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2024.5.7

工事現場の素材で作成された神殿に鎮座するゴッデス、久保寛子の個展「鉄骨のゴッデス」が開幕しました

久保寛子の個展「鉄骨のゴッデス」が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで、6月9日(日)まで開催されています。

ポーラ銀座ビル1階の展示 久保寛子《Steel Goddess D13》2024

久保寛子の作品は、現代社会と古代文化をつなぐユニークなアプローチで知られています。彼女が使う素材は身近なものでありながら、それを使って創り出される神像や土器は、古代の信仰や日常の祈りを現代に再解釈したものとなっています。特に、ブルーシートやコンクリート、防風ネットといった工事現場で一般的に見られる素材を使うことで、彼女の作品は日常と非日常の間に新しい文脈を生み出しています。

久保寛子《青い尖底土器シリーズ》2024

近年、瀬戸内国際芸術祭2016やさいたま国際芸術祭2020などでインスタレーション作品を発表し、注目を集めてきました。今回の展覧会では新作「鉄骨のゴッデス」が展示され、その強さと同時に流動性を感じさせるスタイルは、見る人々にさまざまな感情や考察を促します。

久保寛子《鉄骨のゴッデス》2024

ポーラ銀座ビル1階の展示では、平面作品も楽しむことができるとのことで、久保さんの多様な表現方法を堪能する絶好の機会になりそうです。それぞれの作品がどのように現代の「心の拠り所」として機能しているのか、展示を通じて感じ取ることができるでしょう。

久保寛子について

1987年広島県生まれ。テキサスクリスチャン大学美術修士課程修了。先史芸術や民族芸術、文化人類学の学説のリサーチをベースに、身の回りの素材を用いて彫刻作品を制作する。近年の主な展覧会に「GO FOR KOGEI 物質的想像力と物語の縁起―マテリアル、データ、ファンタジー」(2023年 環水公園、富山県)、「浪漫台 三線藝術季」(2023年 台湾)等がある。

広島文化新人賞(2022年)、六甲ミーツ・アート公募大賞(2017年)受賞。KAMU KANAZAWA(石川)、おおさか創造千島財団(大阪)、株式会社 IZAK(富山)などに大型作品が収蔵されている。

Hiroko Kubo

展覧会概要

展覧会名:久保寛子展「鉄骨のゴッデス」
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
会期:2024年4月26日(金)~6月9日(日)※会期中無休
所在地:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
アクセス:
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線 銀座駅「A9番出口」より徒歩6分
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅「7番出口」すぐ
JR有楽町駅「京橋口改札」徒歩5分
開館時間:11:00~19:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
入場料:無料
公式サイト:久保寛子展「鉄骨のゴッデス」

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つくだゆき

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東京美術館巡りというSNSアカウントの中の人をやっております。サラリーマンのかたわら、お休みの日には、美術館巡りにいそしんでおります。もともとミーハーなので、国内外の古典的なオールドマスターが好きでしたが、去年あたりから現代アートもたしなむようになり、今が割と雑食色が強いです。

東京美術館巡りというSNSアカウントの中の人をやっております。サラリーマンのかたわら、お休みの日には、美術館巡りにいそしんでおります。もともとミーハーなので、国内外の古典的なオールドマスターが好きでしたが、去年あたりから現代アートもたしなむようになり、今が割と雑食色が強いです。

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