける画家・佐久間露涓(さくま ろけん)さんとともに画材専門店「世界堂」を訪れ、額装のコツを伺ってみました。

トップ画像撮影:佐久間露涓


額は主に「デッサン額」と「油絵の額」の2タイプ

まず、アート作品を飾る額として、大きく分けると「デッサン額」と「油絵の額」の2タイプがあります。

「デッサン額」は、紙に描かれている絵やポスターといった薄いアート作品に。

厚みがあるキャンバスの説明撮影:erini

「油絵の額」は、油絵などキャンバスに描かれた厚みがあるアート作品に使います。


「デッサン額」の場合はマットが重要

マットの説明撮影:erini

デッサン額の場合、アート作品と額の間にマットを使います。

額にマットが付いていないタイプの額もありますが、絵を額装する場合は基本的にはマットを付けたほうが、断然映えます!店舗で額を購入する際には、マットを追加する相談もできます。

マットはアート作品とガラスが直接触れるのを防ぐ効果も。


マットで高級感を上げるテクニック

マット幅説明撮影:erini

マットは既製品もありますが、額を販売する店舗であれば自由にサイズ調整することも可能。マットの幅は、マットの余白が大きいと高級感がUP。

例えるなら、フランス料理の皿の盛り付けで、真ん中に少しだけお料理が入って皿の余白を見せるように、絵にも枠の余白をつけるとより芸術的に仕上がります。


「デッサン額」の選び方の注意点

淡い絵の説明撮影:佐久間露涓

「デッサン額」は、額の中のアート作品と額とのバランスが重要になります。色彩が淡いものや線が細い繊細なアート作品の場合、フレームが豪華すぎるとアート作品が負けてしまうので、シンプルな額がオススメ。


「油絵額」の場合の選び方

油絵をそのまま展示撮影:佐久間露涓

油絵の場合、額を使わなくてもキャンバスのまま飾ることもできます。しかし額装することで、重量は増しますが豪華な雰囲気になります。

油絵はアート作品が濃厚で、額にアート作品が負けることはないため、豪華な額を使ってもバランスがとれるのが特徴です。

額装した油絵撮影:佐久間露涓

ひと昔前はアクリル製よりガラス製の額の方が、透明度が高く中のアート作品が綺麗に見えるためオススメだったのですが、最近ではアクリル製の素材が良くなりました。

現在のアクリル製の額は軽量で破損の心配も少なく、日焼け防止といったアート作品を保護する効果のある額もあるので、アクリル製の額の方が便利になってきています。


油絵の額装で高級感を増すテクニック

額の幅説明撮影:erini

額自体に厚みがあるものや、額の幅が大きい額縁を選ぶとより立体感が出て、額を含めて迫力のあるアート作品になります。


インテリアや壁面と雰囲気を合わせよう

さまざまな木枠撮影:erini

アート作品を飾る場所に合わせて額をコーディネートするのも大事です。木製の素材を使った額も多いので、家具や内装と合わせたインテリア感覚で選ぶのも〇。

シンプルなインテリアPixabay

基本は、飾る場所や壁面がシンプルな場合はスッキリしたシンプルな額を。

重厚なインテリアPixabay

重厚なインテリアやアンティーク調でまとめたお部屋であれば、重厚な額も相性が良くなってくると思います。


どんな額を選んだら良いかわからなくなったら、額を販売している店舗へアート作品を持って行き、直接相談するのが手っ取り早いです。


~画家 佐久間露涓(さくまろけん)さんプロフィール~

人は何故モノをつくるのかという問いと向き合い、人が作ったモノそのものを見つめたり、自然とくらべたりしながら描いています。

#美術検定2級 #油絵 #博物館学

エリーニ(erini)

エリーニ(erini)

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踊って漫画を読んでいるのが至福のとき。時折お絵描き。ウェブニュース媒体で記者をしています。
好きなアート作家は中島千波、ノーマン・ロックウェル、メアリー・ブレア等。

踊って漫画を読んでいるのが至福のとき。時折お絵描き。ウェブニュース媒体で記者をしています。
好きなアート作家は中島千波、ノーマン・ロックウェル、メアリー・ブレア等。